別れても恋人みたいな関係が続くことはよくあります。
「私たちって別れたんだよね?」
今、そんな風に感じている人もいると思います。
- でも、復縁を申し込んだら断られた。
- 相手にやり直す気はないみたい。
こういう場合はどうしたら復縁できるのか?
恋人みたいな関係が続いている場合の対応の仕方について解説したいと思います。
恋人みたいな関係とは?
別れても恋人みたいな関係が続いている、付き合っていたときと変わらない感じで接してくる、というのは以下のような状況のことです。
- 毎日のように相手から連絡が来る
- メールやラインのやり取りが何回も続く
- 電話でも、付き合っていた頃と同じように話してくれる
- 愚痴を言ってきたり相談をしてくる
- 相手から食事や買い物に誘われる
このような状況なら、あなたに対してそれほど悪い印象は持っていない可能性が高いです。比較的簡単に復縁できると思います。
もしかするとまだ未練があるのかもしれません。別れたことを後悔し始め、よりを戻すかどうか迷っている状態かもしれません。
参考記事元彼・元カノに未練が残っている?その判断基準と未練がある場合の復縁方法
恋人みたいな関係が続いていても自分から復縁を迫るべきではない
では、自分から復縁を迫ったり、どんどん押していったりしたほうがいいのかというと、決してそんなことはありません。
ここで焦ってはダメです。「イケる!」と判断して勝手に突っ走ってしまうと、一気に相手の気持ちが冷めてしまうこともあるからです。
よく考えてみてください。
まず、もし本当に未練が残っているのであれば、何もしなくても相手が戻ってきてくれる可能性が高い状況です。今の関係を続けていれば復縁できるはずです。
でも、相手が今、よりを戻すべきか迷っている状態だとしたら?
そのタイミングで復縁を迫られて、すんなり受け入れてくれると思いますか?
一度友達に戻り、自分の気持ちと向き合おうとしているときに結論を急かされると、「やっぱりやめておこう」と一歩引いちゃう人もいます。
実際に、明らかに未練がある素振りを見せていたから復縁を申し込んだのに、「ちょっと考えさせて」と言われ、結局振られた人もたくさん見てきました。
ここで判断を誤ると復縁できなくなる可能性があるので、注意が必要です。
完全に吹っ切れている可能性も否定できない
相手から避けられている場合は、ある意味、あなたのことを意識している証拠でもあります。
反対に、別れた直後でもこれまでと変わらない接し方をしてくる場合は、もう完全に吹っ切れている可能性も否定できません。
何とも思っていないからこそ、恋人の延長みたいな関係を平気で続ける人もいるんですね。わざわざ接し方を変えるのも面倒だし、今までの関係性が一番楽だから。
では、もしそこで復縁を望んでいることが伝わるような言動を取ってしまうと、どうなると思いますか?
たぶん相手は、あなたに勘違いさせていたことを反省して、完全に関係を断ってしまうかもしれません。
ケジメをつけるために、もう友達としての関係もやめてしまう可能性があるわけです。
手応えがある場合でもしばらくは様子を見たほうがいい
別れたあとも良い関係が続いているのは、未練が残っているか、もう何とも思っていないか、そのどちらかだと考えられます。
こればかりは相手にしか分からないことです。
もしかすると本人もはっきりとは自分の気持ちが分かっていない状態かもしれません。
なので、もし手応えがある場合でも、しばらくは今の関係を続けながら様子を見たほうがいいです。
連絡が来るならそれに応じ、食事などに誘われたらそれにも応じ、友達として自然体で接するようにしましょう。
特に心掛けてほしいのは、以下の2つ。
- 楽しい時間を過ごすこと
- 落ち着ける空間を作ること
意識するのはそれだけでOKです。
この2つを徹底していれば、あなたとの復縁を意識させることができます。
詳しくは「復縁デートを成功させるための10のポイント|会ったときの接し方と注意点を解説」という記事を参考にしてみてください。
このとき、気にいられようとする意識は捨ててください。
余計なことをすると相手は違和感を覚え、壁を作るようになります。
駆け引きをしようとして相手を突き放す人もいるのですが、そんなことをすると「嫌われたのかな?」と感じ、そのまま引いてしまうこともあります。そういうのもやらないほうがいいです。
未練を感じさせるような言動は絶対にNGです。その感情を抑えるのは大変だと思いますが、それだけは気を付けてください。もし難しいようなら、連絡を取るのも会うのも控えたほうがいいと思います。
未練が残っていれば相手が「復縁」を選択してくれる
誰もが「一日でも早く復縁をしたい」と思っているはずです。
「復縁できそうな雰囲気ならすぐにでも想いを伝えたい」という気持ちも分かります。
でも、本当に未練が残っていて、別れたことを後悔しているとすれば、相手から「やり直したい」と言ってくるはずです。
なので、相手に未練があるかどうかをあなたが気にする必要はありません。
焦ってどうにかしようとする必要もありません。どっしりと構えていれば大丈夫です。
別れたあとも恋人みたいな関係が続いている場合にあなたがやるべきことは、いつでも相手が戻ってこられる雰囲気を作ってあげること、ただそれだけです。
思い出話をするのは効果的
余計なことはしないほうがいい状況ですが、思い出話をするのは効果的です。付き合っていたときの楽しかった記憶をよみがえらせることができるから。
「あの頃に戻りたい」と思ってもらえる可能性があります。
迷っている人の背中を押すことができるかもしれません。
思い出話をするときのポイントについては以下の記事の中で解説していますので、詳しくはこちらを参考にしてみてください。
参考記事別れた人に復縁を意識させるための思い出話の具体的なやり方
肉体関係は持たないようにする
恋人みたいな関係が続いていても、肉体関係だけは持たないようにしてください。
なぜなら、相手に復縁を意識させることができないからです。
体の関係があると、男性は元カノのことをいつまでも「自分のもの」と認識します。別れたけどまだ自分のもの、と思うわけです。
自分から離れることはない、いつでも手に入る存在。
こういう認識を持たれるんですね。
そうなると、たとえ未練が残っていたとしても、あなたを失う恐怖を感じることがありません。当然、急いで復縁をする理由もありません。
相手に復縁を意識させるためには、「もうあなたのものではないよ」ということを分からせる必要があります。
体の関係を拒むことで、それが伝わります。
恋人の延長のような関係が続いていても、そこはケジメをつけるようにしてください。
参考記事元彼と体の関係を持つと復縁できる可能性が低くなる4つの理由
冷却期間はいらないのか?
この場合、特に冷却期間は必要ありません。
基本的に、相手から連絡が来たときや誘われたときにはすべて応じてください。
でも、あなたから連絡をすることや誘うことは控えるようにしましょう。
そうやってメリハリをつけることで、相手の感情を揺さぶることができます。
しばらくはそういう関係を続けて構いません。
ただ、2週間くらい経っても何の進展もなければ、少しずつ距離を置くようにしてください。
連絡が来たときの返信回数を減らしたり、誘われたときに断る日を作ったりしてみるといいでしょう。
連絡が来なくなった場合は冷却期間を置く
相手から連絡が来なくなったら、2か月を目安に冷却期間を置くようにしてください。
何か気持ちに変化があったと考えられます。
そこで相手を追うより、いったん関係をリセットしたほうが復縁できる可能性が高くなります。
2か月くらい時間を置いてから連絡をしてみてください。
そして食事に誘い、友達として改めて関係を作っていってください。
友達関係から進展させるには?
以下の記事では、友達関係から進展させるためのポイントについて書いています。
「別れたあとに友達に戻れたけど、なかなか関係が変わらない」と悩んでいる方は、こちらも参考にしてみてください。