長く付き合ったカップルの復縁の可能性は？復縁するためのポイントも解説

長く付き合ったカップルの復縁の可能性について聞かれることがよくあります。

うまくいかずにすぐに別れたカップルと、何年も続いたカップルとでは、当然後者のほうが復縁できる可能性が高くなります。

ただ、長く付き合っていたのに別れることになったカップルは、それなりの問題を抱えていることが多く、復縁を目指す上で不利になることもあります。

私はこれまで、長く付き合ったカップルのサポートを多く行ってきました。

その経験をもとに、以下の点について解説したいと思います。

長く付き合った人との復縁を考えている方は参考にしてみてください。

長く付き合ったカップルの復縁の可能性が高い理由

長く付き合ったカップルの復縁の可能性は、交際期間が短かったカップルの復縁の可能性と比べると高くなります。

私がサポートをしてきた方も、2年以上付き合っていたカップルの復縁成功率は、それ以下の交際期間だったカップルより明らかに高いです。

こういったものが、長く付き合ったカップルの復縁の可能性が高い理由として挙げられます。

相性が良いのを分かっているから

まず挙げられるのが、2人の相性が良いのを相手が分かっていることです。

長く付き合っていたということは、上手くいっていた期間が長かったということです。

そして、上手くいっていた期間が長かったということは、2人の相性が良かったということです。

何か理由があって別れることにはなったけど、「この人とは合う」と思われていたはずなんですよね。

当然、相性の良さは相手も分かっています。

それは、相手が復縁を決意するきっかけの一つになります。

相手が寂しさを感じやすいから

一緒にいるのが当たり前だった人と別れると、一人になってから寂しさを感じることがあります。

ふとした瞬間に別れた人のことを思い出すこともあります。

寂しさから復縁を考えるようになる人も少なくありません。

思い出がたくさんあるから

長く付き合ったカップルほど思い出の数も多くなります。

すごく楽しかったことから、何気ない出来事やどうでもいいことまで、たくさんの思い出があると思います。

そしてそういう思い出は、一人になると自然とよみがえってくるものです。

挙げたらキリがありませんが、付き合っていた期間が長いほど思い出す出来事も多くなります。

そして、付き合っていたときのことを思い出すたびに相手の頭の中には元彼や元カノの顔が浮かびます。「あの頃に戻りたいな」という気持ちになることもあります。

安心感や居心地の良さ、懐かしさを感じさせることができるから

会ったときにも、長く付き合っていたほうが有利になることがあります。

それが、安心感や居心地の良さ、懐かしさを感じさせることができることです。

特別なことをしなくても、一緒にいるだけで「やっぱりこの人といると落ち着くな」「この感じ、懐かしいな」と思わせることができます。

これは、長く付き合っていたからこそ可能になることです。

変化に気付いてもらいやすいから

付き合っていた期間が長いと、別れてからの変化に気付いてもらいやすくなります。

あなたのことをよく知っているからこそ、ちょっとした変化にも気付いてもらえるわけです。

ほんの些細な変化でも以前との違いに気付いてもらえる可能性があります。

その変化を好意的に受け止めてくれたら、またあなたに惹かれ始めると思います。

大切さに気付いてもらえる可能性があるから

こういったものがきっかけとなって、あなたの大切さに気付いてもらえる可能性があります。

付き合いが短かったカップルに比べると、長く付き合っていた場合は「自分に必要な人」と相手から思ってもらえることが多いです。

長く付き合っていたからこそ不利になる点

長く付き合っていた場合は、前述したような、復縁をする上で有利になることがいくつもあります。

でも、不利になることもあります。

完全にケジメをつけていることがある

何年も付き合っていた人との別れを決意したときには、その時点で相手が完全にケジメをつけていることがあります。

迷っている状態で別れを切り出したとは思えません。

「何があっても復縁はない」というくらいに相手の気持ちが固まっている可能性もゼロではありません。

変化を感じても信用してもらえないことがある

長く付き合っていた場合は、些細な変化にも気付いてもらいやすい状況ではあります。

でも、変化を感じても信用してもらえないこともあります。

特にこういうケースでは、もうあなたは変わらない、これ以上期待できない、と思われている可能性があります。

あなたを見て変わったような気がしても、「どうせ一時的なもので、よりを戻しても前と同じことになるだろう」と思われるかもしれません。

将来を考えられないと思われた可能性がある

このような理由で「将来を考えられない」と思われた場合は、たとえ復縁を意識することがあったとしても、実際にやり直そうとは思わないかもしれません。

これからのことを真剣に考えて別れを選んだ人は、たとえ未練が残っていたとしても、なかなか戻ってきてくれないことがあります。

新鮮さを感じさせることが難しい

長く付き合ってると、どうしてもマンネリ状態になっていたと思います。それが別れに繋がった人もいるでしょう。

そしてマンネリ状態になっていれば、新鮮さを感じさせることが難しくなります。

会ったときもこれまでと同じ感じだと、何の刺激もないまま、ただ一緒の時間を過ごすだけで終わってしまいます。

それではつまらないと思われるかもしれません。

マンネリが原因の場合は、新鮮さを感じさせるようなデートをする必要があります。

長く付き合っていた人と復縁するためのポイント

長く付き合っていた人と復縁をするには、有利になる点を生かし、不利になる点を補うことがポイントになります。

特に意識してほしいのが、以下の6つ。

変化を感じさせる

変化を感じさせることも大事です。

長く付き合ったカップルが別れる理由として多いのが、「嫌なところに耐えられなくなった」ということです。

相手はずっと我慢をしていたのかもしれません。それでも何の変化も感じなかったから、別れることを決意したのかもしれません。

その場合、元彼や元カノが復縁を考えるようになるのは、嫌だったところの変化を感じたときです。

まずは自分の何がいけなかったのかを考え、変わる努力をしてください。

そして、言葉や行動でさり気なく変化をアピールしてみてください。

変化に気付いてもらいやすい状況なので、ちょっとしたことでも変わったことが伝わると思います。

ただ、その変化を信用してもらえない可能性もあります。

同じ過ちを繰り返さないようにしながら、常に変化が伝わるような言動を取ることを心がけましょう。

外見の変化も意識する

髪型や服装などがいつも同じだった人は、外見がマンネリの一因になっていた可能性があります。

別れてから外見の変化も意識すると、会ったときに新鮮さを感じさせることやドキッとさせることができると思います。

ただ、相手の好みから外れたら逆効果になります。

相手好みの外見に近づけることを意識し、可能な範囲で見た目を変えてみるといいと思います。

思いやりの気持ちを持って接する

優しさや思いやりが欠けていた自覚がある人は、これから思いやりの気持ちを持って接することを意識してください。

長く付き合っていると、最初の頃と比べ、どうしても優しさや思いやりが欠けてくると思います。

もしかしたら、相手は自分が大切にされていないように感じたのかもしれません。

その場合、忘れかけていたあなたの優しさや思いやりを改めて感じたら、好きだった頃の気持ちを思い出すと思います。

付き合っていたときの楽しかった思い出話をする

せっかく思い出がたくさんあるので、こちらから思い出話をして、当時の記憶をよみがえらせるのも効果的です。

楽しかったときのことを思い出させることができれば、嫌な記憶が薄れ、復縁を考えてもらえるようになると思います。

新鮮さを感じさせるようなデートをする

長く付き合っていると、いつも同じようなデートしかしなくなることがあります。

もしあなたも心当たりがあるのなら、それがマンネリに繋がったことも考えられます。

その場合は、これまでとは違う新鮮さを感じさせるようなデートをするのがおすすめです。

とはいえ、もう別れているので、恋人がするようなデートだと相手が違和感を覚え、警戒される恐れがあります。

遊園地や動物園に行ったり、長距離ドライブをしたり、いかにもデートという感じのものは避けたほうが無難です。

そこまでしなくても、これまで行ったことがないようなお店で食事をするだけでも新鮮な気持ちにさせることができます。

他にも、友達として一緒に行っても（やっても）おかしくないデートなら問題ありません。

幸せな未来をイメージさせる

あなたとの将来を考えられなくて相手が別れを選んだ場合は、幸せな未来をイメージさせることが重要です。

それを一度考えてみてください。

もし何か思い当たることがあれば、そこから幸せな将来をイメージさせることができるかもしれません。

例えば、彼が家庭的な女性を望んでいたのに、同棲やお泊りをしながらも料理を作ることがほとんどなかったのなら、彼は結婚を考えられなかったと思います。

その場合は、最近はよく自炊をしていることを話したり、実際に作った料理を見せたりすると、彼の理想の女性に近づけるかもしれません。

例えば、彼女は休みの日には遠出をしたかったのに、疲れてる、めんどくさい、という理由で家で過ごすことや近場をブラブラすることが多かったのなら、「これからもずっとこんな感じか」と思ったはずです。

その場合は、最近は休日にいろんなところに出かけていることや旅行に行ったことなどを話したり、そのときの写真を見せたりすると、「今なら2人でたくさんの思い出が作れるかも」と思ってもらえるかもしれません。

交際期間が長かった場合は冷却期間が必要？

復縁をするためには、冷却期間という、別れたあとに相手と距離を置く期間が必要になることがほとんどです。

別れたあとはお互いが感情的になっているので、まずは冷静になるための時間が必要です。

自分に対する警戒心や悪いイメージが薄れるのも待つのも、自分自身が変わるための時間を作るのも、冷却期間を置く目的の一つです。

冷却期間がいらないパターンもありますが、交際期間が長かった場合には冷却期間が必要です。

こういった可能性があることを考えると、すぐにはどうすることもできない状況です。

会ったときに変化に気付いてもらうためには、変わるための時間も必要です。

状況にもよりますが、1～3か月は冷却期間を置くようにしてください。

これを目安にしてください。

冷却期間後の進め方

冷却期間後の進め方は、以下のとおりです。

1. 連絡をする

   距離を置いたあとは連絡をして、簡単なやり取りを行います。最初は質問をする内容のLINEやメールを送り、返信が来たら近況報告をするといいでしょう。

2. 食事に誘う

   何度かやり取りができたら、食事に誘ってください。「久しぶりにご飯行かない？」とか、「今度飲みに行こうよ」という感じで、気軽に誘うといいと思います。

3. 会って距離を縮める

   最初に会ったときには、自然体で接しつつ、変化を感じさせることを意識してください。これまでに行ったことがないお店に行くのもおすすめです。

4. 何度か会って復縁を意識させる

   その後も何度か会いながら、繰り返し変化をアピールしたり、楽しかった思い出話をしたり、幸せな未来をイメージさせるような言動を取ったりして、復縁したいと思ってもらえるように相手の気持ちを変えていってください。

5. 復縁したいことを伝える

   順調にいっていれば、相手が好意を持ってくれているのが伝わってくるはずです。そのタイミングで復縁したいことを伝えれば、いい返事がもらえると思います。

まとめ

長く付き合ったカップルは復縁をする上で有利になる点が多く、復縁できる可能性が高いです。

ただ、長く付き合った上で別れを決意した人は、完全に見切りをつけた可能性もあります。他にも不利になる点があります。

でも、ここでお伝えしたことを参考にしていただければ、最大限に復縁の成功率を高めることができると思います。

この先、元彼や元カノ以上の人には出会えないかもしれません。

少しだけ頑張って、大切な人と一緒になれる未来を手に入れてほしいなと思います。