復縁はマイナスからのスタートです。
嫌われたり、悪いイメージを持たれた状態から、もう一度好きになってもらわないといけません。状況によっては、どうしても時間がかかることがあります。
時間がかかっても復縁できればいいのですが、復縁できないこともあります。
いつまで待つべきか?
復縁を望んでいる人なら一度は考えることでしょう。
判断が難しいところではありますが、これまで800名以上をサポートしてきた私の考えを書いてみたいと思います。
みんなは復縁のためにいつまで待つつもりでいるのか?
私は復縁の相談を受けた際、まずは詳しい状況をお伺いします。
そして、長期戦になりそうな場合はそのことをお伝えした上で、「いつまで待てますか?」とお聞きすることがあります。
すると多くの人が、「半年~1年」と答えます。
「いつまででも待つ」と答える人もいますが、「半年~1年」と自分の中で期限を定め、それでダメだったらケジメをつけようと考えている人が多いです。
残念ながら、絶対に復縁できる、と言えるケースはありません。復縁できない可能性がある以上、今後のことも考え、自分が待てる期限を決めておくのは自然なことかもしれません。
待てる間はいつまで待ってもいい
とはいえ、いつまで待つ、と決める必要はありません。
あなたが待てる間はいつまで待ってもいいんです。
本当に好きな人のことを簡単に諦められるものではないと思います。「この人と一緒になりたい」と思っているのであれば、尚更です。
復縁成功までにかかる期間は、様々な要因によって変わってきます。3年後や5年後に復縁したカップルもたくさんいます。
いつまで待って、いつ諦めるか。
それは、他人が決めることではないと思います。
自分で決めてもらうしかありません。
復縁をいつまで待つべきかの目安となる判断基準
- 「できることならいつまででも待ち続けたい。でも、復縁できなかったら、それまでの時間が無駄になるだけ」
- 「復縁は無理そうだけど、いつまで待つべきなんだろう?」
そんな不安もあると思います。
そういう人は、以下を目安にしてみてください。
「他の人は考えられない」という気持ちがある間は待つ
基本的に、「他の人は考えられない」という気持ちがある間は待つべきだと思います。何年待ってもその気持ちに変わりがなければ、待ったほうがいいでしょう。
元彼や元カノのことが忘れられないときに諦めたら、絶対に後悔が残るはずです。
そんなときに他の人と付き合ってみても、上手くいかないと思います。元彼や元カノへの気持ちが残っていれば、付き合った人に失礼です。中途半端な気持ちで新たな恋をしようとするのはおすすめしません、
でも、しばらくすると、相手への気持ちが冷めてくることがあります。
- 完全に別れを受け入れることができた
- 相手への気持ちが吹っ切れた
- 復縁をするイメージができなくなった
- 「別れてよかったのかも」と思うようになった
- 「いいな」と思える人ができた
早ければ半年もしないうちにこんな状況になることがあります。
常に自分の気持ちと向き合いながら、少しでも気持ちが冷めたり、「他の人は考えられない」という気持ちが薄れてきたりしたのを感じたときには、次に進むことを考えてみてもいいのではないでしょうか?
恋人が欲しいと思うようになるまで
恋人が欲しいと思うようになるまで、というのも一つの目安になると思います。
そう思うのは、相手への気持ちや復縁したい気持ちが薄れてきている証拠だからです。
前述した「他の人は考えられない」という気持ちがあれば、「恋人が欲しい」という気持ちになることもないと思います。
たとえ寂しさからであっても、恋人が欲しいと思うようになったときには、前向きな気持ちになり始めているのかもしれません。
自分の気持ちに少しでも変化を感じたら、そのタイミングが新たな恋を始めるタイミングなのかもしれません。
将来のことを考えて待てるまで
ずっと待ち続けたいと思いながらも、「将来のことを考えたらこれ以上は待てない」と思うようになるタイミングもあるはずです。
そのタイミングには、主に年齢が関係してくると思います。
「結婚や出産のことを考えたら、復縁できるかどうかも分からない中、これ以上は待てない」
そう感じたときが諦めるタイミングだと言えるでしょう。
期限を決めて告白をしたけどダメだったとき
いつまで待つべきか?
そのことで悩んでいる人は、相手から復縁を申し込まれるのを待っている人が多いと思います。
でも、たとえ相手に復縁したい気持ちがあったとしても、一度別れを決意した以上、簡単には復縁を決意することができない人もいます。
復縁するかどうか迷っているときや、もう次に進もうと考えている状態なら、いくら待っていても相手から復縁話を持ちかけられることはないでしょう。
そんなときは、こちらから改めて復縁したいことを伝えたら、よりを戻せることがあります。
実際に、「数か月後に告白をしたら復縁できた」というケースもたくさん見てきました。こんな人たちは、自分から告白をしたから復縁できたわけです。
上記のようなケースがあることを考えると、「これでダメだったら諦める」と決意して、最後に告白をしてみるのもありだと思います。
- あらかじめ期限を決めておいて、それまでに相手が何も言ってこなかったら自分から告白をする。
- そして、復縁を断られたら諦める。
これが、一番ケジメをつけやすいやり方かもしれません。
告白をするときには、「復縁の告白を成功させるための5つのポイント」を参考にしてみてください。
復縁のために待つ期限を最初から設定する必要はない
私は、復縁のために待つ期限を最初から設定する必要はない、と考えています。
それは、以下の理由からです。
自分の気持ちに変化が表れる可能性があるから
自分の気持ちが、いつ、どう変わるか。
これから先のことは、誰にも分からないと思います。
例えば、「半年待つ」と決めていても、半年後にはまだ元彼や元カノのことを忘れられるような状態ではないかもしれません。
反対に、半年もしないうちに気持ちが冷めてしまうこともあるかもしれません。
復縁のために待つ期限を設定しておいても、自分の気持ちに変化が表れる可能性があるわけです。
その期限になったら絶対に諦める、という覚悟があるのならいいと思いますが、別に最初から無理に決める必要はないんじゃないかな、と思います。
しばらく待ちつつ、その間に自分の気持ちと向き合っていれば、いつまで待つかは自然と決まってくるはずです。
相手の気持ちが変わる可能性があるから
相手も気持ちだって、いつ、どう変わるか分かりません。
例えば、半年待つつもりでいたけど、半年では復縁できなかったとします。
でも、少しでも友達としての繋がりが持てていたら、半年以上経ってから相手の気持ちが変わる可能性は十分に考えられます。
連絡を取ったり会ったりしているうちに相手が復縁したくなることはよくあります。
しばらく待ってみて、いっこうに関係が進展しなかったら、そのときにいつまで待つかを決めてもいいと思います。
状況が変わる可能性があるから
- 完全に嫌われた
- 音信不通になっている
- 「復縁する気はない」と言われた
こんな絶望的な状況では、そんなに長く待っても無駄だと考える人が多いと思います。
でも、半年や1年経った頃には、普通に連絡を取ることや会うことができるようになっていることも少なくありません。
時間が経つと連絡を取ることや会うことに抵抗がなくなったり、友達に戻りたいと思うようになったりすることがあるんです。
そして少しでも距離が縮まれば、もう一度好きになってもらえる可能性も高くなります。
どんなに絶望的な状況でも、いずれその状況が変わる可能性はあります。
ただ、そのタイミングがいつ訪れるかは分かりません。
あなたの気持ちがある間、待てる間は待ってみて、そのときの状況次第で諦めるかどうかを決めればいいと思います。
期限を設けるなら半年~1年は待ったほうがいい
それでも期限を設けたい人には、「半年~1年は待ったほうがいい」とお伝えしています。
復縁できるケースでは、半年~1年の間に何かしらの状況の変化があることが多いからです。
- 連絡が取れるようになった
- 連絡を取る頻度ややり取りの回数が増えた
- 相手から連絡が来るようになった
- 警戒されている感じや素っ気ない感じがなく、友達として接してくれるようになった
- 2人で会えるようになった
- 会ったときに楽しそうにしている
- 好意を持ってくれているのが伝わってきた
半年~1年の間にこのような変化があれば、復縁できる可能性があると言えます。
反対に、1年経ってもほとんど状況が変わらなければ、正直復縁は厳しいです。
それまでにあなたの気持ちが変わらなければ、最低でも半年、待てる場合は1年は待ってみるといいと思います。
相手に新しい恋人がいる場合は?
相手に新しい恋人がいる場合は復縁はできません。
今はフリーでも、今後恋人ができる可能性はあります。そうなったら復縁もできなくなります。
でも、その恋人とうまくいくとは限りません。もしかしたら、すぐに別れるかもしれません。
相手が恋人と別れたら、復縁も可能になります。
ただし、何年も付き合い続ける可能性や、そのまま結婚をする可能性もあります。
そういったことを考えると、待つのは1年前後を目安にするといいと思います。
うまくいかなかった、この人は違うと感じた、という場合は、1年もせずに別れることが多いです。
反対に何年も続いている場合は、その人との将来を考えている可能性も否定できません。
もちろん、いつまで待つかはその人の自由です。
でも、とりあえず1年前後を目安にして、仮に何年かして相手が別れたのを知ったときに自分がまだフリーなら、そのときにもう一度アプローチをしてみる、というのが現実的かな、と思います。
復縁は待つものではなく、自分から掴むもの
復縁はいつまで待つべきか?
迷っている人に参考にしてほしい判断の仕方と私の考えについてお伝えしました。
復縁のために待ち続けたいという気持ちと、どこかで諦めないといけないという気持ちがあり、判断が難しいと思いますが、自分の中で答えを出したいときに、この記事が少しでもお役に立てば幸いです。
ただし、勘違いしないでほしいのは、復縁は待つものではなく、自分から掴むものだということ。
元彼や元カノが復縁したい気持ちになるのを期待して待っているだけでは、復縁できる可能性は低いです。
重要なのは、自分からアプローチをして相手の気持ちを変えることです。
別れた直後は関係が悪化していて、相手の警戒心も強くなっているため、多くの場合、冷却期間が必要になります。平均で2~3か月くらいは距離を置かないといけません。
でも、その後は積極的に行動を起こし、連絡をして、誘って、会って、という流れで進めていくことが、復縁を成功させるための重要なポイントになります。
正しいアプローチを行えば、もう一度好きになってもらうのは難しくありません。
そのための具体的な方法や復縁成功までの進め方に関しては、以下の記事の中で詳しく解説しています。
ただ待っているだけの人は、こちらを参考にしてみてください。そして、自分から復縁成功を掴んでください。