恋人と別れたあと、復縁したい相手の誕生日に連絡をするかどうかで迷う人が多いようです。

「復縁したい場合、元彼(元カノ)の誕生日にお祝いの連絡をしてもいいのか?それとも、やめたほうがいいのか?」

毎週のようにこのようなご質問をいただいています。

ここでは、復縁を望んでいる元彼や元カノの誕生日に連絡をすることについて解説したいと思います。

元彼・元カノの誕生日にお祝いのLINEやメールを送ってもいいのか?

スマホの画面を見る女性

復縁したい元彼や元カノの誕生日にお祝いのLINEやメールを送ることは全く問題ありません。

「送りたかったら送ってもいいよ」というのが答えです。

正確には、「どうしても送りたいんなら送ればいいし、あえて送らないのもありだよ」という感じでしょうか。

送ったほうがいい、ということはありません。

反対に、別に送らなくても影響はありません。

ただ、状況によっては我慢したほうがいいこともあります。

別れた直後や冷却期間中でもお祝いのLINEやメールは送ってもいい

基本的には、別れた直後や冷却期間中でもお祝いのLINEやメールは送って構いません。

「おめでとう」と伝えるだけなら悪影響はないからです。

別れた直後はどうしても警戒されることがあります。気まずさもあると思います。

また、振られた場合は、相手の中であなたの印象がかなり悪くなっている状態なので、その印象が薄れるまで距離を置く必要があります。もちろん、その間は連絡をすることも控えます。

ただ、警戒されていたとしても、距離を置かないといけない状況だとしても、友達として誕生日にメッセージを送るくらいなら影響はないことがほとんどです。

円満な別れではなかった場合は送らないほうがいいこともある

  • 振られたときに「別れたくない」と何度もすがった
  • その後もしつこく復縁を迫った
  • 別れ話をしているときに言い合いになって喧嘩別れをした
  • ひどいことを言って相手を傷つけた

このような円満な別れではなかった場合は、別れてから1か月以内に相手が誕生日を迎える場合は送らないほうがいいです。

警戒心が強くなっていて、怒りの感情も強いときです。傷つき、大きなショックを受けているかもしれません。

そんなときにお祝いのメッセージを送るのは逆効果になります。

あなたから連絡が来るだけで感情が乱れ、それをきっかけにブロックをされたりして、状況が悪化することも考えられます。

そもそも、そんなタイミングで「誕生日おめでとう」と連絡が来ても嬉しくないし、反応にも困ると思います。

連絡をしてもいいのは、1か月以上経っている場合のみです。

とはいえ、無理をして送る必要はないので、不安なら送らないほうがいいです。

相手を裏切ることや傷つけるようなことをして振られた場合は送らないほうがいい

  • 自分の浮気が原因で振られた
  • 嘘をついていたことがバレて相手の信用を失った
  • 相手を傷つけるようなことをした

このように、相手を裏切ることや傷つけるようなことをして振られた場合は、冷却期間が終わるまでの3か月くらいはお祝いのメッセージも送らないほうがいいです。

「その立場でよく送ってこれたね」と、神経を疑われる可能性が高いからです。

それでは相手の神経を逆なでするだけです。余計なことはしないほうがいいでしょう。

既読無視や未読無視をされている場合も送らない

最後に連絡をしたときに既読無視未読無視をされている場合も、誕生日のお祝いはしないようにしてください。

無視をしているということは、「もう連絡はしてこないでほしい」ということを間接的に伝えているわけです。

2~3か月くらい経ったらそんな気持ちもなくなりますが、それまでは連絡が来ること自体を拒んでいる状態です。

たとえ誕生日のお祝いであっても、「無視しているのに連絡をしてきた」と思われると、ブロックされる可能性もあります。

相手に新しい恋人がいる場合は送ってはいけない

すでに相手が他の人とお付き合いをしているのを知っている場合は、絶対に送ってはいけません。

元彼や元カノから連絡が来ること自体、相手からしたら迷惑なことだからです。

しかも誕生日です。今の恋人と一緒に過ごしている可能性があります。

そんなときに前の恋人からお祝いのLINEやメールが届くと、「邪魔をしないでほしい」とウザがられると思います。

相手に新しい恋人がいる場合は我慢をしてください。

誕生日に連絡をして未練を感じさせないのか?

ハート型のしおり

「誕生日に連絡をして未練を感じさせることはないんですか?」と聞かれることもあります。

確かに、復縁を望んでいることが伝わっている場合は、未練を感じさせると思います。「もしかしたらまだ未練があるのかな?」と、ほとんどの人が心のどこかでそう思うでしょう。

ただ、一瞬そういう疑惑を抱くだけです。

覚えていて当然な元彼や元カノの誕生日をお祝いするだけで、それを自分への未練と完全に結びつける人はいません。

普通なら、そんな風に考える自分のことを自意識過剰だと感じると思います。

「おめでとう」と言われただけで未練が確信に変わることもありません。

とはいえ、「別れたくない」と何度もすがった人や、断られているのにしつこく復縁を迫った人は、別れた直後に連絡をすると確実に未練を感じさせます。

前述したように、円満な別れではなかった場合は、別れてから1か月以内に相手が誕生日を迎える場合は送らないようにしてください。

元彼・元カノの誕生日に送るLINEやメールはシンプルな内容にすることが大事

バースデイカード

復縁したい元彼・元カノの誕生日にLINEやメールを送る場合は、とにかくシンプルな内容にすることを心がけてください

  • 誕生日おめでとう+一言添えるだけにする
  • LINEならスタンプだけ、というのもあり

これだけでOKです。

復縁するためではなく、誕生日のお祝いをするために連絡をするんです。

「おめでとう」が伝われば十分です。

誕生日のお祝い以外のことは書かない

誕生日のお祝い以外のことは書かないようにしてください。

別の話題を出すと、「誕生日を利用して連絡をしてきた」という印象を与えることがあるからです。

実際に、最初に「誕生日おめでとう」と書いているだけで、その後自分の近況を報告したり、相手のことを探るような質問をしたりして、何がメインなのか分からなくなっているLINEやメールを送っている人が多いんです。

それでは確実に警戒され、印象も悪くなります。

別れに触れたり謝ったりするのもやめたほうがいい

別れに触れることや謝ることもやめてください。

純粋なお祝いメッセージではなくなり、別れたときの嫌な記憶もよみがえらせてしまうからです。

別れの原因や別れたときの言動について釈明したい気持ちや、謝りたい気持ちもあると思います。

でも、別れに関する話題を出してしまうと、その瞬間に謝罪LINEになってしまいます。

「まだ許してもらおうとしている」と受け取られることもあります。

どうしても謝りたいことがある場合は、最後に一言謝るだけにするか、相手から返信が来たときに謝るようにしてください。

返信が来たら、その内容に応じて対応を変える

お祝いのメッセージに対して返信が来たら、その内容に応じて対応を変えてください。

  • 「ありがとう」と一言だけ、またはスタンプだけの返信だった場合は、何も返さずに終わらせる
  • 何か相手から聞かれた場合は、その質問に答える
  • 相手が普通に接してくれている場合は、別の話題や近況などについて軽くやり取りをしてもいい
  • 相手から話題を振られている間はやり取りを続けても構わない
  • 自分からはやり取りを続けようとはせずに、会話が落ち着いたら早めに終わらせる

これを目安にしてください。

そして冷却期間中の人は、それ以降は連絡をしないようにしてください。

返信がないからといって立て続けに連絡をしない

返信が来ないこともあると思いますが、返信を求めて立て続ける連絡をするのは絶対にやめてください。

今は連絡を取る気がない、ということです。

そこで返信を求めてしまうと、「自分勝手で人の気持ちを考えない人」と思われてしまいます。

時間が経たないと、相手の気持ちが変わることはありません。

返信がなかった場合は、そのまま何もせずに時間を置くようにしてください。

参考記事復縁したいけど返事なし…元彼・元カノが返信をしない心理とその場合の対応の仕方

冷却期間後に誕生日を迎える場合は連絡をする最高のタイミング

スマートフォン

冷却期間後に相手が誕生日を迎える場合は、誕生日のお祝いを口実に連絡を取り始めることをおすすめします

連絡をするのに最高のタイミングであり、口実としても一番自然です。

久しぶりにあなたから連絡が来ても、それが誕生日のお祝いだったら、相手は何の違和感も覚えないと思います。

内容に関しては、このタイミングでもシンプルなほうがいいです。

【おめでとう+相手の近況を聞く】くらいがちょうどいいと思います。

近況を聞くとはいっても、「最近どう?」「どんな感じ?」という、何に対して答えたらいいのか分からないような抽象的な問いではなく、「2ヶ月前は仕事がすごく忙しそうだったけど、少しは落ち着いたかな?」という感じで、具体的に聞くようにしてください。そうすれば相手も答えやすいので、返信が来る確率も高くなります。

返信が来たら、タイミングを見て食事に誘う

冷却期間後に連絡をして返信が来たら、タイミングを見て食事に誘うようにしましょう。

  • その日は簡単なやり取りをして終わる
  • 1週間後くらいにまた連絡をする(質問をするような内容がおすすめ)
  • 違和感なくやり取りができていれば、そのタイミングで食事に誘う
  • LINEの返信が遅い場合や相手が素っ気ないように感じた場合は、まだ誘うのはやめて、定期的に連絡を取りながら距離を縮める

こんな感じで進めていってください。

そして、食事に誘うときにも誕生日を口実にするといいと思います。

「久しぶりにご飯でも行かない?誕生日だったし、お祝いにご馳走するよ」

こんな感じで誘えば、自然な誘い方ができると思います。

復縁は会ってからが勝負で、そこから一気に動き始めます。相手が気さくに対応してくれているようなら、できるだけ早いタイミングで誘ってみてください。

冷却期間後でも返信がなかった場合はもう少し待つ

冷却期間後にお祝いのメッセージを送っても返信がなかった場合は、さらに2か月は待つようにしてください。

まだ連絡を取る気にならない状態だと判断するしかありません。つまり、冷却期間が短かったということです。

誕生日のお祝いに対しても無視をしている状態なので、すぐに状況が変わることはないと思います。

相手の気持ちを考えると、あと2か月くらいは距離を置いたほうがいいでしょう。

参考記事復縁に冷却期間はどのくらい必要?状況別の最適な長さや過ごし方を解説

誕生日のお祝いLINEやメールを送るのは、ただの自己満足だということを理解しておく

スマートフォンを操作する女性

誕生日にお祝いのLINEやメールを送るかどうか、というのは、結局は自己満足の世界です。

わざわざ連絡をしてまで「おめでとう」と伝えたい、お祝いをしたい、と思うから、こちらが勝手に連絡をするだけです。

そこを勘違いしないでください。

別に相手が求めているわけではありません。あなたが送りたいから送るだけです。

相手のほうにも未練が残っている場合やすでに復縁を考えているような場合を除き、誕生日のお祝いをすることが復縁に繋がることはありません。つまり、誕生日に連絡をすることに特にメリットはないわけです。

「誕生日を覚えてくれていて、別れたのに祝ってくれて、嬉しい。やっぱり好き」

こんな展開になることはまずないので、そこは勘違いしないようにしてください。

もし余計な感情が混じっているのなら、誕生日にLINEやメールを送るのはやめたほうがいいです。未練を強く感じさせてしまう可能性があります。

誕生日にLINEやメールを送ることについてのまとめ

今回は、誕生日にLINEやメールを送ることについてお伝えしました。

  • 大抵のケースでは誕生日に連絡をしても問題ない
  • ただしそれは自己満足であり、それによって復縁できるわけではない
  • 送るならお祝いをするだけのシンプルな内容にして、余計なことは書かないようにする
  • 冷却期間後に相手が誕生日を迎えるなら、久しぶりに連絡をする最高のタイミングになる

誕生日に連絡をすべきか迷っている人は、このことを頭に入れておいてください。

そうすれば、LINEやメールをしたことがマイナスになることは絶対にありませんから。