- 「元彼に好きと言い続けてもいいですか?」
- 「復縁したいと言っても彼の気持ちは変わらなかったんですが、好きと言い続けたら復縁できる可能性はありますか?」
こう聞かれることがあります。
好きと言い続けたら相手の気持ちも変わるんじゃないか。
そう期待したくなる気持ちは理解できます。
実際に簡単には諦めきれず、アタックをし続ける人は少なくありません。
でも、復縁するために好きと言い続けるのはやめたほうがいいです。
その理由について解説します。
好きと言い続けると復縁が難しくなる理由
好きと言い続けると、以下の理由から復縁が難しくなる可能性があります。
しつこいと思われて避けられるようになる
相手に復縁する気がないのに好きと言い続ければ、確実にしつこいと思われます。
復縁を断っているのにしつこく好きと言ってくれば、相手はめんどくさいと感じるでしょう。
そうなると、あなたのことを避けるようになります。相手にするだけ無駄だと思うようになるわけです。
好きと言い続けていれば、LINEが来るだけでその内容を察します。見る必要もないと思われ、未読無視されるかもしれません。最悪の場合、ブロックされる可能性もあります。
未練があることや復縁を望んでいることが分かっていれば、会ってももらえなくなるでしょう。
【会う=好きと言われる=復縁話になる】
こうなるのが分かりきっているので、会おうとは思わないはずです。
一度避けられると、連絡を取ることも会うことも難しくなります。
あなたのことが理解できなくなる
- 「何を考えているか分からない」
- 「どうしてこんなことをやっているんだろう」
- 「こんな人だとは思わなかった」
別れたあとも好きと言い続けていると、このような印象を持たれてしまいます。
これまでのあなたの印象が崩れ、これが本当の姿なのかと思うかもしれません。
そうすると、相手はあなたのことが理解できなくなります。
あなたという人間も、あなたが考えていることもやっていることも理解できなくなります。
相手の中にあるあなたに対する素敵な記憶も上書きされ、一気に気持ちが冷めてしまうかもしれません。
ストーカーのように思われることがある
別れたあとも好きと言い続けられたら、恐怖を覚える人だっていると思います。
- 「何度も断っているのに諦めてくれない」
- 「好き、復縁したい、とずっと言ってきて困ってる」
相手がこんな風に思うようになると、ストーカーのように思われる可能性もあります。
- 「これからどうなるか分からない」
- 「あなたが何をするか分からない」
- 「もっとひどくなるかもしれない」
そう感じると、誰だって怖くなると思います。
復縁が叶わずに事件を起こす人もいて、そういうニュースは相手も知っているはずです。
あまりしつこくすると、復縁は絶望的な状況になるかもしれません。
別れたあとは好きと言い続けて復縁できる状況ではない
そもそも、別れたあとは好きと言い続けて復縁できる状況ではありません。
考えてみてください。
- 相手は今、あなたのことをどう思っていると思いますか?
- 好意を持ってもらえていると思いますか?
- 別れたけど大切な人だと思われていると思いますか?
残念ながら、そうではないと思います。
好きな気持ちはなくなり、別れたくなるほどあなたのことが嫌になっている状態です。
好きと言われたくらいで気持ちが変わることはないでしょう。
また、相手に立場になって考えてみてください、
- 別れたいと思っている人から好きと言われ続けたら、どう感じると思いますか?
- 嬉しいですか?
いや、たぶん困りますよね。
- 「いい加減にしてほしい」
- 「もう諦めてほしい」
そう思うのではないでしょうか?
別れを選んだ相手の気持ちを考えても、別れた人から好きと言われる相手の心境を考えても、好きと言い続けて復縁できる状況ではないことをご理解いただけたと思います。
復縁したいときに好きと言い続けるメリットはない
「でも、好きと言い続けたら復縁できる可能性もあるんじゃないの?」
そう思っている人もいるかもしれません。
確かに、それで復縁できることはあります。
でも、アタックをし続けて復縁できる可能性があるのは、以下のような場合のみです。
- 別れるべきかどうかまだ迷っている
- まだあなたへの気持ちが残っている
- 寂しかったり、あなたの気持ちが分からなくなったりして別れようと思った
この場合は、好きと言い続ければよりを戻せるかもしれません。
でもそういう状況なら、復縁したいことを一度か二度伝えれば相手は戻ってきてくれるはずです。頑なに復縁を拒むような状況ではないわけですから。
別れたあとに素直な想いを伝え、真剣に復縁を申し込めば、その時点であなたの気持ちは伝わっています。
- 「別れたくない」
- 「やり直したい」
- 「本当に好き」
- 「こんなに人を好きになったのは始めて」
- 「他の人は考えられない」
こういう言葉を口にすれば、好きなことははっきり伝わるんですよ。
それでも相手の気持ちが変わらないのであれば、今は復縁は考えられない心境だということです。
そんな人に好きと言い続ければ、前述したように逆効果になります。
つまり、復縁したいときに好きと言い続けるメリットはないわけです。
参考記事復縁するためにアタックし続けるのはあり?身を引くタイミングは?
復縁できたとしても上手くいかないことが多い
「相手に未練が残っていなくても、好きと言い続けたら気持ちが変わることもあるんじゃないですか?」
こう聞かれることもあります。
もちろん、そういうこともあります。
でも、相手が心から復縁を望んで戻ってきてくれることはほとんどありません。
それでやり直せるのは、しつこいから仕方なく復縁を受け入れてくれたケースくらいです。本当は復縁したくないのに、めんどくさいからよりを戻す形です。
でも、こんなことで復縁できたとして、その後上手くいくと思いますか?
ラブラブだった頃に戻れて、復縁後も何年も続いたり、そのまま結婚までいったりすると思いますか?
しつこくして復縁できたケースでは、必ずと言っていいほどすぐに別れることになります。実際にこれまでそういうケースをたくさん見てきました。
復縁できたとしても上手くいかない可能性が高いです。
好きと言わずに復縁するためにやるべきこと
では、どうしたら復縁できるのか?
好きと言わずに復縁するためにやるべきことについて解説します。
復縁したいことは伝えておく
好きと言い続けるのはやめるべきですが、復縁したいことはちゃんと伝えておいてください。
まだ相手に迷いがある場合やほんの少しでも未練が残っている場合は、復縁したいことを伝えておけば相手の気持ちが変わる可能性があります。
別れを受け入れたことを分かってもらう
復縁をお願いしても断られた場合は、しつこくすると状況が悪化します。
避けられないようにするためには、相手の気持ちを理解できたことや別れを受け入れたことを分かってもらう必要があります。
そこでやるべきことは、しばらく距離を置くことです。
「もう別れを受け入れたよ。これ以上好きとか復縁したいとか言わないよ。だから安心してね」
しばらく距離を置くことで、間接的にこういうメッセージが伝わるわけです。
今以上に警戒されることがなく、今ある警戒心も距離を置くことで薄れていきます。
そのための期間を冷却期間と言います。
平均で2~3か月くらい冷却期間を置けば、あなたへの悪いイメージも薄れ、友達として連絡を取ることや会うことができるようになります。
あなたの変化を感じさせる
元彼や元カノは、あなたに嫌なところがあったから別れを選んだはずです。このまま一緒にいても幸せになれないと判断したから、別れを決断したんだと思います。
今のあなたとやり直したいとは思わないでしょう。
では、どんなときにその気持ちが変わるのか?
それは、あなたの変化を感じたときです。
嫌だったところの変化や状況が変わったのを感じたら、「今ならよりを戻してもいいかも」「今なら上手くいくかも」と思ってもらえるようになります。
そのためには、あなた自身が変わる必要や状況を変える必要があります。
なぜ相手は別れを選んだのか?
それを考えれば、変化に気づいてもらうために何をしたらいいのかが分かると思います。
冷却期間中には、別れの原因をもとに変わることや変えることを意識して過ごすようにしてください。
前よりも可愛く(かっこよく)なったと思わせる
別れたとはいえ、相手はあなたのことが好きだったのは間違いないと思います。
外見にも魅力を感じていたはずです。
この場合、前よりも可愛く(かっこよく)なったと思ってもらえたら、それだけでもう一度好きになってもらえることがあります。
別れたときよりも魅力的になっていたら、久しぶりに会ったときにドキッとして惚れ直すことがあるんです。
誰にでもあるそのチャンスを逃さないためには、会うまでの間に外見の自分磨きをしておくようにしてください。
- より魅力的になれるように髪型や服装のイメチェンをする
- 相手の好みが分かっている場合は、それに近づけるようにする
これを意識してもらえばいいと思います。
まとめ
復縁したい人に好きと言い続けるのはやめたほうがいい理由について解説しました。
まずは復縁したいことを伝えるべきですが、それでもダメだった場合はしつこくすると復縁が難しくなるばかりで、何もメリットがありません。
そんなことをしなくても、というかそんなことはしないほうが復縁できる可能性は高くなります。
好きと言わずに復縁するためにやるべきことについてもお伝えしましたが、まずはそれを意識してみてください。