- 「連絡は取れるけど、誘っても断られる」
- 「元彼・元カノが会ってくれない」
このような相談をいただくことがあります。
- 「会いたくない」
- 「もう会わない」
- 「今は会わないほうがいいと思う」
断られ方は人によって違いますが、どれも相手に会う意思がないのははっきりしています。
はぐらかされている人もいるかもしれません。
元彼や元カノは、なぜ会ってくれないのか?
その理由と、会うのを断られたときの対応の仕方について解説します。
元彼や元カノが会ってくれない6つの理由
連絡は取れるのに、誘ったら断られる、会ってくれない、という場合には、主に以下の6つの理由が考えられます。
- あなたのことを警戒している
- あなたに対して怒っている
- 気まずさがある
- めんどくさいと思っている
- 会うべきか迷っている
- 忙しくて会う時間がない
それぞれの理由について詳しく解説していきます。
あなたのことを警戒している
まず最初に考えられるのが、あなたのことを警戒している可能性です。
特に、いつもあなたから連絡をしていて、それに対して返信は来るけど、相手から連絡が来ることはほとんどない、という場合は、その可能性が高いです。
- 未練があるのが伝わっている
- まだ諦めていないと思われている
- 復縁話になるのを警戒している
- 会って勘違いをさせたくないと思っている
こういうときには会ってくれないことが多いです。
連絡を取っているのも、あなたから連絡が来るからそれに返している、という感覚なんだと思います。
つまり、言い方を変えると、「仕方なく連絡を取っている」という状態です。
そんな状態では、まだ会うことは考えられないと思います。
あなたに対して怒っている
会ってくれないのは、あなたに対して怒っている可能性もあります。
- 別れた原因に対して怒っている
- 別れ話をしているときや別れたあとのあなたの言動に対して怒っている
- 連絡を取っているときにイラっとすることがあった
怒りの感情があるときやあなたに対する悪いイメージが強く残っているときには、会う気にはならないでしょう。
連絡をしたときに相手が素っ気ないと感じた場合や、急に冷たくなった場合などは、怒っているから会ってくれない可能性が高いと思います。
気まずさがある
別れた人と会うことに気まずさを感じ、会ってくれない人もいます。
特に相手が振った側なら、自分が振った人と会うのに抵抗を感じているのかもしれません。
- どんな顔をして会ったらいいか分からない
- どう接したらいいか分からない
- 何を話したらいいか分からない
- 会っても気まずくなるのが分かりきっている
こんな風に思っている人は、自分が会いたい気持ちにならない限り、なかなか会ってくれないことがあります。
めんどくさいと思っている
会うのがめんどくさいと思っている人もいます。
- 今さら会っても意味がない
- 友達に戻るつもりもない
- 気が遣うのが疲れる
- 気まずい時間を過ごすのが嫌だ
- 会おうとしてくるのには何か魂胆がありそう
こんな気持ちがある人は、めんどくさくて会うのを避けようとします。
会うべきか迷っている
元彼や元カノからも連絡が来るけど会えない場合は、会うべきか迷っている可能性が考えられます。
- 別れた人と会うのには抵抗がある
- まだ会うのは早いと感じている
- 中途半端な関係は続けたくないと思っている
- 会ったら気持ちが揺らいでしまいそうで不安
会いたくないわけではないけど、このような心境から会うのを迷う人もいます。
迷っているときには「会わない」という選択をする人が多いです。
忙しくて会う時間がない
忙しいことを理由に会うのを断る人もいます。
本当に忙しくて時間がない人もいると思います。
ただ、前述したような別の理由があるけど、「忙しい」と言ったほうが都合がいいから、嘘をついている可能性も否定できません。
本当かどうかを判断するのが難しい理由です。
会ってくれない元彼や元カノと会うために意識してほしいこと
では、会ってもらうためにはどうすればいいのか?
会ってくれない元彼や元カノと会うために意識してほしいことについて解説します。
連絡をするのをやめて少し距離を置く
まず意識してほしいのが、連絡をするのをやめて少し距離を置くことです。
相手に会う気がないということは、今は連絡を取るのも抵抗がある状態だと考えるべきです。
警戒されている可能性や怒っている可能性があることも否定できません。
無理に会おうとすれば、さらに印象が悪くなります。
連絡を取り続けるのもやめたほうがいいでしょう。
今はやり取りができていても、このまま連絡をし続けると、どこかでその関係が終わってしまうことも考えられます。
相手からも連絡が来るのなら気にしなくて大丈夫ですが、ほとんどあなたから連絡をしているのであれば、1か月くらいは関係を断ってください。
距離を置けば会えるようになる可能性がある
1か月くらい距離を置けば、以下の理由から会えるようになる可能性があります。
- 「こっちの気持ちを察してくれたんだな」と思ってもらえるから
- 断ったあとに連絡が来なくなると、断ったことに対して申し訳なさや罪悪感を覚えるから
- 警戒心や怒りの感情、あなたに対する悪いイメージなどが薄まるから
- 連絡を断つと、相手がなんとなく寂しさや物足りなさを感じるようになるから
- 「どうしたんだろう?」と、あなたのことが気になるようになるから
このような心境の変化が表れ、連絡を再開したときに「会ってもいいかな」と思ってもらえるようになります。
忙しくて会うのを断られた場合も、1か月もすれば状況が変わっていると思います。
とりあえず連絡を取りながら近況について聞いてみてください。
イメチェンをした姿をSNSに載せる
距離を置いている間にやってほしいのが、イメチェンをした姿をSNSに載せることです。
相手が目にしたときに、あなたに興味を持たせることができます。
「会いたい」と思ってもらえる一番効果的な方法です。
- 髪を切ったことや色を変えたこと
- 服装やメイクなどで雰囲気を変えたこと
- ダイエットをして痩せたこと
このようなことが伝わる写真をSNSにアップしてみてください。
- 別れてから新たに始めたこと
- 別れの原因を払しょくするような変化
このようなことについても投稿すると、相手はあなたのことが気になってくると思います。
SNSをやっていない人は、連絡を再開したときに、イメチェンをしたことや変化が分かるようなことをさり気なく伝えてみてください。
「会いたくない」とはっきり断る理由は?
「会いたくない」
そうはっきり言われることもあります。
その理由も、前述した6つの理由が関係している可能性があります。
同じ理由でも、はぐらかす人や遠回しに断る人もいれば、はっきり断る人もいますからね。
でも、「会いたくない」と言われた場合は、他にも以下の2つの可能性が考えられます。
顔も見たくないと思われている
まず1つ目は、「顔も見たくない」と思われている可能性です。
- 別れた直後でまだ感情的になっている
- それまでにあなたがしつこくすがった
- あなたの言動に怒っている
- あなたの言動に傷ついている
- あなたのことが怖くなっている
- あなたが別れの原因を勘違いしていたり、見当はずれなことばかり言ったりしていて、ウンザリしている
このような理由から、顔も見たくないと思うほど嫌になっている状態なのかもしれません。
特に、別れてそれほど時間が経っていないときに「会いたくない」と言われたのなら、こう思われている可能性が高いです。
めんどくさいと思われている
2つ目は、「めんどくさい」と思われている可能性です。
特に、別れるときにすがった場合や何度も「復縁したい」と伝えた場合は、その可能性が高いです。
この場合の「めんどくさい」は、ただ会うのがめんどくさい、というのとは違います。
あなたが復縁を望んでいるのがはっきりと伝わっているときです。
そんなときに「会いたい」と言われたら、相手はどう思うでしょうか?
「また復縁話かも…」
そう思うはずです。
もしかしたら違うかもしれない。
でも、もし会って、本当に復縁話だとしたら、また断らないといけない。
その心境を考えたら、「会いたくなく」「会わないほうがいい」と言いたくなる気持ちも分かるのではないでしょうか。
「もう面倒なことは避けたい」
そんな気持ちから、「会いたくない」と言われることがあります。
まだ気持ちが残っているから会いたくない?
たまに、「まだ気持ちが残っているから会いたくない」とか、「自分の気持ちに整理をつけるために会わないと決めている」というようなことを言う人がいます。
「会ったら気持ちが変わるかもしれない。でも、もう別れると決めたから、会わないようにする」という意味に受け取れますよね。
こんな風に言われると、「まだ未練があるのかな?」と感じると思います。
もちろん、その可能性はあります。
でも多くの場合、それは相手の優しさから出た言葉だと思ってください。
正直に「会いたくない」と言えば、あなたを傷つけることになります。「顔も見たくない」とか「面倒くさい」と思っていたとしても、そんなことを言えるわけがありません。
だけど、こういう言い方なら傷つけないんじゃないか、あなたも分かってくれるんじゃないか、と思うわけです。
- 「変に期待させるようなことは言わないでほしい」
- 「そんな風に言われるほうがつらい」
そう思う人もいるでしょう。
でも、これが相手なりの優しさなので、理解してあげてください。
また、未練がある可能性もゼロではないとお伝えしましたが、その場合は相手から必ず連絡が来ます。
とりあえず相手の言葉を受け入れ、余計なことはしないようにしてください。
「会いたくない」と言われた場合も距離を置くしかない
「会いたくない」と言われたということは、相手が「今は距離を置きたい」と思っているということです。「今は会いたくないから誘わないで」ということを間接的に伝えているわけです。
当然、連絡を取るのも抵抗がある状態だと思います。
そんなときに何かをしようとしても、逆効果になるだけです。
相手の心境を考えたら、今は距離を置くしかありません。
「会ってもいいかな」と思ってもらえるようになるのには、2~3か月くらいかかると思います。
それまでは距離を置くようにしてください。
そしてその後、連絡を取り、友達関係を作っていって、改めて食事に誘ってみてください。今度は会ってくれるはずです。
「会いたくない」と言われても復縁は可能
「会いたくない」とはっきり断られたら復縁は無理だと思うかもしれませんが、大丈夫です。
「会いたくない」と言われても復縁は可能です。
「顔も見たくない」と思われていたとしても、「面倒くさい」と思われていたとしても、それは、「(今は)顔も見たくない」「(今は)面倒くさい」というだけの話です。
時間が経てば、相手も冷静さを取り戻します。気持ちも落ち着いてきます。
あなたが別れを受け入れたことやもう復縁を迫ったりしないことが伝われば、警戒心もなくなっていきます。そうすれば、相手の気持ちは変わります。
復縁は会ってからが本番!正しい対応をして会える状況を作ること
相手の気持ちは、会ってから本格的に変わり始めます。
連絡を取るのは、会うきっかけを作るためでしかありません。
連絡を取り続けているだけで復縁できることはほとんどありません。
会ったときに変化や魅力、楽しさ、心地よさなどを感じさせることで相手の感情が動き、復縁を考えてもらえるようになります。
会えなければ次のステップに進めないので、会ってくれない理由を理解して、正しい対応をするようにしてください。
また、元彼や元カノが会ってくれないのは、誘い方や誘うタイミングに問題があることもあります。
そのことについては以下の記事で詳しく解説していますので、こちらも参考にしてみてください。