「急に彼から誘いの連絡が来たのですが、会ってもいいのでしょうか?それとも、会わないほうがいいのでしょうか?」
先日、このような相談を受けました。
- 「復縁をするためにはしばらく時間を置いたほうがいい」
- 「連絡を取るのも会うのもやめたほうがいい」
このような印象を持っている人が多く、この女性も、誘われたのに会うのを躊躇していました。
でも私は、会うようにアドバイスしました。
元彼や元カノから誘われたら、積極的に会うべきです。
元彼や元カノの誘いには応じるべき
なぜ会ったほうがいいのか?
その理由は単純です。
相手が会いたがっているから。
あなたに会いたい気持ちになっているから、誘っているんです。
どこかに行くのにあなたと行きたいと思ったから、他の人ではなく、あなたを誘ったんです。
だから、あなたに会う意思があるのなら、積極的に会うべきなんです。
もしかすると、未練が伝わることを心配される人もいるかもしれません。
でも、未練が伝わる恐れがあるのは、あなたから誘った場合です。
この場合は相手から誘われているので、心配する必要はありません。
誘いを受けている立場なんですから、その誘いに素直に応じればいいんです。
冷却期間中であっても、誘われた場合は会ったほうが関係が進展する可能性が高いです。
また、相手に未練が残っている可能性もあります。その場合、会って2人で過ごすことで、相手が復縁を決意してくれるかもしれません。
誘いを断ると復縁が難しくなる理由
元彼や元カノの誘いを断ると復縁が難しくなることがあります。
その理由は以下のとおりです。
いつ相手の気持ちが変わるか分からないから
今はあなたに会いたい気持ちになっているけど、いつその気持ちが変わるか分かりません。
「別れた人と会うのはやっぱりやめておいたほうがいいのかな…」
時間が経つと、こんな風に考えるようになる可能性もあります。
そして、今後は会わない選択をするかもしれません。
そうすると、相手から誘われることがなくなるどころか、あなたが誘ったときにも断られるようになります。
あなたには会う気がないと勘違いされる恐れがあるから
相手からの誘いを断ると、「会う気がない」と勘違いされる恐れもあります。
「もう自分とは会いたくないのかもな」
そんな風に思われる可能性があるんです。
誘うときには、相手にも少なからず不安な気持ちがあると思います。「迷惑じゃないかな」とか、「よく誘ってこれたなって思われないかな」とか、「断られないかな」とか。
こういう気持ちがあるときに断られると、嫌われたと感じる人もいます。
そこから、「もう自分とは会いたくないのかもしれない」「会わないほうがいいのかもしれない」と考えるようになるわけです。
今後あなたから誘っても、会えなくなるかもしれません。
誘われた日に他の予定がある場合は?
誘われたときには会ったほうがいい。
このことはご理解いただけたと思います。
でも、誘われた日にすでに他の予定が入っていることもあると思います。
先約がある日にいきなり誘われた場合、元彼や元カノと会うことを優先させようとしても、まずは先約のほうの都合をつけなければなりません。
そちらの予定を断ったり、別日に変えてもらったりしてから、元彼や元カノからの誘いに応じるべきです。
誘われた時点ではOKは出さずに、一旦保留にして、先約があるほうに話をつけるようにしてください。
「その日はまだ仕事がどうなるか分からないから、分かり次第連絡をするよ」という風に伝えておいて、その間に先約がある人に連絡を取る。
そして予定をずらしてもらえたら、元彼や元カノに「会える」と伝える。
こうするといいでしょう。
どうしても会えない場合はこちらから別日を提案する
ただ、予定をずらせないことや、仕事の都合などで会うのが難しいこともあると思います。
その場合は、先約があることや仕事の都合で会えないことなどを正直に伝え、あなたから別日を提案するようにしてください。
「○日と○日だったら空いてるんだけど、どうかな?」という風に、すぐに別日を提案することが重要です。
こうすることで、あなたに会う意思があることが伝わります。誘ってくれた相手をガッカリさせることもありません。
また、あなたが提案した日に相手の都合が悪かったとしても、そこでお互いの都合のいい日を合わせていけば、確実に近いうちに会えるはずです。
すぐには断らず、一旦保留をして、できる限り元彼や元カノと会うことを優先させる。
それでも難しそうな場合は、その日に会えない理由を正直に伝え、あなたから別日を提案する。
これを心がけてください。
元彼から深夜に誘われた場合は断ったほうがいい
常識的に考えたら、普通は昼間か夕食時に会うものだと思います。
でも、たまに夜遅くに会おうとしてくる人もいます。
その場合は、肉体関係を持つことが目的である可能性も否定できません。
終電がなくなって帰れなくなることを見越し、その時間帯に誘っている可能性もあります。
そしてそこで肉体関係を持ってしまうと、復縁は難しくなります。そういう存在としか見られなくなるからです。
元彼から深夜に誘われたら、その場合は断るようにしてください。そんな時間に会おうとしてくるのは明らかに不自然ですから。
断るのは簡単だと思います。「もう遅いし、明日も早いから」とでも言っておけばいいでしょう。
同時に、「○時頃なら大丈夫だけど」と伝えればいいと思います。
復縁したい人と肉体関係を持つのがダメな理由については以下の記事の中で詳しく解説していますので、こちらを参考にしてみてください。
ただ、相手の仕事の勤務時間の都合上、その時間にしか会えないという場合は、誘いに応じても構いません。
その場合は以下の点に注意してください。
- 外で会う(ファミレスや居酒屋などで)
- 長時間一緒にいるのは避ける(2時間程度で帰る)
- 相手の家に行かない
- あなたの部屋に上げない
- もちろんホテルにも行かない
- 公共機関で移動するしかない場合は、最終便に間に合うように帰る
- 誘われた時間が終電の時間に近く、帰れなくなるのが分かっている場合は、別日の別の時間帯に変えてもらう(車で移動できる場合は会ってもいい)
この点を意識していただければ大丈夫です。
これはどれも、深夜以外で会う場合も同じです。会うときには、この点に注意してください。
元彼・元カノと会わないほうがいいのはこんな人
しかし、会わないほうがいい人もいます。
- 落ち込んでいるのを隠せる自信がない
- 気まずい雰囲気を作ってしまいそう
- 付き合っていたときと同じ感じ(恋人感覚)で接してしまいそう
- 我慢できずに復縁を迫ってしまいそう
こういう人は会わないほうがいいです。
会うと状況を悪化させてしまう可能性が高いからです。
まず、確実に未練が伝わります。
なぜ相手が誘ってきたのかは分かりませんが、友達と会う感覚で誘ってきたのだとしてら、未練が伝わった時点で友達関係も終わってしまう可能性があります。「そんなつもりじゃなかったんだけど…」と、それをきっかけに会うのはやめようと思うはずです。
また、落ち込んでいるところを見せてしまうと、相手は気まずくなると思います。一緒にいても楽しくないと思われるでしょう。そんな人とまた会いたくなるでしょうか?
素っ気ない態度を取ってしまえば、振られたことを根に持っているように受け取られるかもしれません。相手もいい気はしないでしょう。
たとえ相手に未練が残っていたとしても、自分がどうしたいのか、まだよく分かっていない状態かもしれません。確信が持てていなくて、会いながら自分の気持ちを確かめようとしているかもしれません。
自分の気持ちが固まる前、「やり直したい」と思う前に復縁を迫られても、断るしかありません。
友達として接することができる自信がなければ、会うのはやめておきましょう。
断り方には気をつける
「会わないほうがいい人」に自分が当てはまっていた場合、誘われても断ることになります。
そのときには、「自分の都合が悪くて会えない」ということが伝わるようにしてください。
「仕事が忙しくて遅くまで帰れない」とか、「その日は他に予定がある」とか、当たり障りのない断り方をしましょう。
断る理由が思いつかなかった場合や嘘を言うのが心苦しい場合は、「今会っても楽しく過ごせないと思うから、少し時間をちょうだい(笑)」という感じで、正直に気持ちを伝えてもいいと思います。これだと相手も理解してくれるはずですから。
一番ダメなのが、こんな断り方。
「別れたんだから、もう会わないほうがいいと思う」
こういう断り方は絶対にやめてください。
もう完全に関係を絶とうとしていると受け取られる可能性があるからです。
こんな風に言われたら、相手はどう思うでしょうか?
「この人は友達に戻ることすら望んでいない」
そう思うはずです。今後連絡が来ることも誘われることもなくなるでしょう。
また、あなたから連絡をしたときや誘ったときには、相手は矛盾を感じると思います。「もう会わないほうがよかったんじゃないの?」と。
これを自分勝手な言動だと捉える人も少なくないと思います。
このように断り方によって相手が受ける印象が変わってくるので、嫌な思いをさせないように気をつけてください。
断っても会いたがる場合は未練がある可能性がある
- 「今は会わないほうがいいと思って一度断ったけど、後日また誘われた」
- 「その日は都合が悪いと伝えたら、他の日を提案された」
こういう場合は、どうしても会いたい目的があるか、未練がある可能性があります。
- 未練を感じさせない
- 復縁を迫らない
この2つは絶対に守ってほしいのですが、できれば一度会ったほうがいいと思います。
もちろん肉体関係を求めている可能性もあるので、警戒はしたほうがいいですが。
まとめ
元彼や元カノから誘われた場合は、できるだけ会うようにしてください。
相手が会いたい気持ちになっているときに断る理由はありません。
会うことで関係が進展する可能性も高いです。
先約がある場合やどうしても会えない場合も、こちらから別日を提案すれば、「会いたくない」とあなたが思っていると勘違いされたり、「断られた」と思われたりすることもありません。
ただ、何より重要なのは、実際に会ったときの接し方です。
このときの対応の仕方が復縁の成功と失敗を左右するので、会う前には必ず以下の記事に目を通しておいてください。
ちなみに、いきなり誘われたのではなく、別れるときに「別れても友達でいよう」と相手から言われていた場合は、対応の仕方も変わってきます。
詳しくは以下の記事を参考にしてみてください。