「復縁をするためには別人になったほうがいいのか?」と聞かれることがあります。
嫌われたのだとしたら、今とは違う見た目や性格をアピールしたほうが復縁できそうな気がしますよね。
ただこれに関しては、半分正解で、半分不正解です。
復縁するために別人になる必要はない
まず結論からお伝えします。
復縁するために別人になる必要はありません。
その理由は以下のとおりです。
好きだったあなたではなくなるから
相手が別れを選んだのは、あなたに嫌なところがあったからだと思います。自分に問題があったのなら、改善できるところは改善しないと、彼や彼女が復縁したくなることはないでしょう。
でも相手は、そこ以外のあなたの良いところも知っています。魅力を感じていたところがあって、だからあなたのことが好きだったはずなんです。
これから友達として連絡をしたり会ったりする中でその魅力を再認識させることができたら、好きな気持ちを取り戻すことは難しくありません。
でも、別人になろうとしたり、別人になったように見せようとしたりすると、相手が好きだったあなたではなくなります。
- 「この人のこういうところが好きだった」
- 「やっぱりいいな」
そう思うことがなくなるわけです。
変わることは大事ですが、あなたの良さがなくなったら意味がありません。
違和感があり過ぎて引かれてしまうことがあるから
別れたあとにあなたが別人のようになっていたら、相手は確実に違和感を覚えます。
しかも、それは良い違和感ではなく、悪い違和感です。「えっ、どうしちゃったんだろう…」という。
そんな風に思われたら、相手は引いてしまいます。
未練が残っていて、復縁を考えていたとしても、「もう復縁はないな」と思うはずです。
復縁をするためには、別れの原因となった部分の変化を感じさせることが重要です。
そうすることで、「前とは違う」という、復縁に繋がる良い違和感を与えることができます。
同時に、あなたが心から反省していることが伝わります。「口だけでなく本当に変わったんだ」と思ってもらえます。そして、「今なら上手くいくかも」と期待感を持ってもらえます。
でも、別れとはまったく関係ないところが別人のようになっていたら、違和感があり過ぎて引かれてしまいます。
復縁を目指すなら、自分のダメだったところと向き合えばいいだけです。
見た目が相手の好みとかけ離れてしまうことがあるから
外見に関しても別人になることを意識している人がいます。
もちろん、見た目の変化も意識すべきことではあります。
より魅力的になるための自分磨きをするのは有効です。
- 「前より可愛くなった」
- 「別れてからカッコよくなった気がする」
そう思ってもらえたら、それだけでもう一度好きになってもらえることがあるからです。
でも、別人になろうと意識していると、間違った自分磨きをしてしまう恐れがあります。
見た目が相手の好みとかけ離れてしまう可能性があるんです。
- 「前のほうがよかった」
- 「違和感しかない」
- 「もう自分の知ってる○○じゃないみたい」
そう思われると、相手の気持ちはさらに離れていきます。
元彼や元カノは、元々あなたの外見にも惹かれていたところがあったはずです。ドストライクではなかったとしても、魅力は感じていたと思います。
そんな人が別人になってしまったら、相手はガッカリするでしょう。
ドストライクの見た目になれたら最高ですが、そう思い通りにはいかないものです。
変えすぎるのはリスクが大きいため、注意が必要です。
復縁するためにはほんの少しだけ変化を感じさせればいい
別人になろうとしている人は、変わらないといけない、という気持ちがあるからだと思います。
嫌われたから、別人にならないと復縁できないように感じているのではないでしょうか?
「復縁したかったら変わらないといけない」というのは当たり前のように言われていることです。確かに、それは事実です。
でも、変えないといけないのは、別れに繋がった自分のダメだったところです。
- 相手に嫌な思いをさせていた自分の言動を見つめ直し、同じことを繰り返さないようにする
- 相手が自分に何を求めていたのかを考え、それに応えられるように変わる努力をする
これを意識すればいいんです。
そして、ほんの少しだけ変化を感じさせればいいんです。
「あれ?なんか変わった気がする」
久しぶりに会ったときや何度か会っている間にそう思ってもらえたら、それだけであなたに興味を持ってもらえるようになります。
嫌だったところが変わったように感じたら、誰だって気になるものです。
- 「どうしたんだろう?」
- 「自分の知らない間に何があったのかな?」
- 「別れてからどんな日々を過ごしたのかな?」と。
そして、「今のあなたを知りたい」と思ってもらえるようになります。
そう思ってもらえたら、当たり前のように連絡を取ることや会うことができるようになります。
そんな関係になれたら、一緒に過ごしているうちにあなたの魅力も再認識します。
そして、「やっぱり好きかも」「やっぱりこの人しかいない」と思ってもらえるようになります。
つまり、ほんの少しだけ変化を感じさせれば、その小さなきっかけが相手に復縁を意識させることに繋がるわけです。
外見に関しても同じです。
別人みたいに見た目を変えなくても、「前より魅力的になった」と思ってもらえたらそれでいいんです。
それには、ほんの少しだけイメチェンをしたり、相手の好みの見た目に近づけようと意識したりするだけで十分です。
久しぶりに会ったときに「なんか可愛くなった(カッコよくなった)」と思ってもらうだけで相手を振り向かせることができますから。
変化と魅力に気づいてもらうために意識してほしいこと
元彼や元カノに復縁したいと思わせるには、あなたの変化と魅力に気づいてもらう必要があります。
それには、会ったときの接し方が重要になってきます。
同じ過ちを繰り返さないようにする
まず意識してほしいのが、同じ過ちを繰り返さないようにすることです。
自分の言動の何がいけなかったのか?
それが分かっているのなら、相手の前で同じことをしないように意識するだけで変化が伝わることがあります。
例えば、相手のことを考えずにわがままばかり言っていたのなら、わがままを言わないようにするだけでも効果が期待できます。
相手が嫌だと思っていたところを見せてしまうと、「別れて正解だった」と思われてしまいます。同じ過ちは繰り返さないように気をつけてください。
変化をアピールできる場合はさり気なくアピールする
変化をアピールできる場合はさり気なくアピールしてみましょう。
わがままなところがあったのが原因だとしたら、会う日や会う時間、帰る時間など、できるだけ相手を優先するようにするといいと思います。自分のことよりも相手のことを一番に考えた言動を取れば、変化は伝わります。
何かアピールできることがないか、別れの原因をもとに考えてみてください。
このときのポイントは、さり気なく変化をアピールすることです。
- 「もしかして変わったのかな?」
- 「なんか変わった気がするけど、どうなんだろう」
こんな風に少し疑問を抱かせるくらいのほうが、相手はあなたのことが気になってきます。
口で変わったことをはっきり伝えるのではなく、ちょっとした言葉や行動から変化に気づいてもらうことを意識してみてください。
自然体で接する
復縁したい気持ちがあると、どうしても相手に気に入られようと意識してしまうと思います。実際、良い印象を持ってもらおうと自分のことを良く見せようとする人が多いです。
でも、そういうのは必ず相手に伝わります。そして、不自然さを感じます。これでは悪い違和感を覚えさせてしまいます。
会ったときに大事なのは、自然体で接することです。
そうすることで、何の違和感も覚えず、相手も自然体で接してくれるようになります。少しずつ心を開いてくれて、以前のような関係に戻ることができるでしょう。
無理をして別人になったように見せる必要はありません。
自然体で接することで、あなた本来の良さも自然と伝わります。安心感や居心地の良さも感じてもらえるはずです。
もう一度好きになってもらうためにやるべきこと
最後に、もう一度好きになってもらうためにやるべきことについて解説します。
冷却期間を置く
会う前に、まずは冷却期間を置くようにしてください。
その理由は以下のとおりです。
- 別れた直後はお互いが冷静に対応できないから
- しばらくはあなたへの警戒心や悪いイメージが強い状態が続くから
- 連絡をしたり会おうとしたりすれば未練が伝わるから
- 会っても気まずさがあって距離が縮まらないから
- 別れてすぐに変化をアピールしても信じてもらえないから
このような理由から、別れたあとは距離を置かないと上手くいかないことがほとんどです。
すぐに行動を起こすと状況が悪化する可能性があります。
最低でも1か月は距離を置くべきです。
しつこく復縁を迫った場合や避けられている場合、相手が素っ気ない場合などは、2~3か月は待ったほうがいいでしょう。
変わる努力をする
その場しのぎで変化をアピールするだけでも復縁できるかもしれません。
でも、実際にあなた自身が変わっていなければ、またすぐに嫌なところが目につくと思います。それでは結局、別れを繰り返すことになるでしょう。
復縁後も上手くやっていくためには、あなたが本当に変わる必要があります。
もちろん簡単なことではないと思います。
でも、変わる努力はすべきです。
冷却期間中には、日々の生活の中で変わろうと意識しながら過ごすようにしてください。
- 別れの原因となった言動を家族や友人に対してもやっていないか見直す
- 家族や友人にも同じような言動を取っていたとしたら、そこを変えるように意識して過ごす
- 「本当はこうなってほしかった」と相手があなたに求めていたであろう言動を取るように意識する
こういったことを心がけていると必ず変化が表れます。相手にも気付いてもらえるはずです。
外見の自分磨きをする
別れたときよりも魅力的になったと思ってもらえるように、外見の自分磨きもしておきましょう。
前述したように、大きく変える必要はありません。
- ヘアスタイルやメイク、ファッションなど、少しだけイメチェンをする
- あまり髪型や服装に気を遣っていなかった人はオシャレをする
- 付き合ってから体型が変わった人は前の体型に戻す
- 相手好みの見た目に近づける
このあたりを意識してみてください。
久しぶりに会ったときにドキッとさせることができたら、一気に復縁成功が近づきます。
まとめ
復縁をするためには変わる必要がありますが、別人になる必要はありません。
嫌なところがあったから相手は別れを選んだけど、あなたには良いところもあって、元々あなたのことが好きだったんです。
別人のようになったら、相手の好きだったあなたではなくなります。
問題があったところは変えるべきですが、あなた本来の魅力を感じさせることも重要だということを頭に入れておいてください。
変化に関しても、ほんの少しだけ変わったことが伝われば十分です。別人になるほど変わらなくてもいいんです。
冷却期間中に変わる努力をしていれば、それで十分だと思います。
あとは、あなたの変化と魅力に気付いてもらえたら復縁できます。
そのための方法については、「振られた側から復縁を成功させる方法」で詳しく解説していますので、こちらを参考にしてみてください。