元彼には新しい彼女がいます。
それでもどうしても諦めきれず、復縁したいと思っているのですが、やっぱり無理なのでしょうか?
復縁をするためにできることがあれば教えてください。
このような相談を受けました。
「別れてすぐに相手に新しい恋人ができた」「相手に恋人がいるけど復縁したい」という相談はすごく多いです。
- 相手に新しい恋人がいても復縁できるのか?
- どうしたらいいのか?
そのことについて解説します。
元彼や元カノに新しい恋人がいても復縁できるのか?
誰もが気になっているのは、復縁できる可能性についてだと思います。
いきなり厳しいことを言うようですが、元カノに彼氏がいたら復縁は難しいです。
すでに他の人を好きになっていて、その人と付き合っている状態です。
今の恋人と別れてまで復縁したいと思わせるのは、かなり難易度が高いです。
相手に新しい恋人がいる状況では、あなたは完全に邪魔な存在になります。
相手を振り向かせようと必死になればなるほど、警戒されます。最悪の場合、ストーカーのように思われる可能性もあります。
元彼や元カノに新しい恋人がいるのであれば、現時点では引き下がるしかありません。
新しい恋人がいても復縁できる可能性はある
じゃあ復縁は無理なのか?というと、そうではありません。
新しい恋人がいても復縁できる可能性はあります。
あなたがその人と別れたように、今の恋人と上手くいかずに別れることもありえるからです。
別れることなく、そのまま結婚をする可能性も否定できません。
でも、合わないと感じてすぐに別れるかもしれません。上手くいっていても、1年後や2年後には別れているかもしれません。
他の人と付き合ったことであなたの良さを再認識し、恋人と別れる可能性もゼロではありません。
これまで多くの方をサポートしてきて、相手に新しい恋人がいた状況から復縁できたケースもたくさん見てきました。
難しい状況であるのは事実ですが、簡単に諦める必要はないと思います。
新しい恋人がいる場合は長期戦を覚悟する
元彼や元カノに新しい恋人がいても復縁できる可能性はあります。
ただ、今の恋人と別れるかどうかも、いずれ別れることになるとしてもそれがいつになるかも、誰にも分かりません。
何年もかかることも考えられます。
復縁を目指すなら、長期戦を覚悟してください。
無理やり別れさせることはできない
恋人がいる状況から復縁を目指すときに勘違いしないでほしいのは、無理やり別れさせることはできないということ。
何か特別な方法で別れさせ、そこから復縁を目指す、と思っている人もいるのですが、そうではありません。
もう一度好きになってもらい、大切さに気付いてもらい、自分のことを選んでくれるように相手の気持ちを取り戻していくんです。
「別れさせ屋」というのも存在するので、大金を払ってプロに依頼をする手もなくはないですが、さすがにそれは現実的ではないと思います。
元恋人だからこその強みもある
前の恋人と今の恋人。
前者が不利なのは間違いありませんが、元恋人だからこその強みもあります。
それは、これまで築き上げてきた関係性、安心感、思い出などです。
ドキドキやワクワク感は、何をしてもかなわないでしょう。
でも、落ち着ける感じや心を許せる感じは、今の恋人もあなたにはかなわないはずです。
また、たくさんの思い出も大きな武器になります。
それを利用して楽しかった頃のことを思い出させることができたら、あなたのことを選んでくれる可能性は十分にあります。
元彼や元カノに新しい恋人がいる状況で復縁をするために重要なこと
元彼や元カノに新しい恋人がいる状況で復縁をするためには、今の彼氏よりも魅力的だと思わせることが重要です。
そのために意識してほしいのが、以下の2つ。
- 別れに繋がった自分の問題点を改善する
- 新たな魅力を感じさせること
1.別れに繋がった自分の問題点を改善する
まずは、別れに繋がった自分の問題点を改善するようにしてください。
嫌だったところの変化が少しでも伝われば、「別れてから変わったのかな?」と思ってもらえます。
そして、「自分の知らない間に何があったのかな?」と気になり、あなたに興味を持つようになります。
すると、改めてあなたの良いところにも目を向けてくれるようになります。
今の恋人に嫌なところがあったり、うまくいっていなかったりしたら、あなたの変化を感じることで復縁を意識してもらえるようになることもあります。
2.新たな魅力を感じさせること
新たな魅力を感じさせることも重要です。
別れてから魅力的になったところを見せることで、相手をドキッとさせることができるからです。
単純な話で、久しぶりに会ったときに別れたときよりも可愛く・カッコよくなっていれば、それだけで元彼や元カノを惹きつけることができます。
別れた人が魅力的になっていたら、やっぱり気になるものです。
- イメチェンをする
- オシャレをする
- 体を鍛える
- ダイエットをする
- 大人っぽくなれるように意識する
こういったことを心がけるといいでしょう。
元彼や元カノに新しい恋人がいる場合の復縁方法
ここからは、相手に新しい恋人がいる場合の復縁方法について解説していきます。
半年は距離を置く
まずは、相手に新しい恋人ができた時期から半年は距離を置くようにしてください。
付き合い始めの半年は一番ラブラブで楽しい時期で、そこで余計なことをすると迷惑がられる可能性が高いです。
相手からしたら、2人の仲を邪魔されているように感じると思います。
- 今の恋人に悪い
- もし前の恋人と連絡を取っているのがバレたら関係が悪化するかもしれない
普通の感覚を持っている人なら、そう思うはずです。
そして、「もうこの人とはかかわらないようにしよう」と思うはずです。
「恋人がいるのに復縁を諦めていないヤバイやつ」と思われるかもしれません。
そうなると友達にも戻れなくなります。
一番ラブラブな時期である半年間は、できれば完全に関係を断つべきです。
すでに元彼や元カノと友達に戻れている場合は?
恋人がいても友達として接してくれる人もいます。
実際に、すでに友達として連絡を取り合っている人もいるかもしれません。
その場合は、恋人ができてから半年経っていなくても、今の関係を続けてかまいません。
ただ、適度な距離感は必要です。
特に意識してほしいのが、自分からは連絡をしない、会おうとしない、ということ。
友達に戻れているとは言え、相手がその関係を望んでいるとは限りません。
- 本当は距離を置きたいけど、自分からは言えない
- 前の恋人が自分に未練を抱いているのは分かっているけど、傷つけたくないから仕方なく友達として接している
- 突き放すようなことをしたら何をするか分からないから、とりあえずこのまま様子を見ようと思っている
こんな風に思っていることも考えられます。
もしそう思われていたとしたら、自分からグイグイいってしまうと完全に避けられるようになる可能性があります。
すでに友達に戻れていたとしても、自分から連絡をするのは控え、相手から連絡が来たときや誘われたときにだけ応じるようにしてください。
半年後に連絡をしてみる
半年くらい経ったら、一度連絡をしてみてください。
- 元彼や元カノの反応を見るため
- 恋人と上手くいっているのかを探るため
この2つが主な目的です。
1.元彼や元カノの反応を見るため
まず、新しい恋人との関係が落ち着き始めた頃に連絡をすることで、返信の有無や自分への接し方などから、相手の反応を見ることができます。
- 返信がない
- 返信が遅い
- 素っ気ない
- 迷惑そう
このような場合は、まだ友達としてでもあなたとかかわるのには抵抗がある状態だと判断できます。
さらに3か月~半年は距離を置くようにしてください。
反対に、返信が来て、気さくに接してくれるようなら、これから友達としてたまに連絡を取る関係を続けていきます。
2.恋人と上手くいっているのかを探るため
恋人と上手くいかなかった場合は、半年後には別れていることがあります。
連絡をして返信が来たら、近況報告をしつつ、まずは現状がどうなっているのかをさり気なく探ってみましょう。
もし別れていれば、積極的にアプローチをしてかまいません。
でも、順調にいっているようなら、適度な距離感を意識しつつ、友達として繋がっていられる関係を作っていきます。
連絡をするのは明確な目的が伝わる用件があるときだけにする
半年後に連絡をし、返信が来て、相手が友達として接してくれた場合は、これから定期的に連絡を取り合える関係を目指します。
ただ、恋人がいる状況です。どうでもいいことで頻繁に連絡をしていると、確実に警戒されます。
連絡をするのは、明確な目的が伝わる用件があるときだけにしてください。
- 「こういう用件で連絡をした」
- 「このことについて聞きたかったから連絡をした」
こんな風に、連絡をした目的がはっきりと伝われば、あなたが連絡をしてきた理由も理解してもらえます。相手が違和感を覚えることも、警戒をすることもないでしょう。
ちゃんと用件があれば、特に頻度を気にする必要もありません。
ただ、連絡をしても不自然じゃない用件というのは、そんなに頻繁に出てくるものではないと思います。無理に作ろうとすれば、どうしても不自然さが出てしまいます。
最初は月に1~2回くらいがいいかもしれません。
別にもっと間隔が空いてもかまわないので、絶対に焦らないようにしてください。
「今何してるの?」とか、「今日こんなことがあってさ~」とか、どうでもいいことで連絡をするのだけは絶対にやめましょう。
相手から連絡が来れば必ず応じる
相手から連絡が来ることがあれば、そのときは何も気にせずに必ず応じるようにしてください。
あなたと連絡を取りたくて連絡をしてきているわけですから、頻度ややり取りをする回数を気にする必要もありません。
- 未練を感じさせない
- 好意を伝えない
- 無理にやり取りを引き延ばそうとはしない
こういったことにだけ注意をしてください。
距離が縮まってきたら食事に誘ってみる
何度かやり取りをしていると、少しずつ距離が縮まっていくと思います。
- 心を開いてくれた気がする
- くだらないことでもやり取りができるようになった
- 付き合っていた頃のように接してくれるようになった
- 相手から連絡が来るようになった
こうなったら一度食事に誘ってみてください。
会わないと、あなたの変化や新たな魅力に気付いてもらうことができません。
異性として意識させ、復縁を考えてもらうには、会うことが何よりも重要です。
不安だと思いますが、恋人ができて半年~1年くらい経つと、前の恋人と会うのにも抵抗がなくなる人も多いです。「友達としてなら別にいいかな」と。
距離が縮まったように感じているのなら、相手も久しぶりにあなたと会いたくなっている可能性があります。
「久しぶりにご飯にでも行かない?」という感じでさらっと誘えば、会ってもらえると思います。
参考記事元彼や元カノと会うための正しい誘い方!復縁したい人を誘うときのポイントは?
誘うときには恋人のことに触れてはいけない
誘うときに注意してほしいのが、恋人のことには触れない、ということ。
誘うときに、「やっぱり彼女がいるから無理かな?」とか、「彼氏に悪いかな?」とか言ってしまうと、その瞬間、相手はどうしても恋人のことを考えてしまいます。
そして罪悪感が芽生え、「会うのはやめておく」と断れるケースが増えます。
恋人のことに触れるのにはデメリットしかありません。
こちらも友達として会うだけなので、恋人のことには触れずに気軽に誘うようにしてください。
共通の友人がいる場合は複数人で会う場を作るのもおすすめ
もし共通の友人がいる場合は、その友人を含めた複数人で会う場を作るのもおすすめです。
自分で計画をしてもいいですし、友人に話を持ちかけて集まる機会を作ってもらってもいいでしょう。
友人もいるのなら、相手も会いやすいと思います。
とりあえず会うことさえできれば、別れたときよりも魅力的になった姿を見てもらうことや変化をアピールすることができます。
友人もいたほうが、気まずさもなくて打ち解けやすいかもしれません。
断られたら素直に受け入れる
「恋人に申し訳ない」という理由で会うのを断られることもあります。
その場合は相手の気持ちを尊重し、素直に受け入れるようにしてください。
「会うくらいいいじゃん」と食い下がったり、あからさまに落ち込んだり不機嫌になったりするのが伝わるような態度を取ったりするのはダメです。
「そうだよね。全然いいよ」と言って、その後もたまに連絡を取り合っていたら、相手のほうが会いたくなって誘われることも少なくありません。
断られたら、しばらく様子をみるようにしてください。
会ったときには楽しい時間を過ごすことだけを意識する
別れの原因が分かっていて、自分のダメだったところを改善しようと意識していた人は、会ったときにさり気なく変化をアピールしてみてください。
普通に接していれば変化は伝わると思いますが、アピールできることがあれば少しだけ意識するといいでしょう。
見た目の変化は会った瞬間に気づいてもらえるので、何も考えなくて大丈夫です。
それ以上に大事なのが、楽しい時間を過ごすことです。
一緒に過ごした時間が楽しかったら、それだけ余韻も残ります。そして、「また会いたい」と思ってもらえるようになります。
- 今の恋人と過ごすよりもあなたと過ごしたほうが楽しい
- あなたと一緒にいると落ち着く、安心する
こう思ってもらえたら、元彼や元カノは必ず復縁を考えるようになります。
「会ったときには楽しい時間を過ごす」
とにかくそれを頭に入れておいてください。
参考記事復縁デートを成功させるための10のポイント|会ったときの接し方と注意点を解説
恋人の話は振らないようにする
会ったときも、あなたから恋人の話を振るのはやめたほうがいいです。
恋人の話を振れば、相手はその人のことを考えてしまうからです。
恋人のことは忘れさせ、2人の時間を楽しむことが、復縁を成功させるためのポイントになります。
でも、もし相手のほうから恋人の話をしてきたときには、その話に興味を示すようにしてください。
恋人の愚痴を言ってきたときには、その愚痴に軽く共感をするようにするといいでしょう。
ただ、一緒になってその人のことを悪く言うと、「あなたに何が分かるの?」「そこまで言われたくない」と反感を買うことがあるので、気をつけてください。
「それは大変だね」というくらいにとどめておいたほうがいいでしょう。
焦って何度も会おうとはしない
恋人がいると、前の恋人と何度も会うのに抵抗感を覚える人がいます。
一度会って楽しくても、何度も会うのは悪い気がする、と感じる人がいるんですね。
なので、自然と会う流れになるまでは、2回目以降は焦って会おうとはしないでください。
あまりグイグイいってしまうと、せっかく順調にいっているのに距離を置かれるようになることがあるので、注意が必要です。
もちろん、会えそうな雰囲気があれば誘ってもかまいません。
会ったあとは少し距離を置くのもおすすめ
一度会ったあと、もしくは何度か会ったあとには、少し距離を置くのもおすすめです。
- 「あんなに楽しかったのに、どうしたんだろう」
- 「寂しいな」
こんな感情が芽生え、よりあなたのことを意識するようになる可能性があるからです。
あらさまに避けるのは逆効果になりますが、少し素っ気なくしたり、連絡を取らない期間を作ったりしてみるといいと思います。
相手が戻ってきてくれるまで待つ
元彼や元カノに恋人がいる場合は、会えるところまで関係が進展したら、もうあとは余計なことはしないほうがいいです。
今の恋人を選ぶか、あなたを選ぶか。
それは相手が決断することです。
たとえあなたに気持ちが傾いていたとしても、その決断には時間がかかると思います。
強引に戻ってきてもらおうとしたり、恋人がいるのに復縁を迫ったりすると、相手を苦しめてしまいます。
そうなると無難な選択をして、今の恋人を選ぶケースが増えます。
会えるところまで進展しているのなら、あとは相手が戻ってきてくれるのを待ったほうがいいと思います。
まだ恋人と別れていない状況で復縁を申し込むのは、「これでダメなら諦める」と心に決めてからにしてください。
新しい恋人の存在を知ったときの対応の仕方
新しい恋人の存在を知ったときの対応の仕方によっても復縁の成功率が左右されることがあります。
恋人の存在を知ったのが、周りから間接的に聞いたのか、本人から直接聞いたのか、によって対応の仕方も変わってきます。
SNSや友人などから間接的に見聞きした場合
SNSや友人などから間接的に見聞きした場合は、あなたから恋人のことには絶対に触れないようにしてください。
本人がそのことを自分から口にしない限り、恋人がいることを知らない前提で、友達として堂々と接してください。知らんぷりをしていていいんです。
もしあなたが恋人のことに触れてしまえば、これから先、連絡をすることも会うことも遠慮しなければならなくなります。
恋人がいるのを知っておきながら連絡をしたり誘ったりしていたら、相手も違和感を覚えるはずです。
友達としての関係を作りづらくなるので、恋人がいるのは知らない状態で進めていってください。
本人から直接聞かされた場合
本人から直接聞いた場合はごまかしようがありません。
でも、あまり恋人の存在を意識する必要はありません。
あなたは友達としての立場を貫いてください。
本人から聞いた場合も、あまり自分から恋人のことには触れないほうがいいです。
LINEやメールをするたびに「彼氏(彼女)がいるのに迷惑だよね」と書いたり、誘うときに「会わないほうがいいかな」と言ったりするのもやめましょう。
復縁成功までの目安となる期間
これに関しては、相手が恋人とどのくらい続くのか、ということが大きく関係してくるので、一概には言えません。
例えば、性格が合わなかったり、嫌なところばかりが目に付いたりして、1か月程度で別れる可能性もあります。その場合は冷却期間は3か月くらいで済むので、復縁までの期間も短くできます。
逆に、新しい恋人のことが好きで好きでたまらなくて、2人の関係も上手くいっている場合は、そう簡単に別れを選ぶことはないと思います。1年かかるかもしれませんし、2年かかるかもしれません。
長期戦も覚悟しておいたほうがいいでしょう。
ただ、そのまま結婚をする可能性もゼロではありません。
そうなったら諦めるしかなくなります。
別れるのを期待して何年でも待ち続けるか、「このくらい待ってもダメだったら諦める」というように自分の中で期限を設けるか、あらかじめ決めておいたほうがいいかもしれません。
最後に
相手に新しい恋人がいても復縁は可能です。
それ以外のケースと比べると注意すべき点が多いですが、もう一度好きになってもらうためのプロセスに大きな違いはありません。
ただ、状況によっては復縁が難しいこともあります。今の恋人との関係がどうなるかで変わってきます。
長期戦になることも、こちらからはどうすることもできない時間が長くなることも覚悟しないといけません。
それでもここでお伝えしたことを参考にしていただければ、復縁できる可能性は高くなると思います。