「彼から冷めたと言われて振られました。完全に気持ちが冷めた場合は復縁は難しいのでしょうか?」
「冷めて振られた場合はどうしたら復縁できますか?」
このような相談を受けることがあります。
相手の気持ちが冷めたことで振られるケースは非常に多いです。
その場合の復縁の可能性と、相手の気持ちを取り戻すためのポイントについて解説します。
冷めて振られた場合でも復縁できるのか?
「冷めた」
そう言われ、突き放すような態度をとられたら、無理かもしれないと思うかもしれません。
でも、決してそんなことはありません。
冷めて振られた場合でも復縁はできます。
なぜなら、そういうケースでは一時的に気持ちが冷めているだけのことが多く、その気持ちを取り戻すのは難しくないからです。
そもそもカップルが別れるのは、ほとんどの場合、どちらかの気持ちが冷めたからです。
何か原因があって気持ちが冷め、このまま付き合い続けるのは無理だと判断するから、別れを決意するわけです。
つまり、世の中の復縁したカップルは、どちらかの気持ちが冷めた状態からよりを戻しているわけです。
「冷めた」と言われても復縁できる可能性は十分にあります。
冷めた理由によっては復縁が難しいケースもある
ただし、冷めた理由によっては復縁が難しいケースもあります。
それが、以下の3つのケースです。
- 特に理由もなく冷めたケース
- 付き合って半年以内に振られたケース
- 相手に好きな人ができたケース
1.特に理由もなく冷めたケース
相手の気持ちが冷めた理由は本人にしか分からないことです。
でも、大抵の場合は何かしら理由があります。
その理由を考え、原因となった部分の変化を感じさせることができれば、復縁は難しくありません。
ただ稀に、特に理由もなく気持ちが冷める人がいます。自分でも理由が分からないというケースです。
相手に理由が分からなければ、こちらに分かるわけがありません。
そうなると、打つ手もありません。
何をどうしたら気持ちを取り戻せるのか?
その答えやヒントを見つけることができないわけですからね。
また、理由がないのに気持ちが冷めた場合は、元々好みのタイプではなくて、異性として魅力を感じなくなっていることも考えられます。
「タイプじゃなかったけど付き合った。でもやっぱり気持ちが冷めた」
この場合は復縁は難しいと思います。
2.付き合って半年以内に振られたケース
付き合って半年以内に振られた場合は、以下の理由で相手の気持ちが冷めた可能性が高いです。
- 元々そんなに好きじゃなくて、なんとなく付き合った
- あまり好きになれなかった
- 思っていた人と違った、イメージと違った
- つまらなかった、楽しくなかった
- 生理的に無理だと感じるところがあった
- この人とは合わないと感じた
- どうしても耐えられないことがあった
- 前の恋人と比べてしまって、劣っているところが多いと感じた
これはどれも復縁が困難な理由です。
交際期間が短ければ、好きだった期間も短いということです。思い出も少なく、特別な存在だったという認識もありません。
そこからもう一度好きになってもらうのは厳しいと思います。
3.相手に好きな人ができたケース
相手の気持ちが冷めたのは、他に好きな人ができたことが理由の可能性もあります。
他の人に気持ちがいってしまうと、その気持ちを再び自分のほうに向けるのは難しいです。
別れたあと、相手にすぐ新しい恋人ができた場合は、好きな人ができたから気持ちが冷めたと判断していいと思います。
彼や彼女が冷めた原因として考えられるもの
冷めて振られた場合、復縁をするためには、冷めた原因となった部分の変化を感じさせることが重要です。
そのためには、その原因を探る必要があります。
彼や彼女が冷めたのには、以下の原因が考えられます。
- 優しさや気遣いがなくなった
- 相手のことを一番に考えなくなった
- 相手を尊重する気持ちがなくなった
- 相手を否定することが多かった
- 相手の話をちゃんと聞かなくなった
- 気を許しすぎてどんな姿でも見せるようになった
- 身だしなみに気を遣わなくなった
- 体型が変わった
- 相手が望んでいたことが分かっていたけど、それを無視していた
- いつも同じデートで新鮮味がなくなった
- 家でダラダラするだけでデートをしなくなった
- 束縛をするようになった
これまで「冷めた」と振られた人を数多くサポートしてきましたが、ほとんどがこのようなことが原因でした。
あなたにも心当たりがあるものがありませんか?
一番分かりやすいのは、あなたが付き合い始めの頃から変わったところです。
「そこが好きだったのに、だから楽しかったのに、幸せだったのに、変わってしまって気持ちが冷めた」
相手は、こんな心境だと思います。
- 付き合い始めの頃には気をつけていたけど、長く一緒にいるうちに気にしなくなったことはなかったか?
- 最初は相手のことを一番に考えていたけど、自分のことしか考えなくなっていなかったか?
- 相手が嫌がっているのは分かっていたけど、こんなことで振られることはないと安易に考えていたことはなかったか?
思い当たることがないか、一度考えてみてください。
自分の問題点が分かれば、復縁できる可能性が高くなります。
冷めた人の気持ちを取り戻すためのポイント
では、冷めて振られた場合はどうしたら復縁できるのか?
ここからは、冷めた相手の気持ちを取り戻すためのポイントについて解説します。
しばらく距離を置く
「冷めた」と言われたら、どうにかして気持ちを取り戻そうと必死になると思います。
でも、一度冷めてしまった気持ちをすぐに変えることはできません。
好きになってもらおうとすると、相手は大きな温度差を感じ、さらに冷めてしまいます。警戒され、避けられるようになることもあります。
冷めた原因によっては、あなたの印象も悪くなっています。
完全に気持ちが冷めていて、一切やり直す気がないようなら、いったん離れるしかありません。
しばらくは距離を置くようにしてください。
目安としては、3か月。
3か月くらい距離を置くと、以下の効果が期待できます。
- 時間とともに警戒心や悪いイメージが薄れる
- 一人になった寂しさを感じることがある
- あなたの良さを思い出すことがある
- 楽しかった頃の思い出がよみがえることがある
- 離れてみてあなたの大切さに気づくことがある
このような心境の変化が表れる可能性があります。
しばらく距離を置くだけで相手が戻ってきてくれることもあります。
改善できるところは改善する
相手が冷めた原因として考えられるもので、自分で改善できるものがあれば、そこを改善するようにしてください。
特に内面が関係している場合は、その変化に気づいてもらえないと相手が復縁を考えることはないと思います。
ただ、内面を変えるのは簡単なことではありません。距離を置いている間は、日頃から意識して過ごすようにしてください。
- 周りの人に優しく接する
- 他人のことを考えた言動を取る
- 他人の考えを尊重する他人を否定しない
このようなことを意識していれば、彼や彼女の前でも同じように接することができるようになるはずです。
変化が伝われば、相手の気持ちも変わると思います。
より魅力的になるための自分磨きをする
相手が冷めた場合、何か原因があって、最終的にあなたに魅力を感じなくなったことが考えられます。
魅力を感じることやドキドキすることがなくなったら、どうしても気持ちは冷めるものです。
そこからもう一度好きになってもらうには、再びあなたの魅力を感じさせる必要があります。
そのためには、より魅力的になるための自分磨きをすることが欠かせません。
- 身だしなみに気を遣わなくなっていた人
- 体型が変わった人
- 外見に関して「前のほうがよかった」と言われていた人
- 相手の好みが分かっていたけど、それに近づけようとしなかった人
こんな人は自分磨きが必須です。
- オシャレをする
- イメチェンをする
- 付き合い始めの頃の見た目に戻す
- 相手好みの見た目に近づける
こういったことを意識するようにしてください。
友達に戻ってから距離を縮めていく
冷めた気持ちを取り戻すには、少し時間がかかります。
距離を置いただけで復縁できることもありますが、そういうケースは稀です。
相手が復縁したい気持ちになっていないときに告白をしても、必ず断られます。
ほとんどの場合は、連絡をして、会って、友達としての関係を続けながら、その中であなたの変化や魅力に気づいてもらえるように進めていきます。
距離を置いたあとも決して焦らず、友達に戻ってから距離を縮めていくようにしてください。
まずは連絡をしてみましょう。
返信が来て、自然体で接してくれていたら、やり取りをしながら、タイミングをみて食事に誘います。
でも、無視された場合や相手が素っ気なかった場合は、まだあなたのことを避けようとしている状態です。さらに2か月くらいは距離を置くようにしてください。
会ったときには楽しい時間を過ごすことを意識する
冷めた気持ちを取り戻すために有効なのは、一緒に過ごす時間を「楽しい」と思ってもらうことです。
楽しいと思ってもらえたら、「もっと一緒にいたい」「また会いたい」と思ってもらえます。そんな気持ちになっていることに気づき、「やっぱり好きなのかも」と思ってもらえる可能性もあります。
居心地のよさや安心感を感じさせることもできます。そこから大切な存在だと思ってもらえることもあります。
久しぶりに会ったときには、余計なことはせずに、とにかく楽しい時間を過ごすことだけを意識するようにしてください。
- 友達として自然体で接する
- 好きになってもらおうという意識は捨てる
- 未練を感じさせないように気をつける
- できるだけ会話を途切れさせないようにする
- 相手から話を引き出す
- 近況報告や趣味の話、思い出話などをメインにする
- 楽しい話題を振る
- 異性の話は避ける
- 会う時間は2時間を目安にし、少しも物足りないくらいで帰るようにする
このあたりを意識するといいでしょう。
相手の好意が伝わってくるまで何度か会う
一度会っただけで復縁できることは滅多にありません。
「復縁したい」と思ってもらうためには、何度か会う必要があります。
その回数は人によって変わってきます。
目安は、相手の好意が伝わってくるまで。
最初の頃とは相手の反応や接し方が変わり、好意を持ってくれているのが伝わってくるまでは、焦らずにデートを重ねるようにしてください。
- 相手から連絡が来ることが増えた
- 相手から誘われるようになった
- 会ったときに楽しそうにしている、帰りたくなさそうにしている
- 付き合っていた頃のように接してくれるようになった
- 好意を持ってくれていると判断できるようなことを言われた
このような反応がいくつかあったら、もう復縁できると判断していいと思います。
あとは、復縁を申し込むだけです。
復縁が難しいと判断しないといけない状況
ここでお伝えしたことで参考にしていただければ、高い確率で復縁できると思います。
ただ、状況によっては難しいこともあります。
- 3か月以上経ってもずっと連絡が取れない、ブロックされている
- 会ってくれない
- 一度は会えたけど、途中から会ってくれなくなった
- 何度か会っているけど距離が縮まらない
- 会っていてもつまらなそう
- 連絡を取っているときや会っているときに「復縁はない」と念を押された
- 相手のほうから好きな人がいると言ってきた
- 相手に新しい恋人ができた
- 友達に戻ってから復縁を申し込んだけど、断られた
このような場合は、現時点では諦めるしかありません。
半年後や1年後には状況が変わっているかもしれませんが、今は復縁が難しい状況です。
参考記事元彼・元カノとの復縁が難しい11のケースとは?復縁を難しくする8つの言動も解説
冷めて振られた場合の復縁についてのまとめ
冷めて振られた場合でも復縁はできます。実際に復縁しているカップルはたくさんいます。
ただ、以下のケースだと難しいかもしれません。
- 特に理由もなく冷めたケース
- 付き合って半年以内に振られたケース
- 相手に好きな人ができたケース
また、復縁できる状況でも、振られたあとの対応の仕方で成功率は大きく変わってきます。
- 冷めた原因を探る
- 3か月は距離を置く
- 距離を置いている間に改善できるところは改善する
- より魅力的になるための自分磨きをする
- 友達に戻ってから距離を縮めていく
- 会ったときには楽しい時間を過ごすことを意識する
- 相手の好意が伝わってくるまで何度か会う
これを意識していただければ、高い成功率が期待できます。
多少時間はかかりますが、焦らずに進めていってください。