- 「復縁を申し込みたいけど、なんて言ったらいいの?」
- 「復縁したいことをストレートに伝えてもいいの?」
こう聞かれることがあります。
同じように悩んでいる人も多いと思います。
そんな人のために、復縁したいことを伝えるときのポイントや注意点について解説します。
復縁したいことをストレートに伝えてもいいのか?
想いを伝えることに関する相談で特に多いのが、「復縁したいことをストレートに伝えてもいいのか?」という質問です。
そしてその質問に対しては、いつも同じ回答をしています。
「復縁を申し込むときには、復縁したいことをストレートに伝えるべきです」と。
なぜなら、素直な想いをぶつけたほうが相手の心に響くから。
- 本気で復縁を望んでいること
- 他の人は考えられないこと
- 自分にとって大切な存在だということ
- 心から反省していること
- 変わるからチャンスがほしいということ
こういうことをストレートに伝えると、相手が復縁を受け入れてくれる可能性が高くなります。
難しく考えず、思いの丈をぶつければ大丈夫です。
回りくどい言い方だと断られることがある
回りくどい言い方や気持ちを抑えた言い方だと断られることもあります。
- 本気度が分からない
- 何を言いたいのか分からない
- 冷めているように聞こえる
- どうせ口だけだと思われる
このような理由から、相手がよりを戻す気にならないことがあるんです。
もちろん、どんな言い方をしても復縁を望んでいることは伝わるでしょう。
でも相手は、回りくどい言い方にイラッとしたり、「もっとストレートに言ってよ」と思ったりするはずです。
復縁したいことをストレートに伝えないと、それが理由で復縁に失敗することもありえます。
想いを伝える前にやっておいてほしいこと
復縁の成功率を高めるために、想いを伝える前にやっておいてほしいことがあります。
別れた直後ならちゃんと謝っておく
まだ別れた直後なら、自分に問題があって振られた場合は謝っておくことが大事です。
相手には今、あなたに対して怒りや悪いイメージがある状態です。その感情やイメージは、そう簡単にはなくならないと思います。
別れたときに謝罪の言葉がなかったら、さらに印象が悪くなります。
でも、ちゃんと謝っておけば、自分の非を認めていることや反省していることが伝わり、すぐに怒りが収まることがあります。謝罪の言葉がなかったことを根に持たれることもありません。
- 振られたときにしつこくすがって相手を困らせた
- 何度も復縁を迫った
- 一方的に自分の気持ちを押し付けた
- 別れを選んだ相手の気持ちを理解しようとしなかった
このように、振られたときや別れたあとにあなたが取った言動に問題があった場合も、そのことに対して一度謝っておくべきです。
ただし、すでに謝った人はそれ以上謝る必要はありません。
謝罪も、しつこいと逆効果になります。
別れてから2週間以上経っている場合は謝らないほうがいい
すでに別れてから2週間以上経っている場合も、謝るのはやめておいたほうがいいです。
やっと気持ちが落ち着き始めたタイミングなのに、また別れたときのことを思い出し、相手の中で嫌な記憶がよみがえることがあるからです。
謝るために連絡をしても、相手からしたらその流れで復縁話になるような気がして、警戒される可能性も高いです。
謝罪に関しては、「復縁をするためには謝ったほうがいい?謝罪の必要性や正しい謝り方について」という記事で詳しく解説していますので、こちらを参考にしてみてください。
改善できるところは改善しておく
あなたが振られた側なら、相手が別れたくなった理由があったはずです。
どこか嫌なところがあったんだと思います。同時に、「変わってほしい」という気持ちもあったと思います。
その場合は、嫌だったところの変化が伝われば、復縁できる可能性も高くなります。
振られた側が復縁したい場合、別れの原因となった自分の問題点が分かっていて、それが改善できるものなら、想いを伝える前に改善しておくことが重要です。
簡単なことではないかもしれませんが、変わる努力は絶対にするべきです。
より魅力的になるための自分磨きをしておく
元恋人が別れてからさらに魅力的になっていたら、誰だって気になるものです。
- 「前よりも可愛くなってる」
- 「なんかカッコよくなった気がする」
こんな風に思ってもらえたら、それがきっかけでもう一度好きになってもらえることもあります。
少しでも異性としての魅力を感じさせるためには、想いを伝える前に、より魅力的になるための自分磨きをしておくようにしましょう。
- 自分に似合う範囲でのイメチェンをする
- 相手好みの外見に近づける
このあたりを意識すればいいと思います。
復縁できる告白のセリフはあるのか?
「告白をするときに効果的なセリフを教えてください」
こう聞かれることも多いのですが、相手を怒らせるようなことや自分勝手なことを言わない限り、セリフによって復縁できるかどうかが左右されることはありません。
「こういったら復縁できる」と言えるようなセリフもありません。
単純な話、相手が復縁したい気持ちになっているときなら何を言っても復縁できるんです。
でも反対に、「復縁はありえない」「やり直す気はない」と思っているときだと、何を言っても断られるに決まっています。
つまり、セリフよりも、想いを伝えるタイミングのほうが重要になってくるわけです。
また、決められたセリフよりも、その場で自分の口から自然と出てきたセリフのほうが、真実味があって、相手にも伝わるはずです。
- 「忘れられない」
- 「他の人は考えられない」
- 「変わるからチャンスがほしい」
どれもありきたりなセリフですが、何だっていいんです。
- 相手のどんなところが好きなのか?
- どうしてその人じゃないとダメなのか?
- 復縁したいと思ったきっかけは何なのか?
どうしても不安な人は、こういったことを自問自答して、その答えを伝えるといいと思います。
相手の心に響くあなただけのセリフができるはずです。
いつ告白をしたら復縁できる?想いを伝えるのに最適なタイミング
どんなタイミングで想いを伝えるか。
それで復縁の成功率が変わってきます。
想いを伝えるタイミングに関しては、以下の点を意識してください。
しばらく距離を置いてから
別れた直後は、相手の中には「別れたい」という気持ちしかありません。
あなたのことが嫌になっていて、復縁なんか考えられない状態です。未練がない限り、告白をしても確実に断られます。しつこいと思われ、さらに嫌われることもあります。
仮に未練があったとしても、その場合はあなたから告白をしなくても、相手から復縁を申し込んでもらえます。
別れた直後に告白をするのはリスクしかありません。
想いを伝えるのは、しばらく距離を置いてからにしてください。
距離を置くと、以下の効果が期待できます。
- あなたが別れを受け入れたことが伝わる
- 相手が冷静になれる
- あなたへの警戒心がなくなる
- あなたの嫌だったところの印象が薄れる
- あなたのことを考えたり、付き合っていたときのことを思い出したりして、別れて正解だったのか自問自答をするようになる
- 寂しくなり、「連絡したい」「会いたい」という気持ちになることがある
- あなたの大切さに気づくことがある
このように、距離を置くだけで相手の気持ちが変わることがあるわけです。
そして上記のような変化が表れるのは、平均で2~3か月後です。
想いを伝えるのは、別れてから2~3か月くらい経ってからにしてください。
以前のように連絡を取ることや会うことができるようになってから
2~3か月くらい距離を置いても、相手がそれまでに復縁を考えることがなかった場合は、いきなり告白をしても断られる可能性が高いです。
それを避けるには、友達に戻り、そこで少しでも復縁を意識させることが重要です。
復縁の成功率を高めたかったら、以前のように連絡を取ることや会うことができるようになってから告白をするようにしましょう。
当たり前のように連絡が取れていて、会うこともできている状況なら、あなたへの悪い感情はないと判断していいと思います。
復縁を受け入れてくれる可能性も高いと思います。
好意を持ってくれているのが伝わってきてから
確実に復縁できるタイミングまで待てるのなら、あなたに好意を持ってくれているのが伝わってきてからにするのがベストです。
- 相手から頻繁に連絡が来るようになった
- LINEのやり取りや電話を相手が終わらせようとしない
- 相手から誘われることが増えた
- 会ったときに楽しそうにしている
- 明らかに相手の反応や接し方が変わった
- 付き合っていたときと同じように接してくれるようになった
- あなたのことを褒めてくれるようになった
- 会ったときの帰り際、帰りたくなさそうにしていることがある
- あなたのことを心配したり、力になってくれようとしたりすることがある
- 「やっぱり落ち着く」「安心する」など、安心感や居心地のよさを感じていることを口にするようになった
このような言動があったら、相手はあなたに好意を抱いている可能性があります。すでに復縁を考えているかもしれません。
このタイミングで告白をすれば、かなり高い確率で復縁できます。
想いを伝えるのは夜にする
想いを伝える時間帯は夜にすることをおすすめします。
その理由は、以下のとおりです。
- 寂しさを感じたり、人恋しくなったりする時間帯だから
- あなたのことを考えたり、復縁がチラついたりするのも、夜のことが多いから
- ゆっくりできる時間帯で、落ち着いて告白を受けることができるから
- 夜に一緒に過ごしていると、「もっと一緒にいたい」という気持ちになることや気分が高まることが多いから
どれも些細なことですが、このような理由から、夜に告白をすると成功率が高くなる傾向があります。
会う場合は自然と夜になることが多いと思うので、そのときに想いを伝えればいいと思います。
LINEやメール、電話で告白をする場合は、仕事や学校から帰って、食事もお風呂も済ませ、家でゆっくりしている時間帯に想いを伝えるといいでしょう。
次の日が休みのタイミングなら、相手はより気持ちに余裕がある状態で告白を受けることができるはずです。
ただし、相手が夜勤や交代制などで不規則な生活を送っている場合は、夜以外の、できるだけ時間に余裕があるときか、休みの日かその前日の夜に告白をするようにしてください。
想いを伝えるときに意識してほしいポイント
ここからは、想いを伝えるときに意識してほしいポイントについてお伝えします。
直接会って伝える
想いを伝える手段は、直接会って伝えるのが一番です。
声や表情、仕草などから伝わるものもあり、直接会って伝えたほうがあなたの想いや本気度が伝わりやすいからです。
文字や電話越しで伝えるよりも、目を見ながら伝えたほうが相手の心にも響きます。
遠距離の場合でも、できれば会って伝えたほうがいいです。
会えない場合はどうする?
会えない場合は、LINEやメール、電話で伝えるしかありません。
遠距離の場合やどうしても会うのが難しい場合は、それでも大丈夫です。電話ができる状況なら、自分の口から直接伝えるといいでしょう。
ただし、連絡をしても無視されている場合や会うのを断られている場合だと、話が変わってきます。
その場合は、そもそも復縁できる状況ではありません。
連絡を取ることや会うことを拒否されているということは、「もうかかわりたくない」と思われているということです。避けられている状況で復縁できるとは思えません。
つまり、連絡が取れない状況や会えない状況というのは、まだ告白をするタイミングではないわけです。
「さっさとけじめをつけたい」「ダメならダメで諦める」という気持ちで、一か八かに賭けて告白をするのなら、それでもいいと思います。
でも、絶対に復縁を成功させたかったら、もう少し時間をかけて、まずは連絡が取れる関係や会える関係を目指すべきです。
会って楽しい時間を過ごしたあとに伝える
復縁を望んでいることは、会って楽しい時間を過ごしたあとに伝えるのがおすすめです。
楽しかった余韻が残っているときは、相手も復縁したい気持ちになっていることが多いからです。
- 会話が盛り上がったとき
- 相手が楽しそうにしていたとき
こういう日の、そろそろ帰ろうかというタイミングや、一緒に帰っているときや別れ際に公園や車内などで想いを伝えれば、復縁を受け入れてくれる確率が高くなります。
「今日告白をしよう」と決意していても、いまいち盛り上がらなかったときは次の機会に先延ばしにしたほうがいいと思います。
別れの原因となったことに触れながら謝り、変わることを伝えてから告白をする
相手も復縁を決意したタイミングなら、自分の想いを伝えるだけでも復縁できます。
でも、少しでも迷いがある状態だと、復縁したいことを伝えるだけでは良い返事がもらえないことがあります。
- 「やり直しても何も変わらない気がする」
- 「どうせうまくいかないんじゃないか」
こんな気持ちが拭いきれないからです。
そこで大事になってくるのが、あなたと復縁をすることに期待感を持ってもらうことです。
- 「今なら大丈夫な気がする」
- 「今度こそうまくいくかも」
こう思ってもらう必要があるわけです。
そのためには、以下の2点を意識するようにしてください。
- 別れの原因となったことに触れながら改めて謝る
- 自分が変わることや、別れてから変わろうとしていたことなどを伝える
こうすることで、あなたが自分のダメだったところをちゃんと自覚できているのが伝わります。心から反省していることも伝わります。
その上で変わることを伝えれば、あなたの変化に期待してもらえます。
別れてから変わろうとしていたことを具体的に伝えれば、今までのあなたとは違うという印象を持ってもらえます。
実際にその変化に気づいてもらえていた場合は、あなたのことを信用してもらえます。そして、以前とは違う関係を築いていけると思ってもらえます。
あなたに非があって振られたのなら、別れの原因となった自分のダメだったところに触れながら改めて謝り、変わることを伝えてから告白をするようにしてください。
返事を保留されたときの対応の仕方
想いを伝えても、「ちょっと考えさせて」「時間がほしい」と、返事を保留されることがあるかもしれません。
その場合の対応の仕方について解説します。
その場で返事を求めない
相手に考える時間が必要なら、ちゃんとその時間を与えてあげましょう。
復縁するかどうかを決めるのは、相手です。人生にかかわることなので、悩むのも当然だと思います。
なんとなく復縁を受け入れてもらうよりも、真剣に考えて答えを出してもらったほうがお互いのためです。
すぐに答えを聞きたい気持ちは理解できますが、その場で返事を求めることはしないでください。
相手を説得しようとしない
相手を説得しようとするのもダメです。
すぐに返事がもらえないと不安になると思います。無理なんじゃないか、と。
すると、冷静さを失い、畳みかけるようにさらに想いを伝えたり、「お願いだから」と説得しようとしたりする人がいるんです。
でも、それだと相手は引いてしまいます。気持ちも冷めるかもしれません。
「考えさせて」と言われたら、「分かった」と言って、相手の気持ちを尊重してあげてください。
参考記事復縁したくても説得するのはダメ!その理由とは?別れたあとの対応の仕方も解説
保留する理由を問いたださない
- 「どうして?」
- 「すぐに答えを出せない理由があるの?」
- 「やっぱり私に何か問題があるの?」
返事を保留されるとこんな風に思うかもしれませんが、保留する理由を問いただすのもやめるべきです。
自分が責められているように感じ、あなたの印象が悪くなる可能性があるからです。
いきなり告白をされたら、戸惑うのも仕方ないと思います。復縁したい気持ちがあっても、一度考えたいと思うものです。
何か理由があったとしても、答えようがないはずです。
保留する理由を問いただすのにはデメリットしかありません。
返事を催促しない
待つことを決めても、早く返事がほしいという気持ちはなくならないと思います。
でも、相手のなかで答えが出る前に返事を求めてしまうと、彼や彼女を困らせてしまいます。「そっちの気持ちも分かるけど、こっちの気持ちも考えてほしい」と思われてしまいます。
早く聞きたいと思いますが、返事を催促するのはやめてください。
あまりに遅いときにはこちらから聞くしかありませんが、少なくとも1週間は待つようにしましょう。
それ以上待てる場合でも、2週間経っても何も言ってこなければ、あなたから聞いたほうがいいと思います。
参考記事復縁の返事待ちは2週間が目安|「考えさせて」と言う人の心理と対応の仕方も解説
復縁を断られたときの対応の仕方
ストレートに想いを伝えても断られることはあります。
一応、その際の対応の仕方も頭に入れておいてください。
相手の決断を尊重する
ここでお伝えしたことを実践しても断られた場合は、今はもう何を言っても無駄です。
それ以上想いを伝えることはせずに、相手の決断を尊重するようにしてください。
半年は想いを伝えずに様子を見る
しばらく距離を置いて告白をしてもダメだったら、その後すぐに相手の気持ちが変わることは期待できません。
ちょっと時間を置いたくらいでは、改めて想いを伝えてもまた断られると思います。
次のチャンスが来るのは、早くても半年後です。
半年は想いを伝えずに様子を見るようにしてください。
可能な場合は友達関係を継続する
復縁を断られた場合は、警戒されたり、避けられたり、気まずくなったりして、これまでのような関係ではいられなくなることがあります。
その場合は半年は距離を置き、半年以上経ってから連絡をして、友達関係に戻ることを目指します。
でも、断られたあとも友達のままでいられそうな場合は、その関係を継続するといいと思います。
たまに連絡を取り、たまに会うだけでも、友達関係を続けている間に復縁を考えてもらえるようになることがあります。
ほんの少しでも繋がることができていたら、半年もかからずに相手から復縁を申し込んでもらえるようになるかもしれません。
まとめ
告白をするときには復縁したいことをストレートに伝えるべきです。
セリフによって結果が変わることはないので、素直な想いを伝えれば大丈夫です。
それよりも、想いを伝える前の準備や告白をするタイミング、シチュエーション、別れの原因に触れることなどのほうが大事です。
ここでお伝えしたことを実践し、最後に復縁したいことをストレートに伝えていただければ、相手はあなたの想いを受け入れてくれると思います。