先日、このようなご相談をいただきました。
彼と別れて2週間が経ちました。こちらのサイトを見て冷却期間に入ったのですが、最近彼から連絡が来ることが増えて、昨日は彼に誘われて映画と食事にも行ってきました。
そこで気になったのですが、これって彼に未練が残っているということなんでしょうか?もしそうだとしたら、何をすればいいのかも教えてもらえませんか?
できれば一日でも早く復縁したいと思っています。
- 彼に未練がある気がするけど、本当にそうなのか?
- もし未練が残っているとしたら、何をしたら復縁できるのか?
ということですね。
こういう相談は多いので、ここではそのことについて解説したいと思います。
未練が残っている人の特徴
まず重要なのは、本当に未練があるのか、ということです。
詳しく話を聞かないと分からないことではありますが、未練が残っている人には以下のような特徴があります。
別れ話をしているときに泣いていた
別れ話をしているときに相手が泣いていた場合は、大きく分けて以下の3つの可能性が考えられます。
- 何か理由があって別れを決意したけど、まだ好きだから別れるのがつらい
- 感情的になって自然と涙が出た
- すれ違いが大きく、最後まで自分の気持ちを理解してもらえなくて悲しくなった
どれが理由かは本人にしか分からないことですが、最初に挙げたケースだった場合は確実に未練がある状態です。
別れたあとも普通に連絡が取れている状況なら、未練があったから泣いていた可能性があります。
別れ話をしているのに「まだ好きな気持ちはある」と言っていた
別れるときに「まだ好きな気持ちはある」と言う人もいます。
本当に別れるかまだ迷っている人が言うことが多いセリフです。
また、その言葉には以下の意味が隠されていることも多いです。
「まだ好きな気持ちはあるけど、嫌なところがあるから別れようと思った。でも、あなたが変わるのなら、復縁を考えようと思う」
つまり、復縁を前提としつつ、本気で変わってほしいと思って別れを切り出した可能性があるわけです。
未練がある状態なので、少しでも変化が伝われば、相手は復縁を選んでくれると思います。
別れたいと思った理由を正直に話してくれた
別れ話をしているときに、別れたいと思った理由を正直に話してくれた場合は、あなたに変化を期待している可能性があります。
「別れを考えるくらいこういうところが嫌、というのを分かってほしい」
こんな気持ちで別れを切り出したのかもしれません。
さらに、「本当はこうなってほしかった」ということを相手が言っていたとしたら、未練があり、本当は別れたくないから、そんな風に変わってほしいと思っている可能性もあります。
本気で別れを決意し、未練もなかったら、もう何も期待しないし、わざわざそんなことを言うこともないと思います。
特に用件もないのに別れたあとも相手から連絡が来る
未練が残っている場合は、特に用件もないのに別れたあとも相手から連絡が来ることが多いです。
- 未練があるからケジメをつけることができない
- 繋がっていたい気持ちがある
- この決断が正しいのか迷っている
- 一人になって寂しい
こんな心境なんだと思います。
未練がなく、心からあなたのことを嫌になっていたら、用もないのに自分から連絡をしようとは思いません。
なんでもないことで相手から連絡が来るのなら、未練が残っている可能性があります。
別れたあとも相手が会おうとしてくる
別れたあとも相手が会おうとしてくるということは、あなたに会いたい気持ちがあるということです。
何度も誘われているのなら、未練がある可能性が高いと思います。
これまでと同じように会えている
どちらが誘ったかに関係なく、これまでと同じように会えている場合は、別に会うのは嫌じゃない、会うことに抵抗もない、という状態だと思います。
そういう人の中には、「最初から未練があった」「会っているうちに未練があることに気付いた」という人もいるはずです。
相手が嫌々会っているような感じではなかったら、少なくとも悪くは思われていないと判断していいでしょう。
一緒にいるときになかなか帰ろうとしない
会えていても、相手が早く帰りたそうにしていたり、ちょっと過ごしてあっさり帰ったりする場合は、あまり期待はできません。
でも、一緒にいるときになかなか帰ろうとしない場合は、「もっと一緒にいたい」と思っている状態です。
未練があると判断していいサインの一つです。
聞いてもいないのに「気になる人ができた」と言ってくる
「最近気になる人ができた」
聞いてもいないのにこんな風に相手が言ってくるのは、嫉妬させたい気持ちがあるからです。
未練があると、こういうやり方で嫉妬させて相手の反応を見たり、自分のことを意識させようとしたりする人がいます。
ただ、こちらの未練がはっきりと伝わっている場合は、諦めさせようとして「気になる人ができた」と言った可能性も否定できません。
未練がない人の特徴
未練がない人には以下のような特徴があります。
- 別れを切り出したとき、感情的になるわけでもなく、完全に吹っ切れていたように感じた
- 「別れたくない」と縋(すが)っても、まったく相手にされなかった
- これまで何度か別れ話になったことがあるけど、今回は明らかに相手の反応が違った
- 連絡をしても無視をされている
- ブロックや着信拒否をされている
- 最初は連絡が取れていたけど、いつからか無視をされるようになった
- 会っても素っ気なくて、別人のように感じる
- 別れた後は何度か会えたけど、誘っても断られるようになった
こういう場合は、未練は残っていなくて、もう完全に気持ちが冷め切っている可能性が高いです。
あなたと距離を置こうと考えていると思うので、しばらくアプローチはしないほうがいいでしょう。
別れを受け入れ、3か月くらいは冷却期間を置く必要があります。
元彼や元カノに未練が残っていたらすぐに復縁できる?
元彼や元カノに未練が残っている場合は、すぐに復縁できる可能性があります。
- まだ好きだけど、何か理由があって別れようと思った
- 一度は別れを決意したけど、別れてみて、改めて大切さに気付いた
このような場合は、相手のほうが「やっぱり別れたくない」「よりを戻したい」という気持ちになり、何もしなくても戻ってきてくれることが多いです。
本当に未練がある場合は1か月もあれば復縁できる
未練がある状態というのは、まだ好きな気持ちがあることを相手が自覚していて、復縁を考えている状態です。
本当に未練がある場合は1か月もあれば復縁できます。
早ければ数日で戻ってきてくれると思います。
ただ、これまでに800名以上をサポートしてきた経験から言うと、別れたときに好きな気持ちが残っていた人は、平均で2週間~1か月くらいで復縁を決意しています。
「これからのことを考えたときに復縁するのがベストな選択なのか?」という迷いや葛藤は誰もが抱くことだと思います。
それを考える時間が少し必要になるので、答えが出るまでに1か月くらいかかるんだと思います。
未練があっても時間がかかることもある
ただ、相手に未練があっても、もっと時間がかかることもあります。
- 未練があり、この決断が正しかったのか自問自答しているけど、別れたい気持ちもあり、なかなか答えを出せない
- 一人になって心にぽっかり穴が空いたみたい。寂しい。でもそういうものだよな、と自分に言い聞かせている
- そう簡単に忘れられそうにない。でも一度決めたことだから、もう前を向いて次に進もう
このような人もいて、その場合は復縁を決断するまでに時間が必要になります。
未練があっても「復縁しない」という選択をする人もいる
相手に未練が残っていれば復縁できる可能性が高いです。
ただ、未練があっても「復縁しない」という選択をする人もいます。
- 未練はあるけど、それ以上に別れたい気持ちが大きい人
- もう次に進む決意をした人
- よりを戻してもうまくいかないと感じている人
このような人は、待っているだけでは戻ってきてくれないかもしれません。
元彼や元カノに未練が残っている可能性がある場合の復縁方法
では、もし相手に未練が残っているように思える状況では、どうすればいいのでしょうか?
相手が好意的に接してくれているのなら、普通に接すればいい
相手が好意的に接してくれているのなら、基本的には普通に接していれば大丈夫です。
未練が残っている人が復縁を考えるようになるのは、いつものあなたを見たときです。
安心感や居心地の良さ、気を遣わなくていい感じ、なんでも話せる感じ、自然と目につく魅力などが、相手が「やり直したい」と思うきっかけになるんです。
本当に未練が残っていれば、これまで通りに接しているだけで復縁できる可能性があります。
- 連絡が来れば普通にやり取りを行う
- 誘われたら会う
- 別れたからといって接し方は変えずに、これまで通りに接する
こういったことを意識するといいでしょう。
相手が好意的に接してくれているのなら、恋人感覚は捨てながらも、あなたも普段通りに、そして好意的に接するようにしてください。
自分からは連絡をしない、会おうとしない
相手に未練が残っていれば、別れたあとも連絡が来たり、会おうとしてきたりするはずです。それにはすべて応じるようにしてください。
でも、自分からは連絡をしないように、そして会おうともしないようにしましょう。
そうすることで、相手に寂しさを感じさせることや、このままだとあなたが次に進んでしまうと思わせることができます。
それも、未練があるけど迷っている人が復縁を決意するきっかけになります。
別れの原因となったことを繰り返さないように気を付ける
たとえ相手に未練があったとしても、一度別れを決意したのは事実です。そして相手が別れを決意したのには、必ず理由があります。
あなたは、その理由が分かっていますか?
別れの原因がはっきりしているのなら、その原因となったことを繰り返さないように気を付けてください。
未練があっても、あなたに嫌なところがあれば、復縁しようとは思わないかもしれません。
同じ過ちを繰り返してしまえば、「やっぱり復縁はありえない」と感じ、未練もなくなってしまうかもしれません。
でも、別れの原因となったことを繰り返さないようにすれば、あなたが反省をしていることや変わろうとしてることが伝わります。
もちろん、復縁をするためにも、復縁後にうまくやっていくためにも、あなたに問題があったのであれば、実際にそこを改善することが大事です。
ただ、相手に未練がある場合は、同じ過ちを繰り返さないように気を付けるだけでも、復縁を考えてもらえるようになると思います。
復縁できそうだと感じても焦らないこと
相手に未練があるように感じると、「今ならいける」と判断して、焦って復縁を迫ってしまう人もいます。
本当に未練があって、すでに復縁を考えているタイミングなら、それでやり直せると思います。
でも、未練があると感じているのは勘違いかもしれません。
その場合、復縁を断られるだけでなく、今の関係も終わってしまう可能性があります。
また、未練はあるけど、まだ完全には答えを出せていないときだと、想いを伝えても断られることが多いです。そして、一度断ると気まずくなり、それを機に次に進もうとする人もいます。
復縁を決意すれば、相手のほうからそのことを伝えてくるはずです。
復縁できそうだと感じても決して焦らずに、基本的には相手から復縁を申し込まれるのを待つようにしてください。
未練がありそうだけど進展がない場合の対応の仕方
相手に未練があれば、今の関係を続けながら普通に接していれば、元彼や元カノのほうから「復縁したい」と言ってくるはずです。
でも、なかなか進展がない。
そんなときの対応の仕方について解説します。
1か月経っても進展がなかったら少し距離を置く
相手に本当に未練が残っていれば、前述したとおり、1か月もあれば復縁できます。
もし1か月経っても進展がなかった場合は、以下の可能性が考えられます。
- まだ迷っていて、なかなか復縁を決断できずにいる
- 別に未練があるわけではなく、友達として関係を続けている
どちらであっても、このときに意識してほしいのが、少し距離を置くことです。
まだ相手が復縁を迷っているのであれば、少し距離を置くことで、いい意味で違和感を与えることができます。「あれ?どうしたんだろう?もうケジメをつけようとしてるのかな?」と。
すると、相手は不安になってきます。このままだとあなたを失ってしまうと感じ、復縁を決意する可能性があります。
また、別に未練があるわけではなく、友達として関係を続けていた場合も、その関係性を少し変えると、相手が寂しさを感じたり、あなたのことが気になってきたり、好きな気持ちがあることに気付いたりして、復縁を考えるようになることがあります。
ただ、距離を置くとはいっても、関係を断つ必要はありません。
- 連絡が来てもすぐには返さず、少し時間を空けてから返信をする
- 何度かやり取りをしているとき、いつもなら返信をするような内容でも返信をせずにやり取りを終わらせる
- 相手が会おうとしてきたときも、何か理由をつけて断る
- 会ったときも、「疲れてるから」とか「明日朝早いから」と言って、早めに帰る
ずっと同じような関係が続いている場合は、たまにこういうことを意識してみてください。
変化をアピールする
別れの原因が分かっている場合は、変化をアピールしてみてください。
未練があるのに復縁を決断できないのは、あなたの嫌なところの印象が強く残っていて、それが引っかかっている可能性が高いです。
- 「復縁しても、結局嫌なところが目について別れたくなるかもしれない」
- 「同じことの繰り返しになるだけだから、復縁はやめたほうがいいかも」
こんな風に考えている人も必ずいます。
そんな人に復縁したいと思ってもらうためには、変化に気付いてもらうのが効果的です。
自分のダメだったところが分かっていれば、そこの変化をアピールするのは難しくないと思います。
別れてから変わろうと意識していた人は、変化にも気付いてもらいやすいと思います。
ほんの少しでも「変わった」という印象を与えることができたら、復縁を選んでくれるようになるはずです。
イメチェンをしてみる
別れたあとも会えている状況なら、イメチェンをするのも効果的です。
あるときあなたの印象が変わっていたら、相手はドキッとすると思います。そして、あなたのことをさらに意識するようになると思います。
自分でも未練があるのかはっきり分かっていない人も、魅力的になったあなたを見て、まだ好きな気持ちがあることに気付くかもしれません。
髪型や服装、メイクなど、イメチェンはすぐにできるものが多いので、進展がない場合は一度やってみるといいと思います。
相手の反応が悪くなってきた場合は冷却期間を置く
- 相手から連絡が来なくなった、相手から連絡が来ることが減った
- 誘われることがなくなった、会う頻度が減った
- 相手が素っ気なくなった
このように相手の反応が悪くなってきた場合は、未練がなくなったか、未練を断ち切ろうとしているか、元々未練はなくて、付き合っていたときの感覚が抜けずにこれまで通りに接していただけか、のどれかだと思います。
こういうときには、そのまま冷却期間を置くようにしてください。
以前のような関係に戻りたいという気持ちが芽生えるかもしれませんが、相手のほうが距離を置こうとしています。
ここで追ってしまうと、さらに相手が離れようとして、状況が悪化してしまいます。
相手の反応が悪くなってきた場合は、2~3か月を目安に冷却期間を置いたほうがいいです。
そしてその後、あなたのほうから連絡をして、まずは友達に戻ることを目指してください。
ただ、冷却期間中であっても、相手から連絡が来たときや誘われたときには応じるようにしましょう。
相手に未練があるかないかを気にしても仕方がない
未練があるのか?ないのか?
どうしても気になってしまうと思います。どこかで期待しているところもあるでしょう。
でも、それは本人にしか分からないことです。
いや、もしかすると「自分でも分からない」という人もいるかもしれません。
全くその気はないのに、思わせぶりな態度を取る人もいます。
優しすぎる人だと、これ以上あなたのことを悲しませないため、傷つけないために、変わらずに優しくしてくれることもあります。
振られた側からすると、そういう期待させるような言動はありがた迷惑なんですけどね。
反対に、未練はあるのに、それに気付かれないようにあえて避けるような行動を取る人もいます。
一度決意した「別れる」という決断を簡単に変えるのが嫌で、一時的に冷たく接してしまうこともあります。素っ気ない対応しかしてくれないけど、実は強がっているだけ、という可能性もゼロではないんです。
つまり、勝手に未練があると判断して早まってはいけないし、ちょっとした言動で無理だと判断してもいけない、ということです。
もし未練が残っていなかったとしても、復縁は可能です。
というか、実際に復縁を成功させている方のほとんどがそこからスタートしています。そのほうがお互い気持ちを切り替えて接することができるので、上手くいくことも多いです。
本当に未練が残っているとすれば、特に何もしなくても戻ってきてくれるはずです。
チャンスだと思って余計なことをすると失敗に終わってしまうので、相手のちょっとした言動に振り回されないように気を付けてください。
また、このような状況では、「別れたあとも恋人みたいな関係が続いている場合の復縁方法」という記事も参考になると思いますので、こちらにも目を通してみてください。