別れた後の言動は、復縁できるかどうかを大きく左右します。
相手の気持ちを考えた言動を取ることができたら、復縁できる可能性が高くなります。すぐに復縁できることもあります。
反対に、間違ったことをしてしまうと復縁が難しくなります。最悪の場合、復縁の可能性がなくなってしまうこともあります。
では、どんなことに気をつければいいのか?
別れた後にやってはいけないことについて解説します。
振られたあとの言動で復縁の成功率が変わる理由
復縁をするためには、別れた後の言動には細心の注意を払う必要があります。
なぜなら、あなたの言動によってはさらに嫌われてしまう可能性があるからです。
振られたとき、相手はあなたのことが嫌になっている状態です。「別れたい」と思うくらい印象が悪くなっています。
でも、別れ方に問題がなければ、相手の中に残るのは、付き合っているときに悪化した印象のみです。
それが、振られたあとに間違った言動を取ってしまうと、どうなるのか?
別れたあとにさらに嫌われ、今以上に悪いイメージを持たれてしまいます。
当然、復縁も難しくなります。
復縁できたとしても、復縁できるまでにかかる期間が長くなることもあります。
本来なら1か月でよりを戻せたはずの人が、復縁できるまで半年以上かかるようになることも少なくありません。
振られたあとにやってはいけない15の言動
最短で、そして確実に復縁を成功させるために重要なのは、やってはいけないことをやらないことです。
別れた後にやってはいけないのは、以下の15の言動です。
1.断られたのに何度も復縁を迫る
振られたときには、ちゃんと自分の想いを伝えるべきです。
別れたくなかったら、「別れたくない」「やり直したい」と伝えるのが普通です。それはまったく問題ありません。
やってはいけないのは、断られたのに何度も復縁を迫ること。
復縁を断られたということは、今は相手にやり直す気はない、ということです。
そこで何度も復縁を迫ると、「しつこい」「いい加減にして」「こっちの気持ちも考えてよ」と思われ、さらに嫌われてしまいます。
警戒心も強くなるので、避けられるようになることもあります。
想いを伝えても相手の気持ちが変わらなかったら、素直に別れを受け入れるようにしてください。
参考記事復縁したくても説得するのはダメ!その理由とは?別れたあとの対応の仕方も解説
2.相手にも非があるようなことを言う
復縁を受け入れてもらえなかったり、自分の悪かったところを責められたりしていると、イラッとしてしまうこともあると思います。
でも、相手にも非があるようなことは言ってはいけません。確実に悪く思われます。
また、お互いを悪く言い合うことで、最悪の別れ方になります。
あなたも相手に対して不満があったかもしれません。我慢をしてきたこともあったかもしれません。どうして振られないといけないのか、納得がいかないかもしれません。
でも、別れたくなるほど恋人のことが嫌になったのは、相手のほうです。
あなたにも言いたいことがあると思いますが、そこはグッとこらえるようにしてください。
3.振られた理由をしつこく聞く
相手が別れを決意したのには何か理由があるはずです。
その理由を聞きたいと思うのは当然のことだと思います。
ただ、別れを決意した理由を教えてくれないこともあります。
そんなときに振られた理由をしつこく聞くのも、やってはいけないことです。
教えてくれないということは、何か言いたくない理由があるということです。
- あなたを傷付けてしまうから
- 言いにくいことだから
- あなたが理由を自覚できていないことに呆れているから
- もう別れるんだし、今さら言う必要はないと考えているから
こういった理由が考えられます。
そして、相手はそれを察してほしいと思っているはずです。
そこでしつこく問いただすと、「こっちの気持ちも考えてほしい」という気持ちになります。すると、人の気持ちを考えられない人、という印象を持たれてしまうことがあるわけです。
本人の口から聞きたい気持ちはあると思いますが、教えてくれなかった場合は諦めるようにしてください。
参考記事別れの原因が分からない場合の復縁方法|成功率を高めるためのポイントを解説
4.復縁を諦めないことを宣言する
- 「絶対に諦めないから」
- 「ずっと好きだから」
このように、復縁を諦めないことを宣言するのもやってはいけないことです。
こんなことをすると、確実に避けられるようになります。復縁を諦めない人とは距離を置こうとするに決まっています。
未練が伝わっていると、連絡すら取れなくなることもあります。
警戒心を解くには、別れを受け入れたことを分かってもらうことが重要です。
復縁を諦めないことを宣言するのは、完全に逆効果になります。
5.これまでのように連絡をする
- 「諦めきれない」
- 「別れても繋がっていたい」
- 「せめて連絡は取っていたい」
こういう気持ちは理解できます。
でも、別れた後も連絡をすると、未練が伝わり、警戒される可能性が高いです。
あなたから連絡が来ただけで「復縁話かも」と疑うかもしれません。
自分が振った人から連絡が来れば、相手も気まずく、どう接したらいいのかも分からなくなると思います。
そんな気持ちから、あなたと連絡を取ることに抵抗感を覚えるようになることがあります。
別れた後は、少なくとも自分からはこれまでのように連絡をするのはやめたほうがいいです。
よほどの用件がない限り、しばらくは相手から連絡が来たときにだけ応じるようにしてください。
6.特に用がないのに会おうとする
- 「別れたあとも会いたい」
- 「友達としてなら会ってもいいよね」
この気持ちも理解できます。
でも、連絡をするのと同様、特に用がないのに会おうとすれば、必ず未練が伝わります。「えっ、また復縁話かも…」と警戒する人もいるはずです。
そもそも相手は、別れた人と会いたいという気持ちにはならないと思います。誘えば会ってくれるかもしれませんが、会っても気まずいだけで、楽しかったと感じる人はいないでしょう。
別れた直後は、友達として会うのにも抵抗があるタイミングです。
そんなときに会おうとしていると、音信不通になる可能性もあります。
もちろん何か用がある場合は会っても構いません。元々約束をしていたことがあったり、荷物の受け渡しのためだったり。
でも、ただ食事に行くだけ、買い物に付き合ってもらうだけ、という目的で会おうとするのはNGです。まだ恋人感覚が抜けていないように受け取られ、逆効果になります。
7.付き合っていた頃のように接する
連絡が取れている場合や会えている場合は、どうしても付き合っていた頃のように接する人が多くなります。
でも、そういうところから未練が伝わることもあります。何より、そんな接し方に相手が違和感を覚える可能性が高いです。
「どこ行ってたの?」「何してたの?」「誰と?」など、詮索するようなことをすると、相手の反感を買うことがあります。
上手くいっていても、適度な距離感は必要です。
復縁を目指すなら友達として接するようにしてください。
8.体の関係を持つ
別れたあとに体の関係を持つと、セフレ状態になってしまいます。
よりを戻すつもりはないけど、そういう気分になったときには相手をしてくれる。あなたに未練があるのは分かっているから、断られないのも分かっています。
つまり、完全に都合のいい存在になってしまうわけです。次が見つかるまでのキープとして考えている人もいると思います。
恋人ごっこができるので、それを続けている間は復縁を意識することもなくなります。
復縁をしたかったら、ちゃんとケジメをつけるべきです。
体の関係を持たないようにするのは、別れたことを相手に実感させるためにも重要なことです。
中途半端な関係を続けていると、相手の中でも恋人感覚が抜けず、「自分のもの」という認識を持ち続けることがあります。
それでは寂しさを感じることやあなたの大切さに気付くことはありません。
- 会っても体の関係は持たない
- 最初からそういうシチュエーションを作らない
- 求められても断る
- すでに関係を持ってしまったのなら、それっきりにする
こういったことを意識してください。
参考記事元彼と体の関係を持つと復縁できる可能性が低くなる4つの理由
9.相手のことを避ける
振られると、悲しさや気まずさ、怒りなどから、相手を避けようとする人も少なくありません。
でもその行為は、さらに2人の関係をギクシャクさせます。
避けられているのが分かったら、もう相手はあなたとかかわらないようにするでしょう。
避けた気まずさから、あなたも連絡をしづらくなると思います。
つらいかもしれませんが、相手のことを避けるのはやめたほうがいいです。
相手と顔を合わせることがある場合や連絡が来た場合などは、できるだけ自然体で接することを心がけてください。
10.SNSや共通の友人に相手の悪口を書いたり言ったりする
- SNSに相手の悪口を書く
- 共通の友人に相手の悪口を言う
ついやってしまいそうなことですが、SNSなら相手が目にする可能性があります。共通の友人から相手に伝わってしまうこともあります。
自分の知らないところで悪口を言われていたら、誰だっていい気がするわけがありません。
傷つき、頭にきて、「絶対に許さない」「こんな人との復縁はありえない」と思う人もいると思います。
SNSへの投稿や友人への発言などには注意をしてください。
参考記事復縁の冷却期間中のSNSの使い方|相手の投稿への反応の仕方も解説
11.優しさや気遣いをアピールする、相手を褒めて持ち上げる
復縁を望んでいる人は、相手に良い印象を持ってもらおうと優しさや気遣いをアピールしたり、相手を褒めて持ち上げようとしたりする人が多いです。別れて急に優しくする人もいます。
それでは未練が伝わってしまいます。
あえてそっけなくするのは逆効果になるのでやるべきではありませんが、不自然な優しさや気遣いも必要ありません。
気に入られようという意識は捨てて、普通に接していれば大丈夫です。
そもそも相手はあなたのことが嫌になって別れています。優しさや気遣いをアピールしたり、相手を褒めて持ち上げようとしたところで、復縁したくなるわけではありません。
それが効果を発揮するのは、冷却期間後に会ったタイミングです。
詳しくは以下の記事を参考にしてみてください。
参考記事元彼や元カノを再び惚れさせる正しい褒め方と褒めるタイミング
12.気になる異性の存在をチラつかせる
相手の気を引こうと気になる異性の存在をチラつかせる人もいますが、最初のうちはそういった駆け引きはしないようにしてください。
気を引こうとしているのがバレて、ウザイと思われる可能性が高いからです。
特に別れた直後は上手くいかないことが多いです。嫉妬させたい気持ちからやるのだと思いますが、もう相手は次に進もうとしてします。「じゃあお幸せに」と思われて終わりです。
未練がある人には効果があるかもしれませんが、そういう人にはそんなセコイことをしなくても復縁はできます。
嫉妬させるのが効果を発揮するのは、相手に好意を持ってもらえているタイミングです。
ここでお伝えしたプロセスをクリアしていけば、何度か会っているうちに相手は復縁を意識し始めます。
そのタイミングで異性の存在をチラつかせると、「このままだと手遅れになるかもしれない」と思わせることができるんです。
そうすることで、相手から復縁を申し込んでもらえるように導くことができるんですね。
あなたにも焦りがあると思いますが、最初のうちは余計なことはしないほうがいいと思います。
参考記事嫉妬させると復縁できる?復縁を意識させることができる効果的な嫉妬のさせ方とは?
13.相手に気になる人ができたのかを聞く
- 「好きな人できた?」
- 「気になる人はいるの?」
こんな風に聞くのも、ウザイと思われます。「あなたには関係ないでしょ」と。
同時に、今でも気になってしょうがない、という印象を与えます。まだ未練があることや吹っ切れていないことが伝わってしまうんです。
また、本当はそんな人はいないのに、あなたを諦めさせるために嘘をつく可能性もあります。
「いるよ」
仮にそう言われたら、それがたとえ嘘だったとしても、もう身を引くしかありません。
すごく気になることだとは思いますが、聞いたところで良いことは何にもないんです。
14.相手のことを詮索する
相手のことを詮索するのもやめてください。
- 「今日は飲みに行ってた」
- 「○○までドライブしてきた」
こんな報告を受けたときに「誰と?男?女?」みたいに詮索をする人もいるのですが、未だに恋人気分でいるように受け取られます。
異性と遊んでいたことを知り、あからさまに落ち込んだりしたら、めんどくさいと思われるに決まっています。
そういうのが本当にウザくなったら、連絡が取れなくなるかもしれません。
気になることほど興味がない振りをするくらいがちょうどいいと思います。
15.1か月もしないうちにアプローチを始める
- 別れた直後に連絡をしてはいけない。
- 会おうとするのもやめたほうがいい。
そのことについてはご理解いただけたと思います。
でも、2週間後ならいいというわけではありません。
別れてから1か月もしないうちにアプローチを始めるのは、タイミングとしてはまだ早いです。
最初にお伝えしたとおり、別れたとき、相手はあなたのことが嫌になっている状態です。一度でも復縁を迫ったのなら、警戒もされていると思います。
その悪いイメージや警戒心は、そう簡単になくなるものではありません。
ここで挙げたやってはいけないことをやらなかったとしても、最低でも1か月くらいは距離を置かないと相手の気持ちは変わりません。
一日でも早く復縁したい気持ちがあると思いますが、復縁可能な状況になるまでには1か月以上はかかります。
できれば2か月くらいは距離を置くようにしてください。
連絡をしてアプローチを始めるのは、それからです。
やってはいけないことをやってしまった場合の対処法
別れた後にやってはいけないことについてお伝えしましたが、その中のどれかをすでにやってしまった人もいると思います。
別れた後は、どうしても冷静さを失ってしまいます。感情的になり、前述した言動を突発的に取ってしまった人もいるでしょう。
あなたも今、自分が言ったことややったことを後悔しているかもしれませんね。
ただ、やってしまったものは仕方ありません。
そんなときでも以下の点を意識していただくことで、復縁の可能性を高めることができます。
同じ過ちを繰り返さないようにする
一番大事なのは、同じ過ちを繰り返さないようにすること。
振られた直後に一度か二度やったくらいなら、ほとんど影響がないこともあります。
時間が経てば、そのときに受けた悪いイメージは薄れ、「あの状況なら仕方ない」と許してくれることが多いからです。
でも、振られたあとに何度もやってはいけないことを繰り返せば、確実に状況は悪化します。
怒りや悲しみ、うんざり感、警戒心などが強くなり、いつまで経ってもその感情が消えないことがあるからです。
すでにやってはいけないことをやってしまった人は、今後絶対にやらないように気をつけてください。
3か月くらい距離を置く
さらに、3か月くらいは距離を置くようにしてください。
- これ以上印象を悪くしないため
- 怒りや悲しみ、うんざり感、警戒心などが少しでも薄れるのを待つため
こういった目的のためです。
3か月くらい経つと相手の心境に変化が表れ、友達関係に戻れるケースが増えます。連絡を取ることや会うことができるようになると、復縁できる可能性も高くなります。
まずは3か月くらい空けてから一度連絡をしてみてください。
ちゃんと返信がきた場合や相手が自然体で接してくれた場合は、そのままやり取りをして、食事に誘います。
でも、無視された場合や相手が素っ気なかった場合は、まだ悪い印象が残っている状態だと考えられます。さらに2か月くらいは距離を置くようにしてください。
具体的な方法については、「元彼・元カノとよりを戻す方法!戻ってきてもらうためのポイントを解説」を参考にしてみてください。
まとめ
別れた後は、どうしても感情に任せて行動を取ってしまうものです。
仕方のないことですが、やってはいけないことをやってしまうと復縁が難しくなることもあります。
ここでお伝えしたことはやらないように気をつけてください。
すでにやってしまった人は、同じ過ちを繰り返さないことが大事です。
一時的に状況が悪化するかもしれませんが、一度か二度やっただけなら、時間が経てば復縁可能な状況になると思います。
また、復縁したいなら言ってはいけない言葉もあります。
そのことについては以下の記事で詳しく解説していますので、こちらを参考にしてみてください。