復縁をしてうまくいくカップルと、結局別れてしまうカップル。
いろんなアンケート結果を見ても、その割合は半々か、後者のほうが多いくらいです。
「一度は復縁できたけど、うまくいかなかった」 当サイトにも、このような相談がすごく多いです。
なぜ復縁しても別れてしまうカップルが多いのでしょうか?
復縁しても長続きしない理由について解説します。
復縁しても長続きしない5つの理由
復縁しても長続きしないのには、以下の5つの理由が考えられます。
1.お互いが心から望んで復縁したわけではなかったから
一番の理由として考えられるのが、お互いが心から望んで復縁したわけではない可能性です。
お互いが「やり直したい」という気持ちになっていなかったら、復縁をしてもうまくいかないことがほとんどです。
- 寂しかったから
- 情があったから
- 一緒にいるのが当たり前になっていたから
- 断れなかったから
- 反省してるみたいだったから
これはどれも復縁を選ぶ理由になります。
実際にこういう理由で復縁した人はたくさんいます。
でも、上記の理由の場合、「やっぱりこの人しかない」と確信して復縁したわけではありません。「なんとなく」「仕方なく」「とりあえず様子見で」という感じでよりを戻すことを決めたんだと思います。
つまりこれは、まだ迷いがある状態でやり直したケースです。復縁してからも、その迷いは簡単になくなるものではありません。
もしあなたが振られた側で、あなたから復縁したいことを伝えて相手が受けれてくれた場合は、このケースに当てはまる可能性が高いです。
相手のほうから「復縁したい」と言ってきた場合でも、寂しさや情などから、一時的な感情で戻ってきた可能性も十分にありえます。
2.何も変わっていなかったから
なぜ別れることになったのか? ほとんどが、相手に嫌なところがあったからだと思います。
それで付き合い続けるのも嫌になったり、一緒にいても幸せになれないと判断したりして、別れを決断したはずです。
それでも未練が残っていたり、別れてみて大切さに気付いたりして、よりを戻したいと思う人はいます。
- でも、どうしても嫌なところが目につく。
- やっぱり無理そう。
そう思い、また別れたくなる人も多いです。
- 「嫌なところがあって別れたのに、結局何も変わっていない」
- 「変わろうとしているようにも見えない」
こう思われたら見限られると思います。
実際に長続きしなかった方からの相談を受け、話を聞くと、「前回と同じ理由で振られた」という方がほとんどです。
「今度こそ変わってくれると期待したけど、何も変わらなかった」 こう言われた方も少なくありませんでした。
「何も変わっていなかったから」というのは、相手が再び別れを決意する大きな理由になります。
3.一度冷めた気持ちはなかなか戻らないから
あなたに嫌なところがあって相手が別れを選んだのなら、そこを改善すれば、復縁できる可能性も、復縁後にうまくいく確率も高くなります。
ただ、「ここが嫌だった」とはっきりと言えるところはなかったのに、以下のような理由で別れたくなる人もいます。
- なんとなく気持ちが冷めた
- 好きな気持ちがなくなった
- ドキドキしなくなった
- 異性として見れなくなった
- 他に気になる人がいる
この場合は、何かしら心境の変化があって復縁を決意したとしても、一度冷めた気持ちが戻ることはなく、また別れを決断することがあります。
特に長く付き合ったカップルにはよくあることです。
- マンネリ状態が続いていた
- 惰性でなんとなく付き合っていた
- お互いが相手に依存していて、ずるずると関係が続いていた
- セックスレスになっていた
このようなケースでは、復縁をしても長続きしない傾向があります。
参考記事冷めて振られた場合の復縁方法|彼や彼女の気持ちを取り戻すためのポイントとは?
4.復縁後は関係がギクシャクしやすいから
復縁後は、以下の理由によって、どうしても関係がギクシャクしがちです。
- 「復縁をお願いした立場」と「お願いされて復縁を受け入れた立場」で上下関係が生じることがあるから
- 一度振られた側は、また振られないように気を遣い、自然体でいられなくなるから
- お互いが相手の反応を気にするようになり、そういう関係に違和感を覚えるようになるから
そして関係がギクシャクしていると、一緒にいても楽しくないはずです。「復縁してよかった」と思うことも、「これからも一緒にいたい」と思うこともないでしょう。
復縁後の関係に違和感を覚えたら、またすぐに別れを考えるようになると思います。
5.別れてすぐに復縁した場合は別れる前の状態に戻るだけだから
別れてすぐに復縁した場合は、前述したように、一時的な感情でよりを戻した可能性が高いです。
別れと真剣に向き合う時間も、問題点を改善する時間も、お互いが成長する時間もありません。結局、別れる前の状態に戻っただけです。
うまくいかずに別れたのに、すぐによりを戻してうまくいくか。
こう考えていただくと、長続きしなくて当然だと分かるのではないでしょうか。
復縁をするためには冷却期間が必要だと言われるのは、別れを繰り返さないためでもあります。
別れて数日~数週間で復縁した場合は、再び別れるカップルのほうが圧倒的に多いと思います。
復縁後に別れを繰り返さないために意識してほしいこと
復縁後に別れを繰り返さないためには、以下の点を意識するようにしてください。
強引に復縁を迫らない
別れたあと、復縁したいことを伝えるのは重要なことです。 別れを選んだ相手の本気度も分かりません。
- 別れるか迷っている
- まだ好きな気持ちが残っている
- あなたの気持ちを確かめたくて別れ話を切り出した
このような可能性もあります。
こういう場合は、ちゃんと想いを伝えれば別れずに済むこともあります。その後もうまくいくかもしれません。
でも、すでに相手の気持ちが固まっていて、復縁をお願いしても断られた場合は、早めに別れを受け入れてください。
強引に復縁を迫れば、断れずに仕方なくよりを戻す選択をしてくれる人もいます。
でも、そんな状態で復縁をしても長続きするわけがありません。
しつこく復縁を迫るほど気持ちのすれ違いも大きくなるだけなので、無理そうだと思ったら、すぐに引き下がるようにしましょう。
冷却期間を置く
以下の理由から、冷却期間も必要です。
- お互いが冷静になるため
- 別れと向き合うため
- 自分の何がいけなかったのかを見極めるため
- 問題点を改善するため
- 自分磨きをするため
- 久しぶりに会う新鮮さを感じさせるため
冷却期間中に変わることができたら、復縁後に別れを繰り返すことはほぼなくなります。
相手の気持ちが完全に冷めていても、時間を置くことで、その気持ちに変化が表れることもあります。
自分磨きをしておくことで、相手をドキッとさせることもできます。久しぶりに会う新鮮さを感じさせることもできます。
つまり、今はあなたのことが嫌になっていたとしても、そのイメージを変えることができるわけです。
すぐに復縁したい気持ちは理解できますが、一人で進める場合は最低でも1か月、できれば2~3か月は冷却期間を置くようにしてください。
ただし、冷却期間が長くなるほど、相手に好きな人や新しい恋人ができてしまう可能性も高くなります。
焦るのはよくありませんが、基本的には3か月前後を目安にしたほうがいいと思います。
冷却期間中に変わる努力をする
復縁後に別れを繰り返さないためには、変わることが特に重要です。
別れの原因となった部分が変わっていたら、相手は復縁を考えてくれるようになると思います。
繰り返しになりますが、変わることができたら、復縁後に別れを繰り返すことはほぼなくなります。
復縁後に関係がギクシャクするのも、自分に自信がなく、また振られるのを不安に思っているからです。
変われたら、お互いが対等な立場で、新たな関係を築いていけるはずです。
そのためにも、冷却期間中は変わる努力をしてください。
簡単なことではないかもしれませんが、日頃から変わろうと意識して過ごしていれば必ず変われます。
あなたのことをよく知っている相手は、小さな変化でも気付いてくれます。嫌だったところの変化なら尚更です。
変わらなかったら長続きはしないので、少しだけ頑張ってみてください。
復縁したけど長続きしなかった場合は?
「復縁したけど長続きしませんでした。二度目は無理なんでしょうか?」 このような相談を受けることがあります。
いいえ、そんなことはありません。
一度失敗をしても、二度目の復縁をすることは可能です。
別れてすぐに復縁をした場合
別れてすぐに復縁をした場合は、仕方なくよりを戻したか、相手は迷いがある中で復縁を選んだか、のどちらかです。
- 「チャンスをあげようと思ったけど、何も変わらなかった」
- 「もう自分の気持ちは完全に冷めていた」
このような理由で再び別れを決断した可能性があります。
こういう場合にやるべきことは、以下の2つです。
- 2~3か月の冷却期間を置く
- 冷却期間中に変わる努力をする
基本的なことですが、今はこの2つを意識して進めてください。
一度目と同じ理由で別れた場合
一度目と同じ理由で別れた場合は、「何も変わっていなかった」「この人はもう変わらない」と思われています。
二度目の復縁をするためには、今度こそ本当に変わり、変化を感じさせることが必須です。
信用されなくなっているので少し苦労するかもしれませんが、変化が伝われば復縁できる状況です。
一度目に冷却期間を置いていたとしても、この場合はまた必要になります。すぐには変われないし、短期間で変化をアピールしても相手は信じないからです。
やはり2~3か月は必要になると思ってください。
一度目とは違う理由で別れた場合
一度目とは違う理由で別れた場合は、今度はその理由をもとに進める必要があります。
原因がはっきりしている場合は、その原因となった部分を改善するようにしてください。
同じように2~3か月は冷却期間を置くようにしましょう。
別れの原因が分からない場合は、以下の記事を参考にしてみてください。
参考記事別れの原因が分からない場合の復縁方法|成功率を高めるためのポイントを解説
復縁しても長続きしない理由についてのまとめ
復縁しても長続きしない理由についてお伝えしました。
中途半端な状態でよりを戻しても、長続きはしません。
- 相手にも復縁したいと思ってもらうこと
- あなたが変わること、そして同じ過ちを繰り返さないこと
復縁後もうまくやっていくためには、この2つが特に重要になります。
もう一度復縁を目指す方は、「【二回目の復縁】一度復縁に失敗した人がまたやり直すための方法」を参考にしながら進めていってください。