地震、台風、豪雨。
このような災害があったときに増えるのが、「心配だから連絡をしてもいいのか？」という相談です。
先日も大きな地震があったとき、こんなメールが届きました。
今日、大きめな地震がありましたよね。
実は元彼がそこに住んでて心配なので連絡を取りたいんですけど、今冷却期間中です。連絡をするのはやめておいたほうがいいのでしょうか？
地震や台風、豪雨のとき、復縁したい相手を心配する連絡をしてもいいのか？
そのことについて解説したいと思います。
地震や台風、豪雨のときに心配をする連絡をしてもいいのか？
元彼や元カノが住んでいる地域で自然災害が起きたとき、誰もが心配すると思います。そして、「大丈夫？」と連絡をしようか悩むと思います。
その気持ちは分かります。
でも復縁を望んでいる場合は、よほど大きな被害が出ていない限り、心配する連絡はしないほうがいいです。
その程度のことで連絡をしてくるのを過剰な反応だと捉えられる可能性が高いから。
たとえそれが心から心配しての行動だったとしても、素直に受け取ってもらえないことが多いんです。
あなたにまだ恋人感覚が抜けていないように思われ、警戒されたり未練が伝わったりすることもあります。
つまり、良かれと思ってやったことが逆効果になってしまう恐れがあるわけです。
特に、心配LINEやメールを送ることで優しさをアピールしようと思っている人は、要注意です。そういう人は、生活に一切支障がない程度の災害でも連絡をしてしまいます。
その温度差に相手が引いてしまう可能性があります。
大きな被害があった場合は連絡をしてもいい
自然災害が起きたときに連絡をしてもいいのは、全国ネットのニュースに取り上げられるほどの大きな被害があったときです。
生活に支障をきたすほどの被害があったときなら、連絡をして構いません。というか、心配で連絡をせずにはいられませんよね。
大きな被害が出た災害のときなら、別れた人から心配するLINEやメールが来ても、相手が違和感を覚えることはないと思います。
同じ地域に住んでいる場合は状況を見て判断する
元彼や元カノがあなたと同じ地域に住んでいる場合は、その災害によってどの程度影響があったかを基準に、状況を見て判断するようにしてください。
自分の住んでいるところで大して影響がなかったのなら、わざわざ心配する連絡はしないほうがいいと思います。
普段から連絡を取り合っている場合は気軽に連絡をしていい
普段から連絡を取り合っている場合は、被害の大きさは気にせずに連絡をして問題ありません。
ただ、この場合は連絡をするときの話題にする、という言い方のほうが正しいかもしれません。
「地震かなり揺れたよね？そっちは大丈夫だった？」とか、「昨日は台風凄かったね。仕事大丈夫だった？」という感じですね。
普段のやり取りの中に一つの話題として取り入れるようにするといいと思います。
連絡が取れなくなっている場合は心配するLINEも送らないほうがいい
別れてから連絡が取れなくなっている場合や、最後に連絡をしたときに無視されている場合は、心配するLINEも送らないほうがいいです。
相手に連絡を取る意思がなく、LINEやメールが来るのも嫌がっている状態だと考えられるからです。
特に別れた直後は避けられることも多いので、避けられていると感じている場合は連絡をするのもやめたほうがいいでしょう。
無視されているときや避けられているときにLINEやメールを送ると、「災害を利用して連絡をしてきた」と思われる可能性があります。
そんな状況で心配する連絡をするのは、命にかかわるような災害のときや、実際に死傷者が出ているようなときだけにしたほうがいいと思います。
参考記事音信不通の状態から復縁するには？連絡が取れなくなっているときの復縁方法を解説
心配することが復縁に有利に働くことはないので無理に連絡をしなくてもいい
「別れたのに、今でもこんなに心配してくれるなんて…。」
こんな展開を期待している人もいるかもしれません。
でも、そうなる可能性があるのは、あなたに未練がある人や精神的に弱っている人くらいです。
心配したからといって、それが復縁に有利に働くことはまずありません。
なので、無理に連絡をする必要もありません。
逆にそういうときでも連絡をしないことで、もうあなたが完全に吹っ切れていることが伝わります。それによって相手の警戒心もなくなります。
自分への関心がなくなったんだと感じ、あなたのことが気になり始める可能性もあります。
心配する連絡をして、それを復縁に繋げたくなる気持ちは分かりますが、過剰な反応をしないほうが上手くいくことのほうが多いので、地震や台風、豪雨があったときでも冷静に判断するようにしてください。
もちろん、本当に心配だったら連絡をして構いません。
災害時に連絡をするときのポイントと注意点
災害時に連絡をする場合、その内容ややり取りの仕方によっては逆効果になることがあります。
復縁を望んでいるのであれば、以下の点を意識して連絡をするようにしてください。
過剰に心配し過ぎないように気を付ける
まず気を付けてほしいのが、過剰に心配し過ぎないこと。
復縁を望んでいると、無意識のうちに「良い印象を与えたい」という気持ちが働き、恋人を心配するような内容になってしまうことがあります。
内容によっては、まだ恋人感覚が抜けていないように受け取られ、そこから未練が伝わってしまうこともあります。
災害時は、友達に連絡をするのと同じ感覚でLINEやメールを送ってください。
- 「ニュースで見たけど、○○のところは大丈夫？」
- 「地震大丈夫だった？こっちは物がいろいろ落ちてきて大変だったよ」
こんな感じでさらっと心配するくらいがいいと思います。
返信が来たら軽くやり取りを行う
相手から返信が来たら、災害のことやその災害によって影響を受けたことなどについて軽くやり取りを行ってください。
- 「電車が止まったから帰りが遅くなって大変だったよ」
- 「風で傘が壊れてびしょ濡れになって最悪だった」
こんな感じですね。
これも友達とやり取りをするような意識でやれば大丈夫です。
自分からはダラダラとLINEを続けようとしない
返信が来たらやり取りを続けたくなると思いますが、自分からはダラダラとLINEを続けようとはしないでください。
心配で連絡をしたのに、大丈夫なのか確認した後もやり取りを続けようとすると、連絡が取りたくて心配LINEを送ってきたように受け取られることがあります。
特にあなたが復縁を望んでいることを相手が知っている場合は、まだ未練があると思われ、今後連絡をしたときに避けられるようになる可能性があります。
やり取りをしている流れで近況報告をするくらいなら問題ありませんが、自分から他の話題を振るのは控えたほうがいいでしょう。
参考記事元彼とダラダラLINEをすると復縁できないかも？その理由とは？
相手から話題を振られたら何往復でも続けていい
相手から話題を振られた場合は何往復でもやり取りを続けて構いません。
相手が連絡を取ることに乗り気なら、楽しくやり取りをしてください。
- 相手から聞かれたことに答える
- 同じことを相手にも聞き返す
- こちらからも軽く質問をする
こんな感じで自然なやり取りを行い、落ち着いてきたら最後に挨拶をして終わらせるようにしたらいいと思います。
相手の返信が素っ気ない場合は早めにやり取りを終わらせる
返信が来ても、相手が素っ気ないように感じた場合は早めにやり取りを終わらせるようにしてください。
- あなたのことを警戒している
- 連絡を取るのに抵抗があるけど、心配されたから仕方なく返信をしている
- 「この程度のことで心配LINEを送ってこなくていいよ」と思っている
- この後もやり取りが続くとめんどくさいから、わざと冷たくしている
このような可能性が考えられます。
その反応を無視すると印象が悪くなるので、「大丈夫ならよかった。気を付けてね」と、返信に対して一言返すだけで終わらせるようにしましょう。
無視されたとしても返信を求めてはいけない
心配で連絡をしたけど、返信がない。
こんなとき、さらに心配になると思います。
「ほんとに大丈夫？」「心配だからとりあえず連絡ください」と、返信を求めるような連絡をしたくなるかもしれません。
でも、たとえ無視されたとしても返信を求めてはいけません。
あなたと連絡を取る気にならなくて、自分の意思で無視をしている可能性があるからです。
そんなときに返信を求めてしまうと、めんどくさいと思われてしまいます。
また、数日に渡って報じられるほど大きな災害が起きた場合は、返信もできないほど大変な状況で、それどころではないかもしれません。
心配する気持ちは分かりますが、大きな災害が起きた場合は少し様子を見るようにしてください。
あなたからのLINEやメールは必ず目にしてくれているはずです。
あなたが心配しているのも、一度連絡をすれば伝わります。それで十分です。
参考記事復縁したいけど返事なし…元彼・元カノが返信をしない心理とその場合の対応の仕方
冷却期間を置いていた人は少し時間を空けてから連絡をするのがおすすめ
復縁をするために冷却期間を置いている人も多いと思います。
別れたあとは2～3か月くらい距離を置くことで、相手の中にある嫌な記憶やあなたへの悪いイメージ、警戒心などがなくなり、復縁できる状況に変わります。
そのタイミングで連絡をして、何度か会うことで、相手の気持ちを変えることができます。
もしあなたが別れてから冷却期間を置いていて、そろそろ連絡をしようと思っていたタイミングなら、地震や台風、豪雨のときに慌てて連絡をするのではなく、少し時間を空けてから連絡をするのがおすすめです。
災害時に連絡をすると、どうしても災害についてのやり取りが中心になり、友達として楽しい話題でやり取りを行うのが難しくなることがあるからです。
久しぶりに連絡をしたのが心配するLINEで、そこから定期的にやり取りを行い、その後会おうとすると、相手が違和感を覚える可能性もあります。
それよりも、「久しぶり」という感じで普通に連絡をして、何か別のことで質問をしたり、近況について聞いたりしたあとに、「そういえばこの前の地震大丈夫だった？」という感じでそのこときのことに触れたほうが、次に繋げやすくなります。
冷却期間が終わる頃に災害があった場合は、その日から5日～1週間くらい空けてから連絡をしてみてください。
1週間くらい経ってから正々堂々と連絡をしたほうが、相手が災害と結びつけて疑心暗鬼になることもありません。
冷却期間後の連絡の仕方については以下の記事で詳しく解説していますので、こちらを参考にしてみてください。
参考記事復縁したいときの連絡方法｜久しぶりにLINEやメールを送るタイミングや内容を解説
冷却期間中でも大きな被害が出ている場合は連絡をしていい
最初にお伝えしたように、大きな被害が出ている場合は冷却期間中でも連絡をして構いません。
ここでお伝えしたことを守っていただければ、復縁に悪影響を及ぼすこともありません。
ただ、繰り返しになりますが、復縁に有利に働くこともありません。
無理に連絡をする必要はないので、迷ったときはやめておいたほうがいいと思います。
復縁したかったら連絡をしないほうがいいこともあります。
