「復縁したいのに、友達止まり…」
こう悩んでいる人から相談を受けることがよくあります。
友達には戻れたけど、そこから先に進めない。
そんな状況だと、どうしても不安や焦りが大きくなると思います。
- では、なぜ友達の状態から進展がないのか?
- 復縁したいと思わせるにはどうしたらいいのか?
そのことについて解説します。
元彼や元カノと友達止まりになっている原因
元彼や元カノと友達止まりになっているのには、以下の原因が考えられます。
友達と接するときと同じ接し方を続けている
別れたあとは警戒されていることが多いため、まずは友達に戻ることを目指します。
そのためには、あなたが元彼や元カノを友達として見ることが大事になってきます。そして、友達と接するときと同じ接し方をすることで、相手に友達として受け入れてもらいます。
でも、いつまでもその接し方を続けていたら、友達止まりになってしまうことがあります。
多少は自分に好意を持ってくれているのが伝わってこないと、あなたのことを意識するきっかけがないわけです。
最初は未練を感じさせてはいけませんが、友達に戻ってからもずっと同じ接し方を続けている場合は、それが原因で関係が進展しないのかもしれません。
新鮮味がなくてつまらなくなっている
- 連絡をする間隔や内容にメリハリがない
- いつも食事に行くだけ
- 会っても毎回同じような時間を過ごしている
このような場合、新鮮味がなくてつまらなくなっている可能性があります。
連絡を取っていても会っていても刺激がないので、友達としか見れないわけです。
- 「楽しい」
- 「また会いたい」
- 「もっと連絡を取っていたい」
そう思うことがなければ、復縁したい気持ちになることもないでしょう。
嫌なところが目につくことがある
たとえ相手が復縁を意識することがあったとしても、少しでもあなたの嫌なところが目につけば、「やっぱり復縁はやめておこう」という気持ちになると思います。
- 別れの原因となったところを相手の前で見せてしまい、「ここが嫌で別れたんだった」と再確認させてしまった
- あなたの言動で嫌な気持ちになり、印象が悪くなった
このようなことがあると、友達として関係を続けるのは問題ないけど、異性としては見れなくなるでしょう。
- 付き合っていたときと同じ過ちを繰り返してしまった
- 元彼や元カノを嫌な気持ちにさせるようなことを言ってしまった(やってしまった)
- 相手の機嫌が悪くなったことがあった
その心当たりがある場合は、あなたの嫌なところが目についたから友達止まりになっている可能性があります。
魅力を感じなくなっている
友達から進まないのは、単純にあなたに魅力を感じなくなっている可能性もあります。
つまり、あなたを見てもドキッとしなくなっているわけです。
それは、外見によるところが大きいです。
- 付き合っていたときと見た目がまったく同じで、会ってもなんとも思わない
- 別れてから体型や髪形が変わり、好みじゃなくなった
このような理由から、異性として見れなくなっているのかもしれません。
一度気持ちが冷めると、気持ちが冷めたときと同じ姿を見ても魅力を感じないことがあります。
好みの見た目じゃなくなったら、「前のほうがよかった」と思うばかりで、再び恋愛感情が芽生えることもありません。
他に気になっている人がいる
他に気になっている人や惹かれている人がいるから友達止まりになっていることも考えられます。
こればかりはどうしようもありません。
でも、これからも友達の状態を続けていくことで、他の人に向いている気持ちを自分のほうに向けることができるかもしれません。
気になっている人がいるか知りたい人は、一度聞いてみてもいいと思います。
友達の状態が続いているほうが復縁をする上でのメリットが多い
復縁を望んでいる人は、誰もが「一日でも早く復縁したい」と思っているでしょう。
確かに、早く復縁できればそれに越したことはありません。
でも、友達の状態が続いているほうが復縁をする上でのメリットが多いです。
気軽に連絡ができて会いやすい
復縁を望んでいる人の多くは、友達に戻るのに苦労します。
警戒され、悪いイメージも持たれているため、連絡を取ることや会うことができずに終わってしまうことも少なくありません。
でも、友達に戻れているのなら、気軽に連絡ができると思います。相手から連絡が来ることもあるでしょう。
会いやすい状況でもあります。
そして会っていれば、ちょっとしたきっかけでもう一度好きになってもらえます。
今は友達止まりだと感じていても、近いうちに復縁できる可能性は十分にあります。
悪く思われていないから復縁しやすい
別れても友達でいられるということは、嫌われていないということです。
何度も会えているのなら、別に会うのも嫌がっていないと判断できます。
悪く思われていなければ復縁もしやすいです。
相手の反応の変化が分かりやすい
友達の状態が続いていると、連絡を取っているときや会っているときの相手の変化にも気付きやすいと思います。
- 最近相手から連絡が来ることが増えた
- 最初の頃よりも心を開いてくれたのが分かる
- 付き合っていた頃と同じように接してくれるようになった
- なんとなく好意を持ってくれているような気がする
こういう些細な変化にも気付けると思います。
復縁が近づいているときにも、相手の反応や接し方に何かしらの変化があります。
そのタイミングで想いを伝えれば、復縁の成功率も高くなります。
復縁後に上手くいく可能性が高い
復縁を目指している人は、復縁することしか頭にない人がほとんどです。
でも、ちょっと考えてみてほしいんです。
たとえよりを戻すことができたとしても、結局別れることになったら意味がないと思いませんか?
では、その上でもう一度考えてみてください。
- 別れてすぐに復縁できたカップルや、冷却期間を置いたあと、一度か二度会って復縁できたカップル
- しばらく友達関係を続けながら、時間をかけて相手に復縁を決意してもらい、やり直したカップル
- どちらが上手くいくと思いますか?
- 復縁後、結婚できる可能性が高いのは、どちらだと思いますか?
明らかに後者です。
すぐに復縁できた場合は、一時的な感情で戻ってきただけで、またすぐに別れたくなる人が非常に多いです。
別れてすぐによりを戻したくなる人や、ちょっと会っただけで復縁を決意する人は、気持ちが変わりやすい人が多いんですね。
つまり、前者の場合は別れを繰り返すことになる可能性が高いわけです。
でも、後者の場合は違います。
友達の状態を続けながら少しずつ良い印象を持ってもらい、悩みや葛藤がありながらも時間をかけて復縁を決意してもらえたら、よほどのことがない限り、その気持ちが揺らぐことはないと思います。
友達として連絡を取り、会って、じっくりと関係を縮めていく。
その過程であなたの変化に気づいてもらい、魅力も再認識してもらう。
「この人と一緒にいるとやっぱり落ち着く。安心できる。居心地がいい」と思ってもらう。
そして、「やり直したい」「一緒になりたい」と思ってもらう。
たとえ時間がかかったとしても、こんな風に思ってもらえたら、復縁後に温度差を感じたり、別れを繰り返したりすることもなくなります。
「復縁を決意するまでには迷いや葛藤があったけど、それでも一緒になりたいと思った」
こういう気持ちで戻ってきてくれたら、その時点で相手は将来のことを考えています。将来を見据え、一緒になることを前提にやり直したいと思っています。
復縁できるまでに友達の状態が長かったカップルは、復縁後に結婚できる確率が高くなります。
友達の状態から復縁をするためにやるべきこと
ここからは、友達止まりの状態から復縁をするためにやるべきことについて解説します。
ほんの少しだけ好意を見せる
復縁したいとき、最初は警戒される恐れがあるので、未練を感じさせてはいけません。
でも、友達に戻れて、その関係を続けることができているのなら、もう警戒されることはそれほど気にしなくて大丈夫です。
反対に、未練を感じさせないように気にし過ぎていると、どうしてもぎこちなくなってしまいます。
また、友達と接するときと同じ接し方をあなたが続けていると、相手もあなたのことを友達としか見れなくなってしまうことがあります。
そんなときは、ほんの少しだけ好意を見せるのが効果的です。
人は、自分に好意を持ってくれている人のことを意識するようになります。
これは、別れた人に対しても同じです。
警戒されているときに好意を見せるのは逆効果になりますが、友達に戻れているのなら、あなたへの警戒心や悪い感情はなくなっています。
「まだ自分に好意を持ってくれているのかな」と思うと、自然とあなたのことを意識するようになる状況です。
ある程度距離が縮まってからは、あなたがまだ好意を持っていることをさり気なくアピールしてみましょう。
- 相手を褒める
- 相手の良いところを伝える
- 「一緒にいると落ち着く」と言ってみる
- 自分から誘って会ったとき、「急に会いたくなって」と言ってみる
- 相手から誘われたとき、「ちょうど自分も会いたいと思っていた」と言ってみる
こういうことをさらっと言うと、異性として見てもらえるようになる可能性があります。
外見の自分磨きをして相手をドキッとさせる
異性として意識させるためには、「かわいくなった」「カッコよくなった」「大人っぽくなった」など、別れてからより魅力的になったところを見せることが重要です。
本来はそのために冷却期間中に自分磨きをやっておきます。
でも、自分磨きをやっていなかった人は、今からでも外見の変化を意識してみてください。
- 自分に似合う範囲でイメチェンをする
- 相手の好みの見た目に近づける
このあたりならすぐにできると思います。
デート内容を変えて新鮮さを感じさせる
デートがマンネリ化している人は、デート内容を変えて新鮮さを感じさせるのも効果的です。
- いつも食事に行くだけなら、たまには違うデートをしてみる
- いつも同じようなお店に行っているのなら、今まで行ったことがないようなお店に行ってみる
- いつも相手に合わせていたのなら、自分の行きたい所ややりたいことに付き合ってもらう
- いつも近場で済ませているのなら、たまには遠出をしてみる
- 思い出の場所に行ってみる
このようなことを意識すると、新たな刺激や楽しさ、懐かしさなどを感じ、さらに距離が縮まると思います。
あくまでも友達としてなので、いかにも恋人とするようなデートは避けるべきですが、少しメリハリをつけると関係性も変わるはずです。
思い出話をして楽しかった記憶をよみがえらせる
元彼や元カノに復縁を考えてもらうためには、「楽しかったあの頃に戻りたい」と思わせるのが有効です。
すでに何度も会えているのなら、今度会ったときには思い出話をしてみてください。そうやって楽しかった記憶をよみがえらせるんです。
2人にとっての特別な思い出や、相手の記憶に強く残っていそうな出来事があれば、それを話題にするといいでしょう。
「こんなことがあったよね」と、実際にあった出来事を具体的に挙げると、当時のことを鮮明に思い出してもらえると思います。
そして、「あの頃は楽しかった」「あの頃に戻りたい」と思ってもらえたら、復縁も考えるようになるはずです。
接し方や対応の仕方を変えて違和感を与える
- 連絡が来たときに返信を遅らせる
- 今までダラダラやり取りを続けていたのなら、必要最低限のやり取りで終わらせてみる
- 「明日朝早いから」などと適当に理由をつけて、会っても早めに帰り、物足りなさを感じさせる
- 誘われても、「その日は予定がある」と言って断ってみる
このように、接し方や対応の仕方を変えると、相手は違和感を覚えます。
- 「どうしたんだろう?」
- 「なんか素っ気ないな」
- 「他に気になる人でもできたのかな」と。
そしてその違和感が、あなたのことを意識することに繋がります。
今まで以上に気になる存在になると思います。
少し距離を置いてあなたのことを意識させる
- 連絡をするのをしばらく控える
- 会わない期間を作る
こうやってあえて距離を置くことで、あなたのことを意識させることができます。
頻繁に連絡を取っていた人や会っていた人には特に効果的です。
寂しさを感じたり、会いたい気持ちが高まったりして、好きな気持ちがあることに気付くこともあります。
- 週に何度も連絡を取っていた、会っていた、という人は、最低でも1週間は距離を置く
- 週1くらいのペースで連絡を取っていた、会っていた、という人は、最低でも2週間は距離を置く
こんな感じで、これまでよりも長く間隔を空けるようにしてみてください。
友達から進展がない場合の注意点
友達から進展がない場合は、以下の点に注意してください。
焦って距離を縮めようとしない
関係が進展しないと、どうしても焦る気持ちが出てくると思います。
でも、前述したように、友達関係が続いている状態はメリットがたくさんあります。
友達止まりの状態から復縁をするためにやるべきことをお伝えしましたが、それを意識していれば、少しずつ関係は進展します。
絶対に焦って距離を縮めようとはしないでください。
告白をするのは好意を持ってくれているのが伝わってきてから
焦りがあると、「もう告白をしてしまおう」と考える人もいると思います。
でも告白をするのは、相手が好意を持ってくれているのが伝わってきてからにしてください。
なんの手応えもないのに一か八かで告白をしても断られる可能性が高いですが、相手の反応に変化があってから想いを伝えれば、復縁を受け入れてくれる確率はかなり高くなります。
最後まで体の関係は持たない
友達の状態が長く続いていると、どうしても体の関係を持つ人が増えます。
自然とお互いが求め合うことも多いと思います。
でも、体の関係を持ってしまうと、都合のいい存在になってしまいます。そういう存在としか見られなくなることもあります。
せっかく友達関係になれて、あと少しでもう一度好きになってもらえる状況なのに、恋人ではなくセフレに発展してしまう可能性があるわけです。
そこに関しては、復縁できるまでちゃんとけじめをつけるべきです。
友達関係が悪化した場合の対応の仕方
今後、もしかしたら友達関係が悪化することがあるかもしれません。
- 連絡をしても返信が来なくなったとか、
- 相手から連絡が来なくなったとか、
- 誘っても断られるようになったとか、
- 急に相手が冷たくなったとか、
- 会っても機嫌が悪そう、つまらなそうにしているとか。
このような場合は、相手に何か心境の変化があったと判断できます。
その理由としては、以下のようなものが考えられます。
- あなたの言動で嫌な気持ちになった
- あなたの嫌なところが目について気持ちが冷めた
- 別れた人と友達関係になっていることに違和感を覚えるようになった
- 周りの人から「今の関係はおかしい」というようなことを言われた
- ちょっと距離を置きたいと思うようになった
- 他に気になる人ができた
他の理由の可能性もありますが、どちらにしても何か理由があって態度に変化があったことに変わりありません。
そしてこうなると、いったん距離を置くしかありません。相手がそれを望んでいる可能性が高いので、受け入れるしかない状況です。
とりあえず2週間~1か月くらいは自分から連絡をするのは控え、様子を見るようにしてください。
相手の心境の変化が一時的なものだとしたら、すぐに元の関係に戻れると思います。
でも、1か月くらい経っても相手の態度が変わらなければ、さらに2~3か月くらいは距離を置くようにしてください。
参考記事復縁はいつまで待つべき?迷っている人に参考にしてほしい判断の仕方
友達止まりから復縁をする方法についてのまとめ
友達止まりで終わりそうだと感じている人に向けて、友達としか見られていない原因や、復縁を意識させるためにやるべきことについてお伝えしました。
不安だと思いますが、友達に戻れている状況は復縁しやすい状況でもあります。
友達の状態を続けながら時間をかけて復縁をすれば、別れを繰り返すことがなく、結婚できる可能性も高くなります。
焦らず、ここでお伝えしたことを参考にしていただければ、関係を進展させることができるはずです。
希望を持って、もう少しだけ頑張ってみてください。