別れた直後と半年後とでは、相手の心境は大きく変わっています。
- 別れて半年経った頃の男性心理と女性心理は?
- 別れて半年経っている場合の復縁の可能性は?
- 復縁をするためにはどうすればいいのか?
そのことについて解説したいと思います。
別れて半年経った頃の男性心理と女性心理
これまで多くの方をサポートしてきましたが、復縁成功後、お相手の方にお話を伺うことがあります。
- なぜ復縁を決意したのか?
- 何が決め手になったのか?
- どういう心境の変化があったのか?
- 別れてから距離を置いている間はどんな気持ちだったのか?
今後の参考のために、ご協力いただける方には、こういったことを聞くようにしているんです。
私がサポートをして復縁できた方のお相手の方に、これまで500名以上からお話を伺いました。
その中で、別れて半年経った頃にアプローチを始めた方のお相手の話をまとめると、当時の心境にはいくつもの共通点があります。
別れて半年後の男性心理
別れて半年後の男性心理として多く見られたのは、以下のとおりです。
心配する気持ちがあった
男性は、別れたあとも元カノのことが気になる方が多い傾向にあります。
ただ、これは未練とは違います。やり直す気はなくても、「どうしてるのかな?」と考えることが女性に比べると多いんですね。
その中でも、別れて半年経った頃には、元カノを心配する気持ちが大きくなるようです。
特に、彼女が「別れたくない」と言っていたのに、男性が一方的に振った場合。
別れた直後は彼女の言動にウンザリしていて、復縁を迫られるのもめんどくさくて、彼女のことを突き放すような態度を取ったり、意図的に避けたりしていた。
でも、半年も経つと、そのときの自分の振る舞いを反省し、申し訳なさを感じるようになった。
そこで心配する気持ちが芽生えるわけです。
- 「悲しませちゃって申し訳なかったな…」
- 「傷つけて、つらい思いをさせたと思うけど、大丈夫かな?」
という感じで。
別れて半年も経つと、元彼から急に連絡が来ることがよくあります。それも、心配する気持から、「元気かな?最近どうしてるのかな?」ということが気になるからです。
これは男性心理の特徴の一つだと思います。自分が振った相手のことを心配するのは、女性ではあまりない気がします。
また、付き合っていたときの関係性や男性の性格によっても、心配する気持ちに違いがあるようです。
男性のほうがしっかりしていた場合や面倒見がいい人の場合、元カノのことを心配する気持ちが大きくなります。兄妹や親子のような関係性だった場合も同じです。
ただ、繰り返しになりますが、心配する気持ちと未練は違います。
急に連絡が来ても、それは元カノの様子をうかがいたかっただけの可能性があります。優しくしてくれるのも、申し訳なさや罪悪感からかもしれません。
もちろん、元彼にも未練があったり、復縁を考えていたりする可能性もあります。
でも、その場合は特別なことをしなくても元彼から復縁を申し込まれるはずです。
とりあえずは友達として接するようにしてください。
元カノの良さを再認識する
別れたときには、元カノの印象は最悪の状態になっています。ほとんどの場合、嫌になって別れるわけですから、当然ですよね。
別れたあともしばらくはそうだと思います。好きだった気持ちは残っていなくて、嫌だったところの印象が強く残っている状態です。
だから、連絡が取れなくなったり、避けられるようになったりすることがあるわけです。
でも、別れの原因が振られたときの言動がよほどひどいものでなければ、その気持ちがいつまでも続くものではありません。
半年も経てば、元彼の気持ちは変わるものです。
実際にお話を伺っても、半年後には、元カノの好きだったところを思い出している方が多かったです。あんなに嫌だったのに、その感情はほとんど消え、逆に元カノの良さを再認識していたんですね。
人は記憶を美化するものですが、男性はそれが顕著なんだと思います。
ただ、それだけで復縁できるわけでもありません。
もちろん、復縁を意識することはあると思います。
でも、別れの原因となったことが、傾きかけた気持ちにブレーキをかけます。
- 「素敵な女性だったな。でも、あんなことがあったから、復縁はないな」
- 「元カノ以上の女性にはなかなか出会えないけど、やり直しても同じことの繰り返しになるだろうな」
という感じで。
まずは復縁を妨げている障害を取り除く必要があります。
別れて半年後の女性心理
別れて半年後の女性心理として多く見られたのは、以下のとおりです。
別れずに付き合い続けていたときのことを考える
「女性は、自分が別れを決意したらすぐに気持ちを切り替える」
こんなイメージを持っている男性が多いと思います。
確かにその一面はあります。
でも、意外と元彼のことを考えることもあるみたいです。
お話を伺った中で特に多かったのが、「あのまま付き合っていたらどうなっていたんだろうと考えた」ということでした。
自分の意思で別れを決断したから、後悔はしていない。
でも、あのとき別れずにもう少し我慢していたら、もしかしたら違う結果になっていたかもしれない。
別れて半年後には、一度はそんな風に考えたことがある女性が多かったです。
とはいえ、そこで連絡を取ろうとしたり、復縁を考えたりはしなかったそうです。
そこが男性とは違いますね。
恋人が欲しくなる
別れて半年後の女性は、恋人が欲しくなる頃のようです。
「しばらく恋人はいらないと思っていたけど、半年経った頃には恋人が欲しくなった」とおっしゃっていた方が多かったです。
もちろん、男性にもそういう方はいました。でも、女性のほうが圧倒的に多く、実際に他の男性と付き合っていた方もいました。
たぶん男性は、前の恋がうまくいかなかったことで恋愛に対してよくないイメージがあって、半年後は、まだ自分から恋人を作ろうとする気持ちにならないんだと思います。すでに気になっている人がいる場合やいい出会いがあった場合は別ですが。
それに対し、女性は、自分から別れを切り出した場合、すぐに気持ちを切り替えられます。だから、半年後には新たな恋愛をしたくなるんだと思います。
合コンに参加したり、友人に紹介してもらったり、女性は出会いを求めるのに積極的なのも印象的でした。
完全に過去の人になっている
やはり、完全に気持ちを切り替えていた方も多かったです。元彼のことを考えることもなかった、という方も。
別れたらその瞬間に過去の人になるというのは、男性には理解できないことかもしれませんが、女性からしたら普通のことのようです。
それでも復縁できているわけですから、人の気持ちは変わるということです。
あまり深刻に考える必要はありません。
別れて半年後の男女共通の心理
別れて半年後の男女共通の心理として多く見られたのは、以下のとおりです。
相手のことを思い出す
すでに挙げたものとかぶる部分ですが、別れて半年も経つと、男女ともに相手のことを思い出す瞬間が多くなるようです。
- 2人でデートをしたところに行ったとき
- 相手が好きだった物を目にしたとき
- 相手が好きだった食べ物を食べたとき
- 一緒に見たり聞いたりした映画やドラマ、音楽を見たり聞いたりしたとき
そんなふとした瞬間に当時の記憶がよみがえってきて、相手のことを思い出したということでした。
こういうときに相手の気持ちは揺らぐものです。
そのため、私のやり方では、アプローチをする過程で楽しかった頃の思い出をよみがえらせるようにしています。「あの頃は楽しかった」「あの頃に戻りたい」と思ってもらうために。
そのことについては以下の記事で詳しく解説していますので、こちらを参考にしてみてください。
参考記事元彼・元カノに復縁したいと思わせるには?そのきっかけの作り方を解説
寂しさを感じることが増える
別れて半年も経つと、男女ともに寂しさを感じることが増えるようです。
一人でいることの寂しさ、恋人がいない寂しさです。
特に、友人が少ない方や自分から友人に連絡をしたり誘ったりできない方はこの傾向が強いようでした。
そういう方は、どうしても一人で過ごすことが多くなります。恋人がいない期間が半年にもなると、寂しさを感じるのは当然のことだと思います。
別れて半年経っている場合の復縁の可能性
- 別れて半年も経っていたら、復縁は難しいんじゃないか?
- もう次に進もうとしているんじゃないか?
そんな風に考える方もいると思います。
でも、別れて半年後の男女の心理を理解すれば、復縁できる可能性が高い状況だと言えます。
半年経っているので、改めて時間を置く必要がありません。
正しいアプローチを行えば、すぐに復縁できる可能性もあります。私がサポートをする方は、2週間~1か月で復縁できることがほとんどです。
ただ、それだけ時間が経っていると、相手に好きな人や新しい恋人ができているかもしれません。
その場合、復縁の難易度は高くなります。
まだ相手がフリーなら復縁は簡単で、ライバルがいると復縁は難しい、という感じでしょうか。
また、半年が経ち、せっかく悪い印象が薄れ、別れた人のことを思い出すことや寂しさを感じることが増えているのに、また悪い印象を持たれるような言動を取ってしまうと、復縁は厳しくなります。
- 「何も変わっていない」
- 「やっぱり復縁はないわ」
こんな風に思われたら挽回をするのは難しくなるので、自己流でアプローチを行う場合は注意が必要です。
別れて半年経っている場合の復縁方法
復縁をするためには、多くの場合、冷却期間が必要になります。
1か月以内で済むケースもあれば、1年以上かかるケースもあります。
でも、3~6か月というケースがほとんどです。
そのため、すでに半年経っている場合は、冷却期間を省略できます。つまり、すぐにアプローチを始めることができるわけです。
まずは「冷却期間後の連絡の仕方」を参考にして連絡をしてみてください。