別れて1年以上経っている方から復縁に関する相談を受けることがあります。
「別れて1年経ちましたが、復縁は可能ですか?」と。
また、別れて1年後の男性心理と女性心理について聞かれることもあります。復縁を望んでいる方なら、誰もが気になることだと思います。
ここでは、別れて1年後の男性心理と女性心理、そして1年以上経っている場合の復縁の可能性について解説しています。
別れて1年後の男性心理と女性心理
別れた直後と数か月経ってからでは、元彼や元カノの気持ちは変わっています。
時間の経過とともに、まず元恋人に対する警戒心や悪いイメージが薄れます。
半年も経てば、良いところや楽しかった出来事を思い出すことも増えます。寂しさを感じたり、恋人が欲しくなったりするのも、この頃です。
参考記事別れて半年後の男性心理と女性心理は?半年経っていると復縁は難しいのか?
では、別れて1年以上経っている場合はどうなのでしょうか?
私は、サポートをした方が復縁できたとき、そのお相手の方にお話を伺うことがあります。今後の参考のために、復縁を決意した理由やそれまでの心境の変化などを聞くようにしているんですね。
他にもそのときに必ず聞くのが、「別れてから距離を置いていた間の気持ち」です。
別れた直後に復縁相談を受けた場合、数か月の冷却期間が必要になることがあります。
冷却期間が3か月必要だった場合は、
- 「その3か月間、どんな気持ちだったのか?」
- 「別れた直後と1か月後、2か月後、3か月後では、どういう心境の変化があったのか?」
ということを聞くんです。
サポートをする方の中には、別れてから半年や1年以上経ってから復縁を決意し、そこから相談をされる方も多くいます。
なので、半年から1年以上経った頃のお相手の心境もたくさん伺ってきました。
そこから分かったのは、「別れて1年後には、良くも悪くも元彼や元カノのことを何とも思っていなかった方がほとんどだった」ということです。
嫌な感情が残っているわけでもなく、かといって特に良い感情も持っていなかった。
たまに思い出し、「最近どうしてるのかな?」と考えるくらい。
そのときに、久しぶりに連絡を取りたいとか会いたいという気持ちになるけど、その一瞬だけで、実際に行動を起こそうという気にはならない。
復縁を意識することもない。
こういう方がほとんどでした。
もちろん、その間に別れた人の大切さに気付くこともあると思います。
でも、さすがに1年も経つと気持ちは完全に切り替わっていて、特別な感情が芽生えることはないようです。
ちなみに、その頃の心理としては、男女ともに、「恋人が欲しくなっていた」とか、「出会いを求めていた」という回答も多かったです。
別れて1年以上経っている場合の復縁の可能性
もう何とも思われていない…。
だとすると、1年以上経っていると復縁は難しいのか?
いいえ、そんなことはありません。
別れて1年以上経っている場合は復縁できる可能性が高い状況です。
何とも思われていないからこそ、もう一度好きになってもらいやすいんです。
あなたに対する警戒心や悪いイメージはほぼなくなっています。だから、連絡を取ることにも会うことにも抵抗がない状態です。連絡を取っているときも、会っているときも、完全にフラットな状態で接してくれるはずです。
何とも思われていないから、あなたの良い一面が見れたら、すぐに良い印象を持ってもらえます。「こんなところが好きだったな」と再認識してもらえる可能性も高いです。
純粋に久しぶりの再会を楽しんでもらえるので、楽しい、懐かしい、落ち着く、という感情も持ってもらいやすいです。
そして実際に楽しい時間を過ごすことができたら、「また会いたい」と思ってもらえるはずです。
何度か会っていれば、それだけで復縁できる人もいるでしょう。
別れの原因となった部分の変化や、別れてからより魅力的になったところを見せることができたら確実です。
私がサポートをした方は、1年以上経っているケースだと2週間~1か月くらいで復縁できています。復縁できなかったケースはありません。
自己流ではそうはいかないかもしれませんが、別れて1年以上経っている場合は復縁できる可能性が高い状況だということをご理解いただけたでしょうか?
復縁の難易度が高くなるケース
とはいえ、復縁の難易度が高くなるケースもあります。
- 相手に好きな人や新しい恋人がいる
- もう別れているけど、あなたのあとに付き合った人のことを忘れられずにいる
- 相手の好みとは違う姿になっている
- よくないほうに性格が変わった
こういったケースです。
相手に好きな人や新しい恋人がいる
別れてから1年以上経っていれば、相手に好きな人や新しい恋人ができていても不思議ではありません。
当然、その場合は復縁は難しくなります。
- 連絡が取れるのであれば、定期的に連絡を取る
- 相手が会ってくれるのなら、たまに食事に行くような関係を続ける
- 恋人と別れるのを期待して、別れるまで待つ
できるのは、これくらいです。
連絡をしても無視されたり、恋人がいるからという理由で連絡を取ることを拒まれたりしたら、さらに半年以上時間を置くか、別れるまで待つしかありません。
復縁できたとしても、かなり時間がかかる可能性があります。
もう別れているけど、あなたのあとに付き合った人のことを忘れられずにいる
もう別れているけど、あなたのあとに付き合った人のことを忘れられずにいる場合も、復縁の難易度は高くなります。
あなた以上にその人の存在が大きくなっているからです。
その人のことしか考えられない状態なので、連絡を取ることや会うことができても、全く相手にしてもらえないかもしれません。
もう完全に過去の人だと思われている可能性があります。
そこから相手の気持ちを自分のほうに向けるには、時間をかけながら、かなり慎重に進めていかなければなりません。
もし相手からその事実を知らされたときには、長期戦を覚悟したほうがいいでしょう。
相手の好みとは違う姿になっている
髪型や体型などの外見が相手の好みとは違う姿になっている場合は、会ったときにガッカリされる可能性があります。
久しぶりに会う場合は、第一印象が重要です。
- 「可愛く(カッコよく)なっている」
- 「自分の好みに近づいてる」
こんな風に思ってもらえたら、それだけでドキッとさせることができます。
でも、「前のほうがよかった」と思われたら、興味を持ってもらえません。
髪型を変えたり、体型が変わったりして、それが相手の好みとは違う姿になっているという自覚があるのであれば、会うのはそこを変えてからにしたほうがいいでしょう。
髪の毛を伸ばす必要がある方や、痩せたり太ったりする必要がある方は、復縁できるまでにしばらく時間がかかるかもしれません。
よくないほうに性格が変わった
別れたあとは、落ち込み、つらい日々を過ごしたと思います。それは当然のことです。
でも中には、いつまでも立ち直れなくて、人付き合いを避けるようになったり、性格が暗くなったり、鬱になったりする方も少なくありません。
そういう状態では、久しぶりに会っても良い印象を持ってもらうことはできません。「何が会ったのか分からないけど、もう会うのはやめておこう」と思われても仕方がないと思います。
人によっては、その状況を変えるのは簡単なことではないでしょう。かなり時間がかかることもあると思います。
そういう意味で、復縁も難しくなります。
別れて1年以上経っている場合の復縁方法
1年以上経っているからといって、復縁をするのに特別なことをする必要はありません。
冷却期間はいらないので、すぐにでも連絡をしてみてください。そして会う約束を取り付け、早めに会うようにしてください。
そこで意識していほしいのは、以下の3点。
- 別れの原因となった部分の変化をアピールすること
- 楽しい時間を過ごすこと
- 付き合っていたときの楽しかった思い出をよみがえらせること
これだけ意識していれば、復縁できると思います。