「復縁をするために沈黙をしていたら連絡がきたんですが、どうしたらいいですか?」と聞かれることがあります。
別れてすぐには復縁できそうにない場合は、連絡をするのも会うのもやめて沈黙をすることが重要になります。
- 相手の警戒心を解くため
- 自分に対するマイナスのイメージが薄れるのを待つため
- 自分磨きをするため
このような目的のためです。
そしてその目的をすべてクリアするためには、平均で2~3か月の冷却期間が必要になります。
でも、その間に相手から連絡が来ることもあります。
- どうして連絡がきたのか?
- その場合はどう対応したらいいのか?
そのことについて解説します。
沈黙していると連絡が来ることはある
沈黙をしていると連絡が来ることがあります。
未読無視をされていたケースや、「もう連絡してこないで」と言われていた人でも、そういうことはあります。
ただそれは、沈黙をしていた効果によるものと、そうではないものに分かれます。
まずは、沈黙期間中に連絡がきてそれが復縁に繋がることもあれば、復縁とは分けて考えたほうがいいこともある、ということを頭に入れておいてください。
沈黙中に連絡がきた理由
なぜ沈黙中に連絡がきたのか?
それには以下の理由が考えられます。
- 久しぶりに連絡を取りたくなった
- 最近どうしてるのか気になり、近況を知りたくなった
- 一人でいて寂しくなった
- 自分が振ったことや無視をしていたことへの罪悪感があった
- 聞きたいことや教えてほしいことがあった
相手から連絡がきた理由は、このどれかだと思います。
沈黙中に連絡がきたことが復縁に繋がるケース
上記の理由のうち、復縁に繋がるのは、相手があなたと連絡を取りたくて連絡をしてきたケースです。
- 久しぶりに連絡を取りたくなった
- 最近どうしてるのか気になり、近況を知りたくなった
- 一人でいて寂しくなった
こういった理由で連絡をしてきたのであれば、その後の対応次第で復縁に繋げることができます。
これはどれも、相手があなたのことを考えたり思い出したりして、あなたと連絡を取りたい、まだ繋がっていたい、という気持ちが芽生えた結果だからです。
- 連絡がきたけど特に用件はなさそう
- 自分の近況についていろいろ聞かれた
- 付き合っていた頃のように自然体で接してくれている
このような場合は、あなたと連絡を取りたくなって連絡をしてきたと考えていいと思います。
これからも連絡を取りたい、久しぶりに会いたい、と思っている可能性があります。
沈黙中に連絡がきても復縁とは分けて考えたほうがいいケース
反対に、沈黙中に連絡がきても復縁とは分けて考えたほうがいいケースもあります。
それは、何か理由があって仕方なく連絡をしてきたケースです。
- 恋人を振ったことや無視をしていたことへの罪悪感があった
- 聞きたいことや教えてほしいことがあった
このような場合は、別に連絡を取りたかったわけではないけど連絡をするしかなかった、ということが考えられます。
罪悪感を取り除きたくて連絡をしてくることがある
例えば、自分から別れを切り出し、相手を悲しませたという自覚がある人は、そのことへの申し訳なさがいつまでも消えないことがあります。
- 振ったときに相手が泣いていた
- ちょっと言い過ぎた、冷たくし過ぎた、と反省している
- 「別れたくない」「やり直したい」と何度も言われたけど断った
こういう人は、「大丈夫かな?」と、別れたあとも相手のことが気になることがあるんです。
「別れてすっきりした。相手が悲しんでいようと知ったこっちゃない」という人もいれば、別れたときの自分の言動に対して罪悪感を覚える人もいるんですね。
別れてから無視をしていた人も同じです。少し経って冷静になると、「ひどいことをしたな」と感じることがあります。
そしてそういう人は、自分の中にある罪悪感を取り除きたくて連絡をしてくることがあります。相手が元気そうにしていたら安心できますからね。
つまり、自分がスッキリしたくて連絡をしてきた可能性があるわけです。
連絡がきたときの内容が、別れたときのことや無視をしていたことへの謝罪だった場合は、その流れで次のステップに進めるのは難しいかもしれません。
何かを聞かれるだけの内容や荷物に関する連絡だったら復縁は期待しないほうがいい
近況など、あなたのことについて聞かれるような内容だった場合は、相手はあなたのことが気になっていると判断していいと思います。
でも、あなたのことではなく、何か別のこと、例えば場所や物、分からないことなどについて聞かれるような内容だった場合は、そのことについて聞きたかったから仕方なく連絡をした、という可能性が否定できません。
荷物に関する連絡だった場合も同じです。
その荷物をどうするか、受け渡しはどうするか、ということで連絡をしたのであれば、相手はそのことしか興味がない可能性があります。
まだその時点では復縁は期待しないほうがいいと思います。
復縁したい人から沈黙期間中に連絡がきたときの対応の仕方
ここからは、沈黙期間中に連絡がきたときの対応の仕方について解説します。
連絡が来たら返信をする
まずは返信をします。
沈黙期間中であっても、たとえ別れてから2週間や1か月しか経っていなかったとしても、連絡がきたら必ず返信をするようにしてください。
これが基本です。
駆け引きをしようなんて考えないでください。
どんな内容であっても、相手が連絡をしてきたのには理由があります。
それには素直に応じるべきです。
すぐに返信をしていい
すぐに返信をしたら、連絡がきて嬉しいのがバレバレで、未練が伝わるような気がするかもしれませんが、そんなことは気にしなくていいです。
だって考えてみてください。
友達から連絡が来たとき、返信をするタイミングを気にしたりしますか?
時間があればすぐに返信をするのではないでしょうか?
それって普通のことですよね?
あなたと元彼や元カノは、今はもう友達です。
だから友達として、他の友達と連絡を取るときと同じようなタイミングで返信をすればいいんです。
それに、相手が連絡を取りたい気持ちになっているときに返信をしたほうがいいに決まっています。
どうしても不安な人は、10~30分くらい空ければいいでしょう。
わざと返信を遅らせようとは考えないこと
わざと返信を遅らせようと考える人もいると思います。
でもそんなことをすると、連絡がきたのをあなたが嫌がっているように受け取られることがあります。
- 「連絡をしたのは迷惑だったかな?」
- 「振ったことをまだ根に持ってるのかな?」
- 「もうかかわりたくないのかな?」
こんな風に相手が思う可能性があるんです。
すると、「もう連絡をするのはやめよう」という気持ちになることがあります。
しばらくしてあなたから返事が返ってきても、それ以上連絡を取り続けようとは思わなくなるかもしれません。
つまり返信を遅らせると、あなたのことが気になり、これから連絡を取ったり会ったりできたらいいな、と思って連絡をしたのに、そういう関係を諦めるようになることがあるわけです。
わざと返信を遅らせることには何のメリットもありません。
とはいえ、何か理由があって返信が遅くなることはあると思います。
その場合はちゃんとその理由を伝えて謝れば大丈夫です。
あなたと連絡を取りたくて連絡をしてきたのが伝わるような内容の場合
- 連絡がきたけど特に用件はなさそう
- 自分の近況についていろいろ聞かれた
- 付き合っていた頃のように自然体で接してくれている
このような、あなたと連絡を取りたくて連絡をしてきたのが伝わるような内容の場合は、やり取りが続くようなら何回続けても構いません。そのほうが相手との距離が縮まりやすくなります。
対応の仕方としては、友達感覚で気さくに接するのがポイントです。
もしあなたが振られた立場なら、相手には、自分が振っておきながら連絡をすることへの気まずさや、どう思われるか、どんな反応が返ってくるのか、という不安な気持ちがある状態です。
あなたが気さくに接してあげることで、その不安や気まずさがなくなり、相手もやり取りを楽しんでくれるようになります。
やり取りを長引かせようとはしないこと
前述のとおり、自然とやり取りが続く場合は何回続けても構いません。
でも、やり取りを長引かせようとするのはやめてください。
もう終わりそうな雰囲気なのに話を引っ張ったり、質問を続けたりすると、グイグイ来るあなたに相手が引いてしまうことがあるからです。
相手から連絡がきたのなら、基本的にはそれに応じる形でやり取りを行うようにしましょう。
近況をたずねる程度の質問なら問題ありませんが、立場が逆転するような質問攻めはしないように気をつけてください。
誘われたら会ってもいい
相手から誘われたら会っても大丈夫です。
会いたいと思ってくれているということなので、沈黙中でも気にせずに会ってください。
会えるなら早めに会ったほうが復縁できる可能性も高くなります。
何日かやり取りが続けば誘ってみる
以下の場合はこちらから誘ってみましょう。
- その後も頻繁に連絡が来る
- 何日かやり取りが続く
こうなれば、もうあなたと連絡を取ることには何の抵抗もなくなっています。会いたい気持ちも芽生えている可能性が高いです。
「久しぶりにご飯でも食べに行かない?」と気軽に誘えば、会ってくれると思います。
仕方なく連絡をしてきた可能性がある内容の場合
- 別れたときのことや無視をしていたことへの謝罪
- 場所や物、分からないことなどについての質問
- 荷物に関する連絡
このような、仕方なく連絡をしてきた可能性がある内容の場合は、謝罪を受け入れる、聞かれたことに答える、ということを意識して返信をしてください。
その後のやり取りに関しては、返信をしたあとの相手の反応を見て判断するといいでしょう。
- 相手から返信が来る間はやり取りを続ける
- 別の話題を振られたら、それに応じる
- 相手にやり取りを続ける気がないように感じたら、必要最低限のやり取りで終わらせる
これを意識してください。
返信をしたあとはもう少し沈黙する期間を設ける
相手が仕方なく連絡をしてきた場合は、用件があったから連絡をしただけで、今後も友達として連絡を取り続けたいとは思っていない状態です。
もう少し沈黙する期間を設けるようにしてください。
それ以降相手から連絡が来ることがなければ、復縁をするためには次は自分から連絡をすることになりますが、それは1~2か月後くらいにするといいでしょう。
電話がかかってきたときは?
電話がかかってきたときも意識してほしいことは同じです。
- 必ず電話に出る
- とりあえず用件を聞いて会話をする
- 近況を聞かれるなど、他にも話題を振られた場合は会話を続ける
- 会話が盛り上がれば時間は気にしなくていい
- 誘われたら会っていいし、誘えそうなら誘ってみる
- 用件以外に会話をする気がなさそうなら、こちらからは話を引き延ばそうとはしない
こういったことを意識していただければ大丈夫です。
まとめ
復縁のために沈黙してたら連絡がきたけど、相手はどうして連絡をしてきたのか?
沈黙期間中に連絡がきた場合はどうしたらいいのか?
そのことについてお伝えしてきましたが、ご理解いただけたでしょうか?
基本的には、連絡が来れば必ず応じるようにします。
あとは、相手からきた内容次第で対応の仕方を変えていってください。
そして返信が来たら、「元彼・元カノから返信が来たあと、復縁に繋げるために意識してほしいこと」を参考にしてやり取りを行ってください。
正しい対応ができれば、状況によってはすぐに復縁できる可能性があります。