昨日彼に振られました。別れたくないことは伝えましたが、彼の気持ちは変わらないみたいです。
でも、どうしても復縁したいです。
そこでもう一度話をしたいと思っています。
そのときに「チャンスをください」と言ってもいいですか?
すがってはいけないのはわかっているんですが、そう言ったらチャンスがもらえる気がして、最後に言っておきたいと思っています。
先日、このような相談を受けました。
- 「チャンスをください」と言ってもいいのか?
- 「チャンスをください」と言ったら復縁できるのか?
そのことについて解説します。
気になっている人は参考にしてみてください。
「チャンスをください」と言ってもいいのか?
振られたときに「チャンスをください」と言うのは問題ありません。
別れたくなかったら、そうお願いしたくなると思います。チャンスがほしいと思うのも、実際にお願いをするのも、当然のことです。
- 言うべきか?
- やめるべきか?
そう悩んでいる人も、「チャンスをくださいとお願いをしたら別れずに済むかもしれない」という気持ちは消えないと思います。
我慢をする必要もないと思います。諦めきれなかったら一度言ってみるといいでしょう。
すでに言った人もいると思いますが、気にしなくて大丈夫です。
「チャンスをください」と言ったら復縁できる?
「チャンスをください」と言ったら復縁できる可能性はあります。
特に、ある程度交際期間が長かった場合は、情があって一度はチャンスをくれることが意外と多いです。
ただ、その可能性は五分五分です。
相手に少しでも未練が残っていれば、チャンスをくれると思います。
でも、完全に気持ちが離れていたら、何を言ってもその気持ちが変わることはないでしょう。
- 「ずっと我慢してきた」
- 「これまでにも散々サインを出してきた」
- 「すでにチャンスをあげた」
こう思っている人も、改めてチャンスをあげる気にはならないと思います。
別れて2週間以上経っている場合は言わないほうがいい
「チャンスをください」と言えば復縁できる可能性はありますが、すでに別れて2週間以上経っている場合は言わないほうがいいです。
もう相手は気持ちを切り替えている可能性が高く、逆効果になることがあります。
- 「今さらそんなことを言われても困る」と思われる
- 2週間以上経っているのにまだ別れを受け入れていないことが伝わり、あなたへの警戒心が強くなる
このようなリスクがあり、今後に影響が出てきます。
2週間以上経っている場合は、そのまま距離を置いたほうが復縁できる可能性が高くなります。
復縁できても同じ過ちを繰り返せばすぐに振られる
もう一つ頭に入れておいてほしいのが、たとえ復縁できたとしても、同じ過ちを繰り返せばまたすぐに振られる、ということです。これはほぼ確実です。
チャンスをあげる形でよりを戻した場合は、あなたの大切さに気づいたわけでも、相手が心から復縁を望んだわけでもありません。
どちらかというと、お願いをされたから仕方なく復縁を受け入れた、という状態に近いです。
そして相手は、チャンスをあげたあとのあなたの言動に注目しています。
「チャンスをくださいと言うくらいなんだから、何か変化があるんだろう」
そう思っていて、その後の言動に期待感を持っているわけです。
でも、そこで同じ過ちを繰り返してしまえば、「やっぱり何も変わらない」「チャンスをあげただけ無駄だった」と思われてしまいます。
そこから相手が結論を出すのは早いと思います。
お願いをすれば復縁できるかもしれませんが、あなたの嫌なところが目につけばすぐに振られる可能性があることを理解しておいてください。
「チャンスをください」と言うときのポイント
「チャンスをください」と言うときには、以下のポイントを意識するようにしてください。
自分のダメだったところに触れながら変わることを伝える
「チャンスをください」と言って復縁できるかどうかは、やり直すことで得られるメリットを相手に示すことができるかどうか、でほぼ決まります。
では、そのメリットとは何か?
それは、もう自分が嫌な思いをしなくて済み、より良い関係を築いていけることです。復縁をするためには、その期待感を持ってもらうことが重要なんです。
では、そのために相手が求めていることは何か?
それは、あなたが変わってくれることや状況を変えてくれることです。
相手が別れを選んだのには、必ず理由があります。
- あなたに嫌なところがあった
- 関係性や現状に不満があった
このどちらかの可能性が高いと思います。
ということは、復縁を受け入れてもらうには、
- 「あなたが変わってくれるかもしれない」
- 「今なら関係性や状況が変わるかもしれない」
と思ってもらう必要があるわけです。
そのためには、変わることを自分の口から伝えるしかありません。
ポイントは、自分のダメだったところや相手が不満を感じていた関係性などに触れながら、「変わる」「変える」と伝えることです。
いつもワガママばかり言ってたよね。自分勝手なことを言ってる自覚はあったんだけど、○○の優しさに甘えすぎてた。○○の気持ちをもっと考えるべきだったと反省してる。もう前みたいにワガママは言わないように気をつけるから、もう一度チャンスをください。
忙しいことを言い訳にして、寂しい思いをさせていたと思う。ほったらかしにしていて本当にごめん。「忙しいんだから分かってよ」と思うばかりで、○○の気持ちを考えられていなかった。でも、これからは忙しくてもちゃんと会う時間を作るから、チャンスをもらえないかな。
こんな感じで、ちゃんと別れの原因を理解できていることを伝え、その上で「変わるからチャンスがほしい」と言えば、今度は本当に変わってくれるかもしれない、と思ってもらえます。
別れの原因が分からない場合は逆効果になることもある
ただし、別れの原因が分からない場合は逆効果になることがあります。
自分のダメだったところに触れたつもりでも、原因を勘違いしていたら、「そんなことは関係ない」「この人は何も分かっていない」と思われるからです。
問題点を自覚できていない人にチャンスがほしいと言われても、やり直す気にはならないでしょう。「ダメだこりゃ」と思われ、さらに気持ちが離れていくかもしれません。
別れの原因が分からない場合は、「チャンスをください」と言うのもやめたほうがいいと思います。
無理だったときにはすぐに引き下がる
相手が別れることしか考えられなくなっているときには、何を言っても気持ちが変わることはありません。
しつこく復縁をお願いしていると、さらに印象が悪くなります。警戒心も強くなるので、完全に避けられるようになることもあります。そうなると復縁も難しくなります。
すぐには無理でも、時間をかければ復縁できる可能性はあります。
その可能性を潰さないためにも、「チャンスをください」と言っても無理だったときにはすぐに引き下がるようにしてください。
無理なら無理で別れを受け入れることが大事です。
断られたからと言って終わりではないので、諦める必要はありません。
参考記事復縁を断られても諦めなかったら成功するケースとは?断られてからの流れも解説
チャンスをもらえなかったときの対応の仕方
では、チャンスをもらえなかったときにはどうしたらいいのか?
3か月くらい冷却期間を設ける
- 相手の決意が固く、今は復縁する気がないこと
- 復縁を望んでいることがはっきり伝わっていて、警戒されていること
この2点を考えると、現状では距離を置くしかありません。
3か月くらいを目安に冷却期間を設けるようにしてください。
冷却期間とは、連絡をすることも会うことも控え、可能な限り関係を断つ期間のことを言います。
そうすることで、以下の効果が期待できます。
- 別れを受け入れたのが伝わる
- あなたへの警戒心が薄れる
- あなたの嫌だったところの記憶が薄れる
- 寂しさや懐かしさを感じ、「連絡をしたい」「会いたい」という気持ちになることがある
- まだ好きな気持ちが残っていることに気づくことがある
- 大切な存在だと再認識してもらえることがある
関係を断ち、これまでとはまったく違う状況を作ることで、相手の心境に変化が表れることがあるわけです。
それには3か月くらいかかります。中途半端に終わらせようとすると振り出しに戻ることになるので、焦らないようにしてください。
ただし、相手から連絡が来たときや誘われたときなどは、冷却期間中であっても応じるようにしましょう。
変化に気づいてもらえるように変わる努力をする
変わることを伝えてもダメだったら、あとは行動で示し、実際に変わったところを見てもらうしかありません。
そのためには、あなたが変わる必要があります。
自分自身に問題があり、どこがいけなかったのか分かっている人は、冷却期間中に変わる努力をしてください。
決して簡単なことではないかもしれませんが、3か月もあれば変われるはずです。
あなたのことをよく知っている相手は、ちょっとした変化でも必ず気づきます。嫌だったところの変化なら尚更です。
そして変わったと思ってもらえたら、あなたに興味を持ってくれるようになります。「別れてから何があったんだろう」「どんな日々を過ごしてきたんだろう」と。
何でも知っているつもりだったのに、そこには自分の知らないあなたがいて、すごく気になってくるわけです。
「今ならうまくいくかも」と思ってもらえて、それをきっかけに復縁を考えてくれることもあります。
会ったときにドキッとさせるために外見の自分磨きをしておく
相手の知らない姿を見せるという点では、外見の変化も効果的です。
- イメチェンをする
- より魅力的になるための自分磨きをする
- 相手好みの見た目に近づける
- 付き合ってから体型が変わった人は前の体型に戻す
こういったことを意識すると、久しぶりに会ったときにドキッとさせることができると思います。
- 「前よりもかわいくなった」
- 「カッコよくなってる」
そう思ってもらえたら、また異性として意識してもらえます。
最初に外見の変化で相手を惹きつけ、一緒に過ごしているときに原因となった部分の変化に気づいてもらう。
これが、復縁の成功率を高めるための大事なポイントです。
冷却期間が終わってからのアプローチの仕方について
冷却期間が終わったら、以下のようにアプローチをしていきます。
- 連絡をする
- 食事に誘う
- 友達として何度か会う
- 会っているときに変化を感じさせる
- 楽しかった頃の記憶をよみがえらせる
- 相手が好意を持ってくれているのが伝わってきたら復縁を申し込む
連絡が取れて会えるようになれば、もう一度好きになってもらうのはそれほど難しくありません。
まずは友達として会える関係を目指してください。
ただし、連絡をしても無視された場合や相手が冷たかった場合は、もう少し冷却期間が必要です。さらに2か月くらいは待つようにしましょう。