元彼や元カノに連絡をして返信が来たら、ホッとする反面、どうして返信をくれたのか、どう返したらいいのか、と気になることも多いと思います。

とくに復縁を望んでいる場合は、その後の対応の仕方で結果が変わることもあります。

復縁を目指すなら、元彼や元カノが返信をくれる心理を理解したうえで正しい対応を取ることが重要です。

元彼・元カノが返信をくれる心理と返信が来たときに意識してほしいことについて解説します。

元彼・元カノが返信をくれる心理とは?

スマホを見る女性

元彼や元カノに連絡をするときには、「迷惑じゃないかな」「返信をくれるかな」という不安があったと思います。

実際に返信が来ても、「相手はどういう気持ちで返信をしたんだろう」という点が気になるのではないでしょうか。

なぜ元彼・元カノは返信をくれたのか?

元彼・元カノが返信をくれるのには以下のような心理が考えらえます。

連絡が来たから返信をしただけ

元彼や元カノが返信をくれる心理として一番に考えられるのが、連絡が来たから返信をしただけ、というもの。

別れたあとでも、よほど嫌いになっていない限り、連絡が来れば返信くらいはするのが普通です。

とくに質問系の内容だったら、その質問に答えるのは自然な対応だと言えます。

どうでもいい内容だったとしても、とりあえず返信をしようと思う人がほとんどだと思います。

無視するのは抵抗がある

もう連絡を取る気はなかったけど、無視するのは抵抗があったから返信をした、ということも考えられます。

  • 相手へのネガティブな感情が大きく、連絡を取る気はなかった
  • しつこくされてウンザリしていた
  • 別れた人とは連絡を取りたくない

このように思っていた人でも、実際に連絡が来ると、「さすがに無視するのは悪いかな」という気持ちになることがあります。

とくに優しい人や優柔不断な人、相手の申し出を強く拒めない人などは、無視できずに仕方なく返信をした可能性が否定できません。

返信内容が義務的な感じだった場合や、素っ気ない感じを受けた場合は、連絡を取ることに乗り気ではないと受け取ったほうがいいと思います。

自分から振った罪悪感がある

あなたが振られた側なら、元彼や元カノは、自分から振った罪悪感があって返信をしている可能性もあります

別れたからといって、もう相手のことはどうでもいい、と思える人ばかりではありません。

振った側には、相手を悲しませたことへの申し訳なさを感じている人もいます。

そんな人には、振った相手のことをこれ以上悲しませたくない、という気持ちがあります。

連絡が来たのに無視をすれば、さらに相手につらい思いをさせてしまうのが目に見えています。

そのため、連絡が来たときにはせめて返信くらいはしてあげよう、と思っているのかもしれません。

この場合は、返信内容から相手の優しさを感じることがあります。罪悪感があるから優しくしようとするわけです。

優しさや気遣いを感じるからといって、それが復縁の脈ありサインとは言えないので、短絡的に考えないように注意してください。

連絡をしてきた理由を探ろうとしている

なぜ連絡をしてきたのか、その理由を探ろうとして返信をした可能性もあります

別れた人から連絡が来れば、まず考えるのは、どうして連絡をしてきたんだろう、ということです。

何か用件があるのか、とくに用件はないけど連絡をしてきたのか、それとも、もしかしたらまだ諦めていなくて、復縁話をしようとしているのか。

それが分からないと、とりあえず返信をしてみようと考えます。

そして、連絡をしてきた理由を探ろうとします。

  • 連絡をしてきた理由を聞かれた
  • こちらが聞いたことに答えるだけで、淡々としたやり取りが続いている
  • 一歩引いた感じで接している気がする

このような場合は、連絡をしてきた理由が分からないから、少し距離を置いて様子をうかがおうとしているのかもしれません。

連絡が来て嬉しい気持ちがある

連絡が来て嬉しい気持ちがある人もいます

別れたあとは、どうしても気まずさがあるので、自分からは連絡ができない人も少なくありません。

「嫌いになったわけじゃないし、別れたあとも連絡を取りたいと思っている。でも、自分からは連絡をしづらい」

そう思っている人は、相手から連絡が来れば、喜んで返信をします。

  • すぐに返信が来た
  • 気さくに接してくれた
  • やり取りが続く
  • 元彼や元カノからも話題を振られた
  • その後、元彼や元カノのほうからも連絡が来るようになった

このような場合は、連絡が来たことを嬉しく思っている可能性があります。

上記のような対応をする人のなかには、未練が残っている人や復縁したい気持ちがある人もいると思います。

参考記事別れたのに未練がある人とない人の特徴|どんなサインがあれば復縁できる?

どうしているのか気になっていた

別れて時間が経っている場合は、どうしているのか気になっていて、いろんな話を聞きたくて返信をしたことが考えられます

別れて1か月以上経つと、「元気かな」「最近どうしているのかな」「もう新しい恋人ができたのかな」と、別れた人のことが気になり始めることがあります。

そんなときに連絡が来れば、相手の近況を知りたくて返信をします。

久しぶりに友達から連絡が来て、「元気だった?」「最近どうしてるの?」と聞くのと同じ感覚です。

別れて時間が経っていれば、連絡を取ることにも抵抗がなくなっています。

久しぶりに連絡をすれば返信が来ることが多いです。

元彼・元カノから返信が来たあとに意識してほしい10のポイント

スマホ

「元彼・元カノから返信が来たけど、そのあとはどんなことに気をつけたらいいですか?」

このような相談をよく受けます。

復縁したい場合は、返信が来てからも意識してほしいことがあります。

元彼・元カノから返信が来たら、以下の10のポイントを意識して対応してください。

  1. すぐに返信をする
  2. 自然体で気さくに接する
  3. 未練を感じさせないようにする
  4. 話題を詰め込まないこと
  5. 必要以上にやり取りを続けない
  6. 最後に一言返して終わらせる
  7. 次に連絡をするのは1~2週間後を目安にする
  8. 誘えそうなら早めに誘う
  9. 相手の反応が悪かったときには距離を置く
  10. 別れた直後なら冷却期間を置いたほうがいい

1.すぐに返信をする

最初のポイントは、すぐに返信をすることです

ガツガツした印象を与えるような気がして、少し時間を空けてから返そうと考える人もいるかもしれません。

でも、相手はいろんな感情がある中で返信をしてくれたんだと思います。

そのときは勢いで返信をしてくれたとしても、時間が経つと、「やっぱりやめておけばよかった」と思い始める可能性もあります。

相手の心境を考えると、連絡を取る気になっているときに返信をしたほうが、それに対してまた返してくれる可能性が高いです。

実際にこれまでの経験からいっても、返信をくれたタイミングですぐに返したほうが、その勢いのままやり取りができるケースが多いです。

反対に、時間を空けて返信をすると、相手の気持ちが変わるのか、警戒心や不信感が強まるのか、返信をしてもそこで終わってしまうことがよくあります。

とはいえ、あまりに早すぎると、連絡が来るのを待ちわびていたのが伝わり、相手が引いてしまうことがあります。

返信をするのは、5~10分後くらいを目安にするといいと思います。

ただし、あなたが送ったLINEやメールに対して相手から速攻で返信が来た場合は、その流れですぐに返して構いません。

例えば、LINEをして1~2分で返信が来たのなら、こちらもすぐに返したほうが自然です。

2.自然体で気さくに接する

自然体で気さくに接することも意識してください

不安や気まずさがあると、どう接したらいいか分からずに、よそよそしい感じになってしまうと思います。

でも、それは相手も同じです。

あなたが連絡をしてきた理由も分からず、探りさぐりの状態で返信をしています。

お互いがそんな感じだと、思うようにやり取りができず、関係も進展しません。

でも、自然体で気さくに接するようにすると、相手が気まずさを感じることがなくなります。

自然と警戒心もなくなり、相手も同じように接してくれるようになります。

友達と接するような感覚を意識するといいでしょう。

3.未練を感じさせないようにする

連絡をしている間は、未練を感じさせないように気を付けてください

連絡をして返信が来ると、嬉しさや安心感などから、つい未練を口にしてしまう人が少なくありません。

警戒されると、連絡が途絶えてしまう可能性があります。

つらそうな素振りを見せたり、「寂しい」「忘れられない」と伝えたり、復縁したいことを匂わせたりするようなことは絶対にやめてください。

4.話題を詰め込まない

LINEやメールを返すときには、話題を詰め込まないようにしてください

一度連絡が取れても、その後も返信をもらえるのか、という不安が付きまとうと思います。

そして、ここで終わらせたくないという気持ちが強くなりすぎて、あれもこれもと話題を詰め込む人がいます。

でも、2つも3つも同時に話題を振られたり、質問をされたりすると、すべてに答えるのが面倒くさくなって、相手が返信することをやめてしまうことがあります。

また、長文LINEは、グイグイ来ている感じや必死さが伝わり、警戒される要因にもなります。

基本は、一度に送るのは一つの話題だけにしてください。

質問も同じです。話の流れで何か聞きたいことがあれば、一つだけ質問をするという感じです。

そうすることで、相手はその話題に対して返信をすればいいので、迷わずに行動に移せます。聞かれたことに答えればいいだけですからね。

それを心掛けていれば、自然とやり取りが続くようになると思います。

5.必要以上にやり取りを続けない

では、やり取りが続けばいいのか、というと、そんなことはありません。

いきなりやり取りを続けようとすると、相手は戸惑ってしまいます。

相手はまだ警戒心がある中、連絡が来たから返信をしただけかもしれません。無視できずに仕方なく返信をしたのかもしれません。

もしそうだとしたら、いきなり何往復もやり取りを続ける準備はできていません。

立て続けに連絡をすると、「ちょっと、そんなに急に踏み込んでこないでよ」と、また壁を作られてしまいます。

「これ、いつまで続くのかな?」

そう思われたら、どこかで返信が来なくなると思います。

最初から必要以上にやり取りを続けるのはやめましょう

  • 質問攻めをしない
  • もう終わりそうな雰囲気なのに別の話題で引っ張らない

この点に気を付けてください。

やり取りが一段落したら、そこで終わらせるようにするといいでしょう。また、相手の反応が悪い場合は、できるだけ早く終わらせたほうがいいと思います。

詳しくは、「復縁したかったらダラダラLINEをするのはやめたほうがいい理由!終わらせ方も解説」を参考にしてみてください。

6.最後に一言返して終わらせる

やり取りを終わらせるときには、最後に一言返して終わらせるようにしてください

相手から来たLINEを見て、「もう返さなくてもいいかな」と思うことがあるかもしれません。

でも、こちらから連絡をした場合は、最後に何か返して終わらせたほうがいいです。

何も返さないと、「そっちから連絡してきたのに、最後は無視かよ」と思わせることもあります。

「ありがとう」とか、「じゃあまたね」とか、「仕事頑張って」とか、もう返信はいらないよ、というのが伝わるような挨拶程度のメッセージは返すようにしましょう。

7.次に連絡をするのは1~2週間後を目安にする

返信が来たあと、やり取りが終わったら、今後どうしたらいいのか気になると思います。

基本的には、その後相手から連絡がこない限り、またこちらから連絡をすることになります。

その場合、次に連絡をするのは1~2週間後を目安にしてください

とくに用もないのに立て続けに連絡をすると、さすがに相手は不審に思うはずです。

もしかしたら、まだ連絡を取ることに抵抗がある状態かもしれません。

その心理を考えると、最低でも1週間は待ったほうがいいと思います。

ただし、はっきりとした用件があって連絡をする場合は、とくにタイミングは気にしなくて大丈夫です。

焦るのはよくないので、不安な場合、最初は2週間くらいは空けたほうがいいかもしれません。そして定期的に連絡を取りながら、相手の反応が変わったり、距離が縮まってきたのを感じたら、次に連絡をする間隔も短くしていくといいでしょう。

8.誘えそうなら早めに誘う

連絡を取っているときに誘えそうな雰囲気を感じたら、早めに誘うようにしてください

復縁したくても、連絡を取っているだけでは何も変わりません。次に進むためには会うことが必要不可欠です。

何日も何週間もかけてLINEをしていても、なかなか距離は縮まらないものです。途中で連絡が取れなくなる可能性だってあります。

そうなる前に誘うことで、会える確率が高くなります。しかも早い段階で会ったほうが、復縁ができるまでの期間も短くできます。

文字でやり取りを行うよりも、直接会って話したほうが一気に関係は進展するものです。

  • 付き合っていた頃のようにやり取りができるようになった
  • 相手のほうからも連絡が来るようになった

このようなタイミングを目安するといいと思います。

誘えそうなら、やり取りを続けるのではなく、誘うことを優先させてください。

参考記事元彼や元カノと会うための正しい誘い方!復縁したい人を誘うときのポイントとは?

誘えそうな雰囲気ではない場合は少し様子を見る

まだ誘えそうな雰囲気ではない場合は少し様子を見るようにしてください。

たまに連絡を取りながら、会ってくれそうだと感じるまでは時間をかけて距離を縮めていったほうがいいでしょう。

9.相手の反応が悪かったときには距離を置く

返信が来ても、相手の反応が悪かったときには距離を置くようにしてください

仕方なく返信をした場合や明らかに警戒している場合などは、返信内容から、なんとなく相手の反応に違和感を覚えることがあると思います。

  • 素っ気ない
  • 冷たい
  • めんどくさそう
  • これまでとは文面が違う
  • やり取りが続かない

このような場合は、これからも連絡を取り続けるのは現時点では難しい状況です。

連絡を取ろうとすると、状況が悪化する可能性があります。

いったん連絡するのはやめて、1か月以上は距離を置くようにしましょう。

10.別れた直後なら冷却期間を置いたほうがいい

返信が来たとしても、まだ別れた直後なら、しばらく冷却期間を置いたほうがいいです

別れた直後でも、連絡をすれば返信をくれることがあります。

でも、相手が別れを選んだのであれば、「もう別れたんだからケジメをつけたい」という気持ちがあるはずです。

別れた直後に連絡をすると、まだ別れを受け入れていないように思われることもあります。

別れの原因となった言動に対し、悪い印象を持たれている状態でもあります。

これからも連絡をしていると、相手が関係を断とうとする可能性があります。

別れた直後なら、最低でも1か月、できれば2か月以上は冷却期間を置いたほうが、お互いフラットな状態で、わだかまりもなく友達に戻ることができ、復縁に向けての関係も作りやすくなります。

詳しくは、「別れたあとは連絡しないほうが復縁できる理由|別れた直後でも連絡していいのは?」を参考にしてみてください。

ただし、別れたあともこれまでと同じように連絡を取り合っている場合は、その関係を続けて構いません。

でも、こちらから会おうとするのは1か月くらい待ってからにしたほうがいいでしょう。

参考記事別れてからも連絡を取り合う関係から復縁するには?距離を置かなくてもいい?

連絡をして返信が来た場合は復縁の可能性があるのか?

ハートとクエスチョンマーク

復縁を望んでいるのなら、誰もが気になるのは、復縁の可能性だと思います。

復縁を目指すなら、まずは連絡が取れる関係を作る必要があります。

その点では、連絡をして返信が来た場合は、復縁するための最低限の条件はクリアできています。

当然、復縁の可能性はある、と言えます。

ただ、元彼・元カノから返信が来たことと復縁できるかどうかは別の話です。

最後に、連絡をして返信が来た場合は復縁の可能性について解説します。

返信が来ただけでは判断できない

復縁できるかどうかは、返信が来ただけでは判断できません

元彼・元カノが返信をくれる心理で挙げたように、本当は連絡を取りたいわけではないけど返信をくれることがあるからです。

相手が仕方なく返信をした場合は、復縁できないこともあります。

以前のようなやり取りができるようになれば復縁は可能

復縁できるかどうかの一つの目安が、以前のようなやり取りができるようになったかどうか、です。

やり取りの内容や連絡を取る頻度、相手の接し方などが付き合っていた頃と同じようになったら、復縁は可能だと判断していいと思います。

会えるようになれば復縁できる可能性が高い

会えるようになれば復縁できる可能性が高くなります

会ってくれるということは、嫌われてはいないということです。

相手にも会いたい気持ちがあったのかもしれません。

会っていれば、あなたの良さを再認識してもらえることもあります。

一緒に過ごす時間を楽しいと思ってもらえたり、安心感や居心地のよさ、懐かしさなどを感じたりして、それを機に相手が復縁を考えるようになることもあります。

慎重に進めるべきですが、連絡が取れるようになったら、次は会える関係を目指してください。

参考記事復縁するカップルの特徴10選!復縁できないカップルとの違いとは?

復縁の可能性が低いケースもある

返信が来ても、復縁の可能性が低いケースもあります。

このような場合は、本当は連絡を取るのも嫌だと思っている可能性があります。

上記のような対応を取ることで、友達に戻る気もないことを伝えています。

時間が経てば相手の気持ちが変わることもありますが、現時点では復縁は難しいと判断するしかありません。

参考記事復縁の可能性がないパターン17選|復縁できない人の特徴と共通点とは?

元彼・元カノから返信が来たら次のステップに進もう

連絡をして返信が来たのなら、復縁に向けての最初のステップはクリアしたと思っていいでしょう。

でも、重要なのはそのあとです。

元彼・元カノが返信をくれた心理を見極めつつ、様子を見ながら少しずつ距離を縮めていき、友達として連絡が取れる関係を目指してください。

そして誘えそうな雰囲気を感じたら、早めに会う機会を作るようにしてください。

何日もLINEを続けるよりも、一度会ったほうが確実に関係は進展します。

返信が来たら、この記事を参考にしていただき、次のステップに進みましょう。