復縁したいんですが、振られた理由が分かりません。教えてほしいとお願いしたのですが、気持ちが冷めたとしか言われませんでした。なんで気持ちが冷めたのかを知りたかったのに。
そこで質問なんですが、こちらのサイトを見ていると、別れの原因を理解して、そこの変化に気付いてもらうことが大事みたいですが、振られた理由が分からない場合はどうしたらいいのでしょうか?
やっぱり復縁は難しいのでしょうか?
先日、このような相談を受けました。
「振られた理由がわからない」という相談はかなり多いです。
ラブラブだったのに急に振られたという人もいます。
「聞いても教えてもらえなかった」というだけでなく、「言われた理由が本当がどうか分からない」という相談も少なくありません。
振られた理由を聞いても教えてくれない理由
そもそも、なぜ振られた理由を教えてくれない人が多いのでしょうか?
それには、主に以下の5つの理由が考えられます。
- 今さら本当のことを言っても意味がないから
- 言っても納得してもらえそうにないから
- 傷つけたくないから
- めんどくさいから
- ウンザリしているから
1.今さら本当のことを言っても意味がないから
もう相手の気持ちが固まっている場合、その人には別れを受け入れてもらうことしか頭にありません。
別れを受けれてもらえたらそれでいいので、今さら理由を言う必要はないし、言っても意味がないと思っています。
2.言っても納得してもらえそうにないから
「どうせ本当のことを言っても納得してもらえそうにない」と思い、それなら黙っていようと考える人もいます。
「『そんなことで?』と思われたくない」という気持ちもあると思います。
3.傷つけたくないから
別れを選んだ理由によっては、正直に伝えると相手を傷つけてしまう可能性があります。
「こんなこと本人には言えない」と思えば、傷つけたくなくて、相手なりの優しさから理由を伝えないこともあります。
同じ理由で、嘘の理由を伝える人もいます。
嫌いになったわけじゃないと振られた場合も、何か理由があるけど、傷つけたくない気持ちがあるからそう言った可能性が高いです。
4.めんどくさいから
相手から理由を伝えられたら、「変わるからチャンスがほしい」と言いたくなるものだと思います。
そんな風に言われるのが分かっているから、めんどくさくて、最初から言わないようにしている人もいます。「これまで変わらなかったんだから、わざわざ理由を伝えても変わるはずがない。言うだけ無駄」と。
5.ウンザリしているから
なんで振られたのか分かっていないことにウンザリしていた可能性もあります。
相手は何度もサインを出していたはずなのにそれに気付いていなかったことを知り、「本当にそんなことも分からないの?」と信じられない気持ちが大きくて、言う気にもならなかったのかもしれません。
こういった理由から、別れの原因を言わなかったり、それっぽい理由を伝えたり、「恋愛感情がなくなった」とか「気持ちが冷めた」とか、結果だけ伝えたりする人が多いんですね。
理由を聞かされたとしても、それが本当の原因とは限りません。
振られた理由が分からないと復縁は難しくなる
相手が別れを選んだのには、必ず理由があります。どこか嫌だったところがあったはずなんです。
では、別れを選ぶほど嫌になった人とやり直そうと思うでしょうか?
普通なら、NOです。
では、どうしたら復縁できるのか?
まずは、嫌だって思われているその印象を変えないといけません。
そのためには、別れの原因となった部分を少しでも改善して、変化に気付いてもらう必要があります。
「前とは違う」という印象を持ってもらえたときに、改めて魅力や大切さに気付いてもらえて、復縁したいと思ってもらえるようになるからです。
でも、原因が分からなかったら、そこを改善することができません。変化をアピールすることもできません。
それでは、自分に対する悪いイメージを変えるのに苦労すると思います。
当然、復縁は難しくなります。
別れの原因を探すためにやってほしいこと
別れの原因がわからない場合はどうしたらいいのか?
相手が教えてくれなかったら、あとは自分で探すしかありません。
まずはこれまでのことを振り返ってみましょう。
- 付き合っていたとき、どんなことでケンカになったのか?
- 同じ理由で何度もケンカになったことはなかったか?
- 相手から注意されていたことはなかったか?
- こうなってほしい、こうしてほしい、と言われていたことはなかったか?
- それなのに、変わらなかった、変わろうとしなかったことはなかったか?
- 相手の気持ちが離れ始めたように感じたとき、その前に何かなかったか?
こういったことを思い出してみてください。必ず何かヒントになるものが見えてくるはずです。
そして疑わしいものが見つかったら、それに賭けてみましょう。どういう変化が必要なのかは分かると思うので、変われるように意識して過ごすようにしてください。
また、共通の友人や知人がいれば、その人に聞いてみるのも一つの手です。本人から聞いているかもしれないので、何か知っていたら教えてくれるかもしれません。
振られた理由がわからない場合の復縁方法
振られた理由がわからない場合、前述のとおり、まずは自分で原因を探し、そこを改善する努力をします。
でも、自分で見つけた原因が間違っている可能性も否定できません。
では、もしそうだったとしたら復縁はできないのか?というと、そんなことはありません。
それでも復縁が可能なのは、こちらが何もしなくても相手の気持ちが変わることがあるから。
- 実は未練が残っていた
- 別れてみて大切さに気付いた
- 一人になって寂しくなった
- 友達に戻って遊んでいる間に好きな気持ちがよみがえってきた
このように、こちらが何もしなくても勝手に復縁を決意してくれることがあるので、振られた理由がわからなくても復縁できる可能性はあります。
ただ、この場合は、基本的には相手が戻ってきてくれるのを期待して待つしかありません。運に任せるしかない状況でもあります。
とはいえ、そんな状況でもできることはあります。
それが、以下の3つです。
- 余計なことはせずにしばらく時間を置く
- 相手の好みの外見に近づけるように自分磨きをしておく
- とにかく友達に戻ることを目指す
別れの原因が分からない場合は、この3つを意識して進めていく必要があります。
1.余計なことはせずにしばらく時間を置く
まず意識すべきことは、今より印象を悪くしないように、余計なことはせずにしばらく時間を置くことです。
別れた直後は警戒されていることが多いです。連絡を取ろうとしたり会おうとしたりすると、完全に避けられるようになることもあります。
そして状況が悪化するほど、今度相手が復縁したくなる可能性も低くなっていきます。
なので、これ以上自分勝手な言動は取らないようにしてください。
別れを受け入れたことを分かってもらうためには、3か月は必要です。相手が冷静さを取り戻し、完全に感情が落ち着くのにも、そのくらいの時間を要します。その間は自分から連絡をするのはやめたほうがいいでしょう。
相手から連絡が来た場合は普通に応じてください。でも、最低限のやり取りを終わらせるようにしましょう。
参考記事復縁したいなら沈黙すべき!その効果とは?沈黙中にやるべきことも解説
2.相手の好みの外見に近づくための自分磨きをしておく
別れの原因が分からない場合は、その原因となった部分をピンポイントで改善することができません。「もしかしたらこれかも」という疑わしいものがあれば、そこを意識して改善する努力をすべきですが、まったくの見当はずれの可能性もあります。
そこでやってほしいのが、相手の好みの外見に近づくための自分磨きをすることです。
久しぶりに会ったときに「可愛くなった(かっこよくなった)」という印象を与え、相手をドキッとさせるために、より魅力的になるための自分磨きをするようにしてください。
意識してほしいのは、相手の好みに少しでも近づけること。
- 今は髪を伸ばしているけど、相手がショートヘアが好きなのであれば、思いきって切ってみる(ファッションやメイクも同じ)
- 相手の好みの芸能人がいるのであれば、その人に近づけるように意識してみる
こういう自分磨きを行うと、復縁できる可能性が高くなります。
結局、会ったときの第一印象というのは、見た目で決まります。
内面の変化はすぐには気付いてもらえません。たとえ気付いてもらえたとしても、「変わった気がするけど、勘違いかも」と、曖昧な印象を持たれるものです。
でも、外見の変化は違います。
見た目が変わったことには、会った瞬間に気付いてもらえます。可愛く(かっこよく)なっていたら、それだけでドキッとさせることができます。
「別れてから自分の知らない間に何があったんだろう」と考えると思います。そして、あなたのことが気になってくると思います。
たったそれだけのことでも、別れたことを後悔する人や、より魅力的になったあなたを見て復縁を考えるようになる人もいると思います。
単純ですが、そういうものなんです。
原因となった部分を改善したり、その変化をアピールしたりすることができないのであれば、見た目の変化で勝負することを一番に考えるようにしてください。
参考記事復縁できる正しい自分磨きの仕方!もう一度好きにさせるためにやるべきことを解説
3.とにかく友達に戻ることを目指す
いくら自分磨きを頑張っても、その姿を見てもらうことができなければ意味がありません。つまり、会える状況を作らないといけないわけです。
そのためには、気軽に連絡を取ることや会うことができる友達関係に戻ることを目指す必要があります。
原因が分からない場合は、復縁を目指すのではなく、とにかく友達に戻ることを最優先に考えるようにしてください。
とはいえ、これは意識の問題であり、特別なことをする必要はありません。
3か月くらい経ったら連絡をしてみて、返信が来たら、相手の反応を見ながら会う方向に話を持っていきましょう。
そして、会ったときには「楽しい」と思ってもらえる時間を過ごすように心がけましょう。
友達として何度も会うことで復縁できる可能性が高くなるので、「また会いたい」と思ってもらうことが重要なポイントです。
まとめ
別れの原因が分からない場合は、あなたに対するマイナスのイメージを取り除くことも、もう一度好きになってもらためのアプローチを計画的に行うことも難しくなります。狙い通りに相手の気持ちを取り戻すことはできないでしょう。
でも、それで復縁ができなくなるわけではありません。
別れたのに未練がある人もいます。別れたあとに気持ちが変わる人もいます。
その場合、何もしなくても相手が戻ってきてくれる可能性があります。
元彼や元カノに復縁する気がない場合でも、友達として連絡と取ったり会ったりしているうちにまた好きになってもらえる可能性もあります。
相手の好みの外見に近づくための自分磨きをしておくと、その可能性はグッと高くなります。
復縁の脈ありサインが一つでも見られるようになれば、復縁成功は間近です。
不安もあると思いますが、ここでお伝えしたことを参考にしていただき、できることをやってみてください。