「別れ話はLINEや電話だった。結局、そのまま会わずに別れた」
こういう話は結構聞きます。
ただ、復縁を望んでいる人は不安を感じることが多いようです。
「会わずに別れたけど復縁できるのか?」と。
ここでは、会わずに別れた場合の復縁について解説しています。
遠距離だった場合は、「遠距離の場合の復縁の可能性とやり直すための方法について」を参考にしてみてください。
会わずに別れた場合の復縁の可能性は?
会わずに別れた人が一番気になるのは、復縁の可能性だと思います。
- 「ちゃんと会って別れたカップルのほうが復縁できそうな気がする」
- 「LINEやメール、電話で終わらせるということは、会うのも嫌になっているのかも」
こんな風に感じている人が多いと思います。
でも、大丈夫です。
会わずに別れた場合でも復縁の可能性は変わりません。
そんな些細なことが復縁に影響を与えることはないんです。
会って別れ話をしようが、LINEやメール、電話で別れ話をしようが、別れてしまえば一緒です。
会わずに別れたからといって復縁の可能性が低くなることも、会って別れたから復縁の可能性が高くなることもありません。
会わずに別れた場合のメリットとデメリット
ただ、メリットとデメリットはあります。
会わずに別れた場合のメリット
会わずに別れた場合のメリットは、以下のとおりです。
メリット1.取り乱した姿を見せていない
LINEやメール、電話で別れ話をした場合でも、冷静さを失い、感情的になることはあると思います。「別れたくない」と何度もすがった人や、電話をしながら泣いてしまった人もいるでしょう。
でも、相手の前で取り乱した姿は見せていません。
会って別れ話をしていたら、もっとしつこくすがっていたかもしれません。相手に引かれるような姿を見せていたかもしれません。
つまり、別れるときに会っていたら、さらに状況が悪化していた可能性があるわけです。
それを回避できているのは、復縁をする上で非常に大きなメリットになります。
メリット2.相手の話をちゃんと聞けることが多い
LINEやメール、電話の場合、会って別れた場合と比べ、相手の話をちゃんと聞けることが多いです。
本人を目の前にすると、どうしても取り乱してしまうことがあります。そして自分の気持ちを伝えるばかりで、相手の話を聞けなくなることがよくあります。
でも、文字や会話だけなら、顔が見えない分、まずはちゃんと相手の話を聞こうという気になると思います。別れを選んだ理由や今の気持ちなどを相手が正直に話しやすいのも、LINEやメール、電話の場合です。
お互いが素直な想いを伝え合うことで、初めて本心を知って、すれ違いが埋まることもあります。
相手の話をちゃんと聞いたのなら、悪い印象は持たれていないと思います。
メリット3.相手が「会いたい」という気持ちになることがある
会って別れたとき、感謝の気持ちを伝え、笑顔でサヨナラができる人はいないと思います。どうしても後味の悪い別れ方になることがほとんどです。
そうすると相手は、「もう会わないほうがいい」と思うようになります。顔も合わせづらくなります。
でも、会わずに別れた場合は、感情的になって言い合ったケースでも、文字や会話だけです。つらそうな顔、泣いている顔、怒った表情などは見せていません。
「あんな顔を見たら、もう会えない」と相手が思うこともありません。
すると、気まずさはありながらも、「会いたい」という気持ちになることがあるんです。実際に別れたあとに誘われるケースもよくあります。
会わずに別れたからこそ別れたあとの反応が気になる、というのもあるんだと思います。
別れたあとに相手から誘われて会える状況になれば、復縁できる可能性も高くなります。
会わずに別れた場合のデメリット
反対に、会わずに別れた場合のデメリットは、ただ1つ。
会いたくないほど嫌われている可能性があることです。
- もう顔も見たくない
- 声も聞きたくない
- 話もしたくないから、LINEで済ませたい
こんな風に思われている可能性もゼロではないわけです。
当然、その場合は復縁も難しくなります。
会わずに別れようとする元彼や元カノの心理
元彼や元カノは、なぜ会わずに別れようとしたのか?
前述のとおり、会いたくないほど嫌われている可能性はあります。
でも、もしそうだとしたら、別れる前から会えなくなっていたはずです。会おうとしても何週間も何か月も断られていたのなら、会いたくないほど嫌われている可能性は考えられます。
では、少し前まで、もしくは直前まで会えていたのに会わずに別れようとしたのは、どういう心理からなのでしょうか?
それは、「会って別れ話をするのは気まずい、めんどくさい」という気持ちがあるからです。
- 別れ話をするためにわざわざ会うのは気まずい、めんどくさい
- どのタイミングで、どう切り出したらいいか分からない
- 別れを受け入れてくれないかもしれない
- しつこくすがってくるかもしれない
- 余計なことを言ってしまうかもしれない
- 相手のつらそうな顔を見たくない
- 泣かれたらめんどくさい
- いつ家に帰れるか分からない
こういう気持ちがあるから、会わずに済ませようとするわけです。LINEやメール、電話なら、一方的に別れを告げて終わらせることも、耐えられなくなったら途中でやり取りをやめることもできますからね。
誠意がないように感じると思いますが、振る側にも、恋人を悲しませるつらさや気まずさがあります。その気持ちは、ある程度は理解してあげる必要があると思います。
会わずに別れた場合の復縁方法
では、復縁をするためにはどうしたらいいのか?
会って別れた場合も会わずに別れた場合もやることは同じ
基本的に、会って別れた場合も会わずに別れた場合も、やることは同じです。
相手が別れるときに会うか会わないかは、「ちゃんと会って話したい、直接伝えたい」という気持ちがあるか、「本当は会って伝えるべきだけど、会える心境じゃないから、申し訳ないけどLINEやメール、電話で」と思っているか、の違いだけです。
これは相手の性格の問題です。でも、この性格の違いが復縁に影響を及ぼすことはありません。
別れたあとにやることは変わらないので、会わずに別れたからといって難しく考える必要はありません。
無理に会おうとしない
会わずに別れ話をされたら、「会って話したい」と思うのが当然です。たぶん、ほとんどの人がそう伝えたと思います。
それを相手が受け入れてくれたのなら、問題ありません。
でも、会ってくれなかったのであれば、それ以上は無理に会おうとはしないでください。
会わずに別れようとする元彼や元カノの心理についてはご理解いただけたと思います。
そこでお伝えしたように、相手には相手の言い分があります。
納得がいかなくても、相手の気持ちを理解してあげないと、「どうして会わずに別れようとしたこっちの気持ちを理解してくれないんだろう」と思われ、人の気持ちを考えられない人、という印象を持たれてしまいます。
「会って話したい気持ちを分かってほしい」というのはあなたにもあると思いますが、復縁を望むなら、ここでは相手の気持ちを優先すべきです。
早めに別れを受け入れる
別れたあとに状況を悪化させる行為は、しつこく復縁を迫ることです。別れを選んだ相手の気持ちを無視する行為なので、どうしても印象が悪くなります。【連絡が来る=復縁話】と思われるので、警戒心も強くなります。
そのため、復縁の成功率を高めるには、早めに別れを受け入れることが重要になってきます。
別れたときには自分の気持ちを伝えるべきです。何度か復縁を迫るのも仕方ないと思います。
でも、何を言ってもダメだったときには、今は無理だと判断してください。そして、すぐに引き下がるようにしてください。
参考記事復縁の可能性がある別れ方6選|成功率を高める別れたあとの対応の仕方も解説
冷却期間を置く
相手によりを戻す気がないようなら、本気で別れを決意したと判断するしかありません。
その場合は冷却期間が必要になります。
- お互いが冷静になるため
- 別れを受け入れたことを分かってもらうため
- 自分に対する警戒心や悪いイメージが薄れるのを待つため
しばらく距離を置くことで、上記の3つをクリアできます。どれも復縁をするためには必要なことです。
また、別れたあとに関係を断つことで、相手が一人になった寂しさを感じたり、あなたの大切さに気づいたりすることがあります。
別れの原因や状況によりますが、その期間の長さは2~3か月くらいが目安です。
- 何度も相手から連絡が来る場合は2か月
- ほとんど連絡がない場合は3か月
これを目安にしてください。
相手から連絡が来れば返信をする、誘われたら会う
冷却期間中であっても、相手から連絡が来れば返信をするようにしてください。
連絡をしてくるのは、何か用件があるか、単純に連絡を取りたいからです。無視をするのはよくありません。未練があることも考えられるので、ちゃんと応じるようにしてください。
誘われた場合も同じです。誘われるということは、会いたい気持ちがあるということです。会っていれば復縁できる可能性があります。
ただし、男性は下心があって会おうとしてくることがあるので、注意が必要です。体の関係を持ってしまうと、都合のいい存在になってしまいます。そうなると復縁が遠のいてしまうので、体を求められたら断るようにしてください。
- 相手の家やホテルには行かない
- 自分の家に上げない
- 早めに帰る
上記の点を意識し、そういうシチュエーションにならないようにするといいでしょう。
変わる努力をする
冷却期間中には、変わる努力をすることも重要です。
相手が別れたくなったのは、あなたにどこか嫌なところがあったからだと思います。今のままのあなたとはやり直す気にならないかもしれません。たとえ復縁できたとしても、何も変わっていなければ、また別れることになると思います。
自分の問題点を自覚できているのであれば、そこを改善することが必須です。
変わろうと意識していれば、2~3か月もあれば変われると思います。
嫌だったところの変化には、相手もすぐに気がつきます。「なんか変わった気がする」と思ってもらえたら、あなたのことが気になってくるはずです。
同時に、自分磨きもしておきましょう。
髪型や服装、メイク、体型など、少しでも魅力的になれるように意識して過ごしてください。
別れたときよりも可愛く(かっこよく)なれたら、久しぶりに会ったときにドキッとさせることができます。それだけで異性として見てくれるようになることもあります。
冷却期間が終わったら連絡をする
2~3か月の冷却期間が終わったら、連絡をします。
難しいことは考えず、友達感覚で気軽に連絡をすれば大丈夫です。とりあえず質問系の内容にしておけばいいでしょう。相手はその質問に答えればいいだけなので、返信しやすくなります。
とちらにしても、あなたに対する警戒心や悪いイメージがなくなっていたら返信は来るはずです。連絡が取れるようになったら、少しずつやり取りをして距離を縮めていきましょう。
もしここで無視をされたり、相手の反応が冷たかったりした場合は、まだあなたと連絡を取ることも抵抗がある状態だと考えられます。
その場合は、さらに2か月は冷却期間を置くようにしてください。
会って楽しい時間を過ごす
連絡が取れるようになり、何度かやり取りをしたら、食事に誘います。「久しぶりにご飯食べに行こう」とさらっと誘えば、断られることもないと思います。
そして会ったときには、とにかく楽しい時間を過ごすことを意識してください。「楽しい」と思ってもらえたら、「また会いたい」「もっと一緒にいたい」と思ってもらえるからです。
- 友達として気さくに接する
- できるだけ楽しい話をする
- 復縁したいと思わせようとするのはやめる
- 気に入られようとしない
- 気まずい雰囲気を作らないように気をつける
こういったことを意識すればいいと思います。
あとは、言葉や行動で変化を伝えられる場合は、さり気なくアピールをするといいでしょう。
何度か会って復縁を申し込む
その後は何度か会い、タイミングをみて復縁を申し込みます。
相手が復縁したい気持ちになっていれば、何度か会っているうちに相手から復縁を申し込まれると思います。それを待つのもありです。
ただ、いつまでも進展がない場合や自分から想いを伝えたい場合は、こちらから告白をすることも考えたほうがいいでしょう。
復縁を申し込むのは、以前のような関係に戻れて、相手が好意を持ってくれているのが伝わってきてからにすることをおすすめします。
会わずに別れた場合の復縁についてのまとめ
- 会って別れても、会わずに別れても、復縁の可能性は変わらない
- 会わずに別れた場合は、「取り乱した姿を見せていない」「相手の話をちゃんと聞けることが多い」「相手が「会いたい」という気持ちになることがある」という3つのメリットがある
- 会いたくないほど嫌われている可能性もあるが、その場合は別れる前から会えなくなっている
- 元彼や元カノが会わずに別れようとするのは、「会って別れ話をするのは気まずい、めんどくさい」という気持ちがあるから
- 会って別れた場合も会わずに別れた場合も、復縁をするためにやることは同じ
- 早めに別れを受け入れ、2~3か月程度の冷却期間を置き、【連絡をする→何度か会う→復縁を申し込む】という流れで進める
復縁を目指す場合は、ここでお伝えしたことを参考にしてみてください。