「復縁話は、いつ、どうやって切り出したらいいですか?」
先日、元彼に復縁話をしたい女性から相談を受けました。
詳しく話を聞くと、振られたときに一度復縁を断られており、でも諦めきれず、少し時間が経ったから改めて復縁話をしたい、ということでした。
この方には、復縁話をするのはまだ早いということや、復縁の切り出し方についての具体的なアドバイスをしました。
ただ、普段から復縁話の切り出し方やタイミングについての相談はかなり多いです。実際にいま悩んでいる人も多いと思います。
そこでここでは、復縁の切り出し方や成功率を最大限に高めるポイントについて解説したいと思います。
いつ復縁を切り出せばいいのか?
復縁を切り出すときに一番重要なのは、相手が復縁を考えるようになったときに想いを伝えることです。
- どう切り出せばいいのか?
- 何て言ったらいいのか?
そんなことを考えている人が多いのですが、相手がこれっぽっちもやり直す気がないときには何を言っても断られます。
復縁の切り出し方や想いの伝え方で相手の気持ちを変えることはできないんですね。
でも、相手が復縁を考えるようになったときなら、どんなシチュエーションでも、ただ一言「やり直したい」と言うだけでも復縁できます。
だから、まずは相手を「復縁したい」「やり直してもいいかな」という気持ちにさせる必要があるんです。
そのためには、あなたに対する警戒心やネガティブな印象をなくすために冷却期間を置き、その後連絡をして、何度か会って良い印象を持ってもらわないといけません。
別れたばかりの人や冷却期間中の人、冷却期間が終わったけど相手とまともに会えていない人は、復縁を申し込むのはまだ早いです。
復縁話を切り出すのは、相手との距離が縮まり、付き合っていた頃のような関係に戻れたときを目安にしてください。
理想は、相手からの好意を感じられるようになってからです。
自分から振った場合はすぐに復縁を申し込むこと
自分から振ったけど気持ちが変わった場合は、すぐに復縁を申し込むようにしてください。
相手も復縁を望んでる可能性があるため、冷却期間を置く必要はありません。
逆に時間を置くと、その間に相手が次に進むことを決意し、手遅れになることがあります。
自分から振ったのなら、決意が固まったときが復縁を切り出すタイミングです。
もしそれで復縁を申し込んで断られた場合は、冷却期間を置くようにしてください。
復縁を切り出すのは会ってから
相手が復縁したい気持ちになっていれば、LINEやメール、電話で復縁を切り出してもOKはもらえます。
でも、復縁を切り出すのは会ってからにすべきです。
直接顔を見ながら自分の口で伝えたほうが、相手の気持ちを動かすことができる可能性が高いからです。
- あなたが相手の立場になったとき、LINEで復縁を切り出されるのと、会って直接言われるのとでは、どちらが胸に響くと思いますか?
- どちらが本気度が伝わると思いますか?
当然、後者だと思います。
受ける印象が違いますよね?
それに、人によっては、「そんな大事なことをLINE(メール)で言う?」と思う人も絶対にいます。
そのせいで相手が復縁を考えられなくなることもありえるので、復縁を切り出すのは会ってからにするようにしてください。
遠距離の場合は?
遠距離の場合も、できれば会いに行って直接伝えるべきです。
会えないせいで寂しい思いをさせていて、それが原因で別れたのなら尚更です。
そんな大事な話のときでも会いに来てくれない人との復縁は考えられないと思います。やり直したところで、また寂しい思いをするのは分かりきっていますから。
どうしても会いに行けない事情がある場合は連絡をして伝えるしかありませんが、そういう状況では復縁も難しいかもしれません。
復縁話をするために会うときの誘い方
会って復縁を申し込むには、まずは相手を誘わないといけません。
では、どうやって誘えばいいのか?
「今週の金曜日空いてる?ご飯食べに行かない?」
こんな風に、普通に食事に誘うのがおすすめです。
復縁話をしようとしているのを悟られないようにすることが重要です。
たまに、「会って話したいことがある」とか、「大事な話があるから会いたい」と伝える人がいるのですが、それはやめたほうがいいです。
優柔不断な人は、復縁話になるのが分かると、会うと気まずくなりそうで誘いを断ることがあるからです。
相手も復縁を考えていて、告白をされたらOKをするのが確実な状態でも、会うのを躊躇してしまうことがあるんですね。
復縁を切り出すのを前もって分からせることには何のメリットもありません。
会って復縁を切り出すタイミング
会って復縁を切り出すのは、食事をして、楽しい時間を過ごし、自然と会話が落ち着いた頃にするといいでしょう。
楽しい時間を過ごしたあとは寂しさを感じるものです。「まだ帰りたくない」「もう少し一緒にいたい」という気持ちになります。そのタイミングがもっとも復縁成功率が高くなります。
帰り道や別れ際でもいいと思います。
くれぐれも、会ってすぐのタイミングや、会話が盛り上がっているタイミングで復縁話をするのは避けるようにしてください。
復縁の切り出し方
復縁を切り出すときには、自然と話し始めやすい入り方をすれば大丈夫です。
- 「ちょっと話があるんだけど…」
- 「大事な話があるから、聞いてくれる?」
こんな感じでしょうか。
ぶっちゃけ、何でも構いません。
復縁を申し込むときの想いの伝え方
想いの伝え方に関しても、特に正解はありません。
相手が復縁を考えるようになっているタイミングなら、想いの伝え方で結果が変わることもありません。
でも、以下のことを意識すれば、復縁の成功率を最大限に高めることができると思います。
素直な想いを伝える
一番重要なのは、あなたの素直な想いを伝えることです。
誰が書いたか分からないサイトで例として挙げられているようなセリフを言って、相手の心に響くと思いますか?
きれいごとばかりを並べたセリフが相手の感情を動かすと思いますか?
そんなわけがありません。
不器用でも、ぎこちなくても、あなたの思いの丈を包み隠さずに伝えるのが相手の心には一番響くんです。
不安かもしれませんが、話し始めたら自然と言葉は出てきます。心配はいりません。
自分のダメだったところに触れ、反省していることを伝える
復縁を申し込むときには、基本的には素直な想いを伝えればいいのですが、「復縁したい」「やり直したい」など、「~したい」というだけでは、あなたの気持ちを押し付けているように受け取られることがあります。
- 本当に反省しているのか?
- やり直したとして、同じことの繰り返しにならないのか?
こんな不安を相手に覚えさせるかもしれません。
なので、自分のダメだったところにも触れ、反省していることを伝えるようにしましょう。
自分勝手なことばかり言って、いつも○○を困らせてたよね。○○の気持ちを全然考えられていなかったこと、本当に反省してる。
こんな風に言うことで、別れに繋がった自分の問題点を自覚できていることや反省していることが伝わります。
そうすれば、「今なら上手くいくかも」と思ってもらえます。
具体的な出来事を挙げて謝罪をすると尚よし
どういう点を反省しているのか、何に対して謝っているのか、具体的な出来事を挙げて伝えることができたら、反省していることをより確実に信じてもらえます。
- 「あのときあんなことを言ったせいで○○をガッカリさせたと思う」とか、
- 「あのときもっとこうすべきだったと思う」とか。
自分の何がいけなかったのか、どういうところを反省しているのか、ということがより明確に伝わりますよね。
それくらい問題点をはっきりと自覚できていれば、もう同じことを繰り返すことはないんじゃないか、と思ってもらえます。
変わろうとしていたことを伝える
変わろうとしていたことも伝えると効果的です。
冷却期間中に別れの原因となった部分を改善する努力をしていたら、相手はその変化に気付くと思います。
でも、まだ確信が持てていないかもしれません。「なんか変わった気がするけど、気のせいかな?」と。
だから、復縁を申し込むときには自分からも伝えるんです。
「こういうところがダメなのが分かっていたから、別れてからそこを直そうとしていた」ということを伝えれば、変わろうとしていたことや、自分が感じた変化が気のせいじゃなかったことに気付いてもらえます。
そういう人となら相手もやり直したくなると思います。
これからのことを伝える
最後には、これからのことも伝えましょう。
これからは自分勝手なことはしないようにして、○○のことを一番に考えるようにするし、今の私ならできると思う。
こんな感じで。
これからのことをちゃんと考えていることを分かってもらえたら、相手も復縁を決意してくれるはずです。
自分から振った場合の復縁の申し込み方
自分から振った場合は、以下のポイントを意識して復縁を申し込んでみてください。
自分勝手なことを言っていることを謝る
自分から振ったのに、その後復縁を申し込めば、相手が不信感を覚える可能性があります。振り回されているように感じ、いい気がしない人もいると思います。
なので、自分勝手なことを言っていることや相手を振り回していること、悲しませたことなどを謝るようにしてください。
復縁を決意した経緯を伝える
自分のことを振ったのにいきなり復縁したいと言われても、相手はワケが分からないと思います。不信感はもちろん、またすぐに振られるんじゃないか、という不安も感じると思います。
そういった心境を考えたら、復縁を決意した経緯もちゃんと伝えるべきです。
- どうして別れようと思ったのか?
- そこからどうして気持ちが変わり、復縁を決意するに至ったのか?
それを伝えれば、相手も納得してくれると思います。
こういうところが嫌だったけど、別れてみたら、それ以上に○○には良いところがあったことに気付いた。嫌だったところも、自分が気にし過ぎていただけだった。
こんな感じで切り出し、あとは復縁したいことを伝えればいいでしょう。
相手の反応が悪いときには先延ばしにする
復縁話をするつもりで会っても、もしその日に相手の機嫌が悪かったり、疲れていて元気がなかったり、つまらなそうにしていたり、そういうときに復縁を切り出しても良い返事がもらえない可能性が高いです。
相手の反応が悪いときには、復縁を申し込むのは先延ばしにするようにしてください。
あなたの言動に問題があった可能性も否定できません。その場合は確実に断られるので、焦らないほうがいいです。
復縁を切り出すのは次の機会にしましょう。
相手が迷っているときは考える時間を与える
復縁を申し込んでも、まだ相手が迷っていて、すぐには答えが出せないこともあるかもしれません。
もし「時間がほしい」と言われたら、すぐに返答を求めるのではなく、考える時間を与えてあげてください。
あなたの想いをすべて伝えたのなら、もう余計なことを言う必要はありません。
復縁を決意させようとさらに想いを伝えようとすると、しつこく、自分勝手な印象を与えてしまいます。
あとは相手の判断に委ねましょう。
2週間は返事を待つ
悩んでいて、答えが出るまで時間がかかる人もいると思います。
とはいえ、1週間もあれば十分なはずです。
また、復縁を決意したとしても、自分からそのことを伝えるのには抵抗がある人や、タイミングを逃し、いつ伝えたらいいか迷う人もいます。
なので、とりあえず2週間は待ってみて、それでも何も言ってこない場合はこちらから返事を求める連絡をしてみてください。
あまり早いと急かしているように思われますが、何か月も迷うことなんてありえません。
2週間くらいがちょうどいいと思います。
まとめ
復縁を切り出すのは、不安で、勇気がいることだと思います。
でも、それまでのプロセスを正しくクリアし、タイミングさえ間違わなければ、高い確率で復縁を受け入れてくれるはずです。
より成功率を高めるためには、ここでお伝えした復縁の切り出し方や想いの伝え方を参考にしてみてください。
また、復縁の告白の仕方については以下の記事でさらに詳しく解説しています。
よかったらこちらも参考にしてみてください。