- 「復縁したいけど、冷却期間を置いたほうがいいのかな?」
- 「こういう場合はどのくらい冷却期間が必要なんだろう?」
こんな風に悩んでいる人が多いと思います。
復縁をするためには、多くのケースで冷却期間が必要になります。
でも、どんな状況でも冷却期間が必要というわけではありません。
復縁するために必要な冷却期間の長さも、状況によって変わってきます。
また、復縁を成功させるためには、冷却期間中の過ごし方も重要になってきます。
この記事では、以下の点について詳しく解説しています。
- 復縁するために冷却期間が必要なケース
- 冷却期間を置くと復縁が可能になる理由
- 状況別の目安となる冷却期間の長さ
- 復縁を成功させるための冷却期間中の過ごし方
- 冷却期間を置く際の注意点
復縁を目指している人は参考にしてみてください。
冷却期間とは?
冷却期間とは、別れたあとに相手と距離を置く期間のことを言います。
完全に関係を断つイメージです。自分からは連絡をすることや会おうとすることは控え、一旦関係をリセットします。
そうすることで、お互いが冷静になれて、相手の気持ちを考えられるようになります。
自分の気持ちと向き合う時間もできます。
少し距離を置けば、友達に戻ることもできます。
冷却期間は、お互いが冷静になるための期間であり、復縁に向けた関係を作るために必要な期間でもあります。
なぜ復縁するために冷却期間が必要なのか?
相手から振られ、「別れたくない」「やり直したい」と言ったけどダメだった場合は、冷却期間が必要になります。
その理由は以下のとおりです。
- 距離を置かないとしつこいと思われ、さらに嫌われたり、警戒されたりする可能性が高いから
- 今は悪いイメージを持たれていて、そのイメージがあるうちは相手の気持ちが変わらないから
- 別れたあとは気まずい関係になることが多く、時間が経たないと以前のような関係に戻れないから
- 自分に問題があったのならその問題点を改善する必要があり、そのためには時間が必要だから
- いったん距離を置くことで、あなたの良さや大切さを再認識してもらえることがあるから
振られた側が復縁したい場合は、これ以上状況を悪化させないためにも、相手の気持ちを取り戻すためにも、別れたあとに冷却期間を置くことが重要になります。
冷却期間なしで復縁できるケースもある
冷却期間なしで復縁できるケースもあります。
- 自分から振った
- 喧嘩別れをした
- 別れ際に相手が泣いていた
- 一時的なすれ違いで別れた
- 勘違いをされていることがある
- 相手に寂しい思いをさせていた
このような場合は冷却期間は必要ありません。どのケースも相手に未練が残っている可能性があるからです。
自分の気持ちが落ち着いたら、一度冷静に話をしてみてください。謝るべきことがあれば謝り、自分の気持ちを伝えてみましょう。
彼や彼女に「やっぱり別れたくない」と思わせるための6つのポイントを意識していただければ、別れを回避できる可能性があります。
それでも復縁を断られた場合は冷却期間が必要になります。
冷却期間を置くと復縁が可能になる理由
別れたときに復縁を断られても、嫌われていても、避けられていても、冷却期間を置けば復縁が可能になります。
その理由は以下のとおりです。
お互いが冷静になれる
どちらかが復縁を望んでいる場合、別れた直後はどうしてもお互いが感情的になってしまいます。
「別れたい人」と「別れたくない人」の気持ちがぶつかり合い、それぞれが自分の意見を主張し合うので、冷静に応じるのが難しい状況です。
そして冷静さを失った状態だと、言ってはいけないことを言ってしまったり、やってはいけないことをやってしまったりして、さらに状況が悪化することがあります。
でも、しばらく距離を置けば、お互いが冷静さを取り戻せます。
復縁をするためには、まずは冷静になるための時間が必要です。
別れを受け入れたのを分かってもらえる
別れたときに一度でも復縁を迫ったのなら、その時点であなたに未練があることが伝わっています。あなたから連絡をしたり会おうとしたりすれば、確実に警戒されます。
でも、復縁を迫ることも連絡をすることもなければ、あなたが別れを受け入れたことが伝わります。
もう未練を感じさせることも、今以上に警戒されることもありません。
あなたに対する警戒心や悪いイメージが薄れる
別れてから少しでも未練が伝わっていれば、今は警戒されていると思います。別れたあとに避けられるようになることもあります。
相手が別れを決意したときには、あなたの印象も最悪な状態になっています。
でも、冷却期間をけば、時間とともにあなたに対する警戒心と悪いイメージは自然と薄れていきます。よほどひどいことをしていない限り、怒りだってなくなります。
そうなったら、以前のような関係に戻ることができます。
自分のダメだったところを改善するための時間ができる
相手が別れを選んだのには何か理由があるはずです。
その理由として一番に考えられるのは、あなたに嫌なところがあったからだと思います。今のあなたとはやり直す気にはならないでしょう。
でも、冷却期間を置くことで、自分のダメだったところを改善するための時間ができます。
冷却期間中に別れの原因となった部分を改善し、ほんの少しでもその変化に気付いてもらえたら、相手に復縁を考えてもらえるようになります。
変化や魅力に気付いてもらえる
別れたあとに友達関係を続けても、あなたの嫌なところが目につくばかりで、良いところには目を向けてくれません。
正確には、良いところは分かっているけど、それ以上に嫌なところがあるから、あなたの良いところを何とも思わなくなっている状態です。
自分の問題点が分かっていれば変化をアピールしたくなるかもしれませんが、別れた直後に変化をアピールしても信じてもらえるわけがありません。
でも、冷却期間を置けば、久しぶりに連絡をしたり会ったりしたときに、あなたの変化や魅力に気付いてもらえます。
- 「別れてから変わったのかな?」
- 「やっぱり優しいなぁ」
- 「こういうところが好きだったなぁ」
こんな風に思ってもらえるようになります。
さらに冷却期間中に自分磨きをしておけば、別れたときよりも魅力的になったと思ってもらうこともできます。
あなたの大切さに気付いてもらえることがある
冷却期間を置くと、あなたの大切さに気付いてもらえることがあります。
- 一人になって寂しくなる
- ふとした瞬間にあなたのことを考える
- あなたの良いところを再認識する
- 楽しかった頃のことを思い出す
こういったことがきっかけとなり、復縁したいと思うようになることもあります。
これは、きっぱりと関係を断ち、しばらく距離を置くからこそ可能になることです。
特に長く付き合ったカップルの場合は、別れてから大切さに気付いてもらえることも多いです。
冷却期間を置くだけで復縁できることもあります。
復縁するために必要な冷却期間の長さ
では、復縁したい場合はどのくらい冷却期間を置けばいいのか?
状況別の最適な長さについて解説します。
振られた場合の冷却期間の長さは2~3か月が目安
振られた場合の冷却期間の長さは2~3か月を目安にしてください。
振られた理由は一人ひとり違うと思いますが、ほとんどの場合、「恋人に嫌なところがあった」「恋人のことが嫌になった」というのが原因だと思います。
「嫌いになったわけじゃない」「好きな気持ちはある」と言われることもありますが、別れを選んだということは、何か理由があって恋人のことが嫌になったということです。嫌になった人とすぐに復縁したいと思うことはないでしょう。
復縁を望んでいることが伝わっていれば、警戒もされています。
復縁をするためには、あなたに対する悪いイメージや警戒心が薄まるまでは距離を置く必要があります。
また、自分に問題があったのなら、別れてから変わったことに気付いてもらわないといけません。変わるためには時間が必要です。
こういったことをクリアし、復縁可能な状況を作るためには、2~3か月はかかります。
別れたあとも相手から定期的に連絡が来る場合は2か月、全く、もしくはほとんど連絡が来ない場合は3か月を目安に冷却期間を置くようにしてください。
別れたあとも連絡を取り合っている場合は1か月
別れたあとも連絡を取り合っている場合は1か月を目安にしてください。
会えている場合も同じです。
- これまでと同じような関係が続いている
- すぐに友達に戻れた
このような場合は、振られたとしても、元々そんなに悪い感情は持たれていない状態です。何か月も距離を置く必要はありません。
でも、復縁を断られたのなら、今は復縁を考えられる心境ではないということです。しばらくは現在の関係を続けながら様子をみる必要があります。
ただし、自分から連絡をしていると警戒される恐れがあります。
相手から連絡が来れば返信をすべきですが、1か月くらいは自分から連絡をすることや会おうとすることは我慢してください。
参考記事別れてからも連絡を取り合う関係から復縁するには?距離を置かなくてもいい?
連絡が取れなくなっている場合は3か月
別れたあとに連絡が取れなくなっている場合は3か月を目安にしてください。
- 連絡をしても返信が来ないことがある
- 相手からはほとんど連絡が来ない
- 連絡を取っていても相手が素っ気ない
- ブロックをされている
このような場合も同じです。
これはどれも、「今は連絡を取る気がない」「もう連絡はしてこないで」という相手の意思表示です。それを無視して連絡をしていると、確実に印象が悪くなります。今は相手の気持ちを尊重するしかありません。
ただ、連絡を取ることに抵抗感を示すのは、悪いイメージが強い、別れて1~2か月くらいのときです。
大抵の場合、3か月もすれば連絡は取れるようになります。
ブロックをされている場合も、罪悪感を覚えたり、ばかばかしくなったりして、3か月後には解除されていることが多いです。
とりあえず3か月を目安に冷却期間を置き、一度連絡をしてみてください。
自分の浮気が原因の場合は3~6か月
自分の浮気が原因の場合は3~6か月を目安にしてください。
この場合、相手は「裏切られた」と感じています。ショックが大きく、怒りもあるでしょう。
信頼関係も完全に崩れているので、友達に戻るのにも時間がかかります。
謝っても許してもらえなかった場合は、最低でも3か月は冷却期間を置くようにしてください。
3か月後に連絡をしても相手の反応が悪かった場合は、さらに2~3か月は冷却期間を延長するようにしましょう。
相手に新しい恋人がいる、もしくは今後恋人ができた場合は6か月以上
相手に新しい恋人がいる、もしくは今後恋人ができた場合は6か月以上を目安にしてください。
恋人ができた場合、付き合い始めの3~6か月くらいは、一番楽しくて幸せな時期です。そこに入り込もうとすれば、確実に悪い印象を持たれます。
恋人との関係が落ち着くまで、最低でも半年は待つべきです。
とりあえず半年後くらいに連絡をしてみて、返信があれば、友達としてやり取りができる関係を目指してください。
冷却期間後も避けられている場合はもう少し時間が必要
冷却期間後に連絡をしたときの相手の反応次第では、さらに時間が必要になることがあります。
- 返信がない
- あきらかに返信が遅い
- 相手の反応が素っ気ない、冷たい感じがする
- 誘ったけど断られた
このような場合は、まだあなたに対してネガティブな感情や警戒心、気まずさなどがある状態です。
すぐには状況が変わらないので、さらに1~2か月くらいは冷却期間を延長するようにしてください。
冷却期間後に連絡が取れるかどうか、相手が普通に接してくれるかどうかで、次のステップに進むかどうかを判断するといいでしょう。
冷却期間を置いても手遅れにならないのか?
「冷却期間を置くと手遅れになるんじゃないか?」
そんな不安や焦りを感じている人も多いと思います。
特に気になるのが、以下の2点だと思います。
- 距離を置くことによって相手の気持ちが完全に離れてしまうこと
- 相手に好きな人や新しい恋人ができること
相手の気持ちが完全に離れてしまうことに関しては、それほど心配する必要はありません。
ただ、相手に好きな人や新しい恋人ができる可能性は否定できません。
相手の気持ちが離れることを心配する必要はない
あなたが振られた側なら、冷却期間を置くことで相手の気持ちが離れることを心配する必要はありません。
なぜなら、別れを決意した時点で相手の気持ちは離れているから。すでに気持ちが離れているから別れようと思ったんです。
しかも気持ちが離れただけでなく、マイナスの感情を持たれている状態です。
だから、その気持ちをフラットな状態に戻し、また異性として意識させるために、冷却期間を置くんです。
はっきりと復縁を断られた場合や避けられている場合、別れてからほとんど連絡が来ない場合などは、冷却期間を置く必要があります。
詳しくは、「冷却期間を置くと男性も女性も冷める?別れてからの心理の変化も解説」を参考にしてみてください。
冷却期間がいらない人は手遅れになることがある
ただし、冷却期間がいらないケースの人は手遅れになることがあります。
相手に未練が残っていて、すぐに行動を起こせば復縁できる可能性が高い人が冷却期間を置くと、完全に相手の気持ちが離れてしまい、復縁できるチャンスを逃してしまうことがあります。
- 自分から振った
- 喧嘩別れをした
- 別れ際に相手が泣いていた
- 一時的なすれ違いで別れた
- 勘違いをされていることがある
- 相手に寂しい思いをさせていた
上記のケースに当てはまる人は、ちゃんと話をして復縁したいことを伝えるか、しばらく友達関係を続けて様子を見るようにしてください。
それでもダメだったときには冷却期間を置くようにしてください。
相手に好きな人や新しい恋人ができる可能性はある
冷却期間を置くと、相手に好きな人や新しい恋人ができる可能性はあります。
不安だと思いますが、こればかりはどうしようもありません。
それを避けるために冷却期間を置かない、もしくは冷却期間を短くすることを考える人もいると思います。
でも相手にやり直す気がない場合、冷却期間を置かないと状況が悪化してしまい、本来なら復縁できるはずの人も失敗に終わってしまう可能性が高くなります。
冷却期間が必要な状況の人は、相手が次の恋に進んでしまうリスクがあっても距離を置くしかありません。
冷却期間を長く置きすぎないようにする
冷却期間は、その期間が長くなりすぎると逆効果になることがあります。
特に、相手に好きな人や新しい恋人ができるリスクが高くなります。
実際に、冷却期間は3か月でよかったのに半年近く何もしなかったら、3か月経った時点ではまだ相手はフリーだったのに、半年後には恋人ができていた、というケースがよくあります。
手遅れになる前に復縁を成功させるためには、別れたあとは一日でも早く距離を置くこと、そして自分に必要な冷却期間の長さを把握し、その期間が過ぎたらすぐにアプローチを行うことが重要です。
復縁を成功させるための冷却期間中の過ごし方
復縁を成功させるためには、冷却期間中の過ごし方も重要になってきます。
冷却期間中は以下の点を意識して過ごすようにしてください。
冷却期間中に復縁を迫るのは絶対にダメ
冷却期間中なのに、耐えられなくなって復縁を迫る人がいます。
でも、冷却期間中に復縁を迫るのは絶対にやめてください。
せっかく相手の気持ちが落ち着き始めているタイミングでそんなことをすれば、また振り出しに戻ってしまいます。
改めて冷却期間を置いても、あなたから連絡が来た時点で復縁話になるのが分かっているので、取り合ってもらえなくなることもあります。
「しつこい」「いい加減にして」と思われたら、完全に避けられるようになることもあります。
一度別れを受け入れて冷却期間に入ったのなら、冷却期間が終わるまでは復縁話を持ち出さないようにしてください。
自分からは連絡をしない、会おうとしない
冷却期間中は、寂しかったり、相手のことが気になったりして、連絡をしたくなることがあるかもしれません。
でも、自分からは連絡をしないようにしてください。
中途半端なタイミングで連絡をすると、いつまで経っても警戒された状態が続きます。
連絡をするのは、どうしても連絡を取る必要がある場合だけにしてください。
会うことに関しても、荷物の受け渡しなどで会うしかない状況を除き、自分からは会おうとしないでください。
SNS上でも繋がりを持たないようにする
SNS上で繋がりを持つのもやめたほうがいいです。
「いいね」をするのも、別れたことや相手のこと、付き合っていたときのことなどに触れる投稿をするのもやめましょう。
SNS上でも関係を断つイメージです。
相手からのLINEや電話には応じる
冷却期間中に相手から連絡が来ることがあれば、すべて応じるようにしてください。
何か理由があって連絡をしてきたはずです。やり取りをしていれば、何か進展があるかもしれません。
自分から連絡をするのは控えるべきですが、相手から来たLINEや電話に応じるのは問題ありません。
相手が会おうとしてきた場合は会っていい
連絡を取っていると、食事などに誘われることもあると思います。
相手が会おうとしてきた場合も、友達として接することができるなら会って構いません。
会おうとしてくるということは、あなたに会いたい気持ちがあるということです。会っていれば相手の気持ちが変わるかもしれません。
でも、体の関係を持つのだけは避けるようにしてください。中途半端な関係になってしまうので、そこはケジメをつけるように。
また、会うのがつらい場合や、会ったら復縁を迫ってしまいそうな場合は、何か適当な理由をつけて断るか、冷静に対応できるまで先延ばしにしたほうがいいと思います。
参考記事元彼や元カノから誘われたときはどうすべき?復縁したいときの対応の仕方を解説
別れの原因をもとに変わる努力をする
別れの原因をもとに変わる努力をすることも重要です。
相手が別れを選ぶ理由として多いのは、恋人に嫌なところがあったか、状況や関係性に不満を感じていたか、のどちらかです。
もしあなたもその理由に当てはまっていたとしたら、そこから復縁を考えてもらうために必要なのは、変化を感じさせることです。
自分のダメだったところを改善することや状況を変えることができれば、相手に良い印象を与えることができます。
ほんの少しでも変化が伝われば、復縁成功は一気に近づきます。
冷却期間中には、別れの原因や別れを選んだ相手の気持ちと真剣に向き合い、自分に何を求めていたのかを考え、それに応えられるように変わる努力をしてください。
より魅力的になるための自分磨きをする
もう一度好きになってもらうためには、より魅力的になるための自分磨きもするようにしてください。
「前よりも魅力的になった」と思ってもらえたら、また異性として意識してもらえるようになるからです。
- あまり服装に気を遣っていなかった人なら、少しお金をかけてオシャレをしてみる
- 「絶対ショートのほうが似合うと思う」と言われたことがある人なら、髪を短くしてみる
- 体型を指摘されたことがある人なら、ダイエットをしてみる
- メイクについて何か言われたことがある人なら、彼好みのメイクに変えてみる
こういうことを意識してみてください。
基本的には、相手の好みに近づけることを意識するといいと思います。
他には、何か新しいことに挑戦してみるのもおすすめです。内面の自分磨きに繋がり、人として成長した姿を見せることができると思います。
詳しくは、「復縁できる正しい自分磨きの仕方」を参考にしてみてください。
自分磨きをした成果をSNSにアップする
お互いSNSを利用しているのなら、冷却期間中には、見た目の変化や新たに始めたことなどをSNSにアップしてみてください。
それを相手が目にすれば、あなたのことが気になってくると思います。
魅力的になったことや、充実した毎日を過ごしていることを知ったら、「連絡を取りたい」「会いたい」という気持ちも芽生えると思います。
他にもポジティブな内容の投稿を心がけていれば、相手に良い印象を与えることができるでしょう。
参考記事復縁の冷却期間中のSNSの使い方|相手の投稿への反応の仕方も解説
職場や学校で顔を合わせる場合は普段通りに接する
別れたあとも職場や学校で顔を合わせる場合は、普段通りに接するようにしてください。
それ以外で連絡を取ることや会うことをしなければ問題ありません。
別れたあとに顔を合わせるのはつらいと思いますが、避けてしまうと、どんどん気まずい雰囲気になってしまいます。
どう接したらいいか分からない場合は、とりあえず挨拶だけしておけばいいでしょう。
参考記事別れたあとも元彼や元カノと顔を合わせる場合の復縁方法|学校や職場での接し方は?
相手の誕生日に連絡をするのは1か月以上経ってから
冷却期間中に相手が誕生日を迎える場合、別れてから1か月以上経っていればお祝いのメッセージを送って構いません。
ただし、純粋にお祝いをするだけの内容にしてください。
お礼の返信が来ても、その返信に対して一度返すだけにして、やり取りを続けようとはしないでください。
反対に、別れてから1か月も経っていないときには、誕生日のお祝いでも警戒されることがあります。その場合は我慢をしたほうがいいでしょう。
参考記事元彼や元カノに誕生日LINEを送ってもいい?復縁したいときの判断基準を解説
冷却期間後から復縁成功までのアプローチの仕方
冷却期間が終わったら、以下のように進めていってください。
- 連絡をする
- 何度かやり取りをする
- 食事に誘う
- 会って楽しい時間を過ごす
- 何度か会って距離を縮める
- 以前のような関係に戻れたら復縁を申し込む
1.連絡をする
まずは連絡をします。
友達に久しぶりに連絡をする感覚でLINEやメールを送ってください。
「久しぶり」と簡単な挨拶をしたあとに何か質問をするような内容にすると、警戒されず、返信がくる確率も高くなります。
詳しくは、「元彼や元カノに久しぶりに送るLINEのおすすめの内容と例文を紹介」を参考にしてみてください。
2.何度かやり取りをする
連絡が取れるようになったら、相手の反応を見ながら何度かやり取りを行ってください。
最初は気まずさもあると思うので、最低限のやり取りで終わらせ、数日後にまた連絡をするような形で、定期的にやり取りを行うのがいいでしょう。
そうやって気軽に連絡を取り合える関係を目指します。
3.食事に誘う
何度かやり取りを行い、誘えそうな雰囲気になったら、食事に誘ってください。
「週末空いてる?久しぶりにご飯食べに行かない?」
こんな感じで気軽に誘うといいと思います。
4.会って楽しい時間を過ごす
復縁デートをするときには余計なことは考えず、とにかく楽しい時間を過ごすことを意識してください。
久しぶりに一緒に過ごした時間を「楽しい」と思ってもらえたら、それだけで良い印象を持ってもらえます。そして、「また会いたい」と思ってもらえるはずです。
変わる努力や自分磨きをしていれば、会ったときに変化や魅力にも気付いてもらえると思います。
5.何度か会って距離を縮める
久しぶりに会ったあとは、さらに何度か会って距離を縮めていってください。
一緒に過ごす時間が増えれば、それだけで相手はあなたのことを意識するようになると思います。
楽しさや懐かしさ、安心感、心地よさ、あなたの変化や魅力などを感じることで、復縁したいと思うようになるはずです。
6.以前のような関係に戻れたら復縁を申し込む
付き合っていた頃のような関係に戻れたら、復縁を申し込んでください。
順調にいっていれば、連絡をしているときや会っているときに、相手からの好意も感じられるようになると思います。
復縁の脈ありサインが出たタイミングで想いを伝えれば、相手は復縁を受け入れてくれるはずです。
実際に復縁できた方はどのくらい冷却期間を置いたのか?
ここからは、最近私がサポートをして復縁できた方がどのくらい冷却期間を置いたのかを、実例を挙げて紹介します。
喧嘩別れをした女性は2週間の冷却期間で復縁できた
喧嘩別れをした20代の女性のケースです。
元々彼の言動にイライラすることがあり、頻繁に指摘していたら、彼が爆発して、彼女の嫌なところや自分も我慢していたことなどを話したことで、ひどい言い合いになり、そのまま別れ話に発展したそうです。
お互い相手を傷つけるようなこともたくさん言っていました。
基本的に、喧嘩をした流れで突発的に別れることになった場合は、謝り、冷静に話をすれば、すぐによりを戻せることがほとんどです。
以前から別れを考えていたわけではないので、仲直りをするのにそれほど時間も必要ありません。
この方の場合も、すぐに復縁できる状況でした。
ただ、喧嘩の内容や、これまで一方的に注意されてきた彼の心境を考えると、すぐには冷静に話をすることも難しく、簡単には復縁を受け入れてはくれないと判断しました。
そこで、一度謝罪のLINEを送ってもらい、その後は2週間くらい冷却期間を置くようにアドバイスしました。
謝罪LINEに対しての返信はなかったそうです。
彼女は不安そうでしたが、すでに謝り、反省していることや後悔していることは伝えています。「時間が経てば彼の気持ちも落ち着き、ちゃんと話ができるようになるから安心してください」とお伝えしました。
すると、2週間くらい経った頃に、「俺もあのときは言い過ぎた。ごめん」とLINEが来たそうです。
彼女には、彼から連絡が来たら、会って話をする機会を作るようにお伝えしていました。
そして、これまで口うるさく言っていたことや喧嘩をしたときの言動に対して謝り、彼の話もちゃんと聞いて、すれ違いをなくしてから復縁を申し込むようにアドバイスしました。
その結果、その日のうちによりを戻すことができたそうです。
わがままが原因で振られた女性は2か月の冷却期間で復縁できた
お互い新社会人のカップルで、わがままが原因で振られた女性のケースです。
この女性は彼のことが大好きで、常に連絡を取っていたい、できれば毎日でも会いたい、という方でした。
でも彼は、自分の時間や友人と過ごす時間も大切にしたい人だったようです。
彼女もそれは分かっているけど、どうしても自分の感情を優先してしまい、彼が不機嫌になることも多かったみたいです。
ただ、交際期間が2年を過ぎたこともあって、最近は以前ほどわがままは言わなくなっていた、とおっしゃっていました。
それなのに振られたのは、就職して忙しくなったことが関係していたようです。
- 彼が仕事で疲れているのに、頻繁に連絡をして、反応がなければ返信を求める
- 仕事終わりや休みの日に一方的に会う約束を取りつける
- 自分の仕事終わりに彼の家に押しかける
こういうことをしていたら、彼の我慢が限界に達し、別れを切り出された、というでした。
忙しく、疲れている彼に対する気遣いや思いやりが足りなかったのは明白です。
「別れたくない」とすがったそうですが、「一人になりたい」「もう付き合いきれない」と言われたそうです。
彼は仕事のことで精いっぱいで、彼女の存在が負担になっている状態です。
今は一人の時間や友人との時間を優先させたいと思っている可能性が高く、とりあえず2か月は冷却期間を置くようにアドバイスしました。
本来なら3か月は冷却期間を置いたほうがいいケースですが、仕事に慣れて彼の気持ちに余裕が出てくると、2か月くらいで友達関係に戻れる可能性がありました。
実際に2か月経った頃、いきなり彼から連絡が来たそうです。
「久しぶり。○○は最近どうなの?忙しい?こっちはやっと仕事に慣れてきたよ」と。
するとその流れで、「今度会えない?」と言われ、食事に誘われたそうです。
ただ、彼は仕事が落ち着いたから久しぶりに会いたいと思っただけで、復縁を考えているわけではないと判断しました。
そこで1か月くらいは、たまに連絡をしたり会ったりするような友達関係を続けてもらいました。
- 自分からはあまり連絡をしないようにする
- 彼から連絡が来たときには楽しいやり取りをしつつ、彼を気遣うようなメッセージも送る
- 遅い時間には自分からLINEを終わらせる
- 会っても早めに帰るようにする
- 別れてからは友人や同僚と遊ぶようになったことや、一人で行動するようになったことなどを話す(実際にそうしてもらった)
- 会話の中で「わがままばかり言って困らせていたよね」と笑い話のように話し、わがままを言っていたことをさり気なく謝る
このようなことをアドバイスしました。
すると、3週間くらい経った頃に彼のほうから「復縁したい」と言ってきたそうです。
- すぐに冷却期間を置き、一切連絡をしなかったこと
- わがままだったことを反省していることや変化が伝わったこと
- 復縁を望んでいることを匂わせずに友達として過ごしたこと
- 友達として心地よい関係を作れたこと
こういったことが復縁できた理由だと思います。
彼女に理想の女性像を押し付けていた男性は3か月の冷却期間で復縁できた
この方は、彼女から振られたとき、「気持ちが冷めた」「好きな気持ちがなくなった」と言われたそうです。それ以上は何も話してくれなくて、原因がよく分からないということでした。
でも詳しく話を聞くと、彼女に理想の女性像を押し付けていたことが原因の可能性が高いことが分かりました。もっとああしてほしい、こうしてほしい、と、彼女に求めてばかりいたようです。
2人の間には少し上下関係もあるような感じでした。もちろん彼のほうが上で、彼女が彼に従うような関係性だと感じました。
とはいえ、決して彼が彼女を支配しているわけではなく、元々彼女が子供っぽいところがあり、すごく甘えるタイプだったみたいなので、自然とそういう関係性になったようでした。
ただ、年数を重ねるうちに彼女がそういう関係性に違和感を覚えるようになり、いつまでも自分のことを認めてくれず、求めてばかりの彼に嫌気がさして別れを決意したと判断しました。
彼女に復縁する気はなくて、すぐに気持ちが変わることもないので、3か月は冷却期間を置くようにアドバイスしました。
そして冷却期間中には以下の点を意識してもらいました。
- 彼女の良いところをすべて書き出し、本来の良さを再認識すること
- 自分は彼女の理想の恋人像に近づけていたのかを自問自答すること
- 彼女は自分に何を求めていたのかを考えること
- 彼女が自分に求めていたことに応えられるようになること
いろんな反省点が見えてきたそうで、自分は最低の彼氏だった、とおっしゃっていました。
でもそのおかげで、復縁するために必要なことにも自分で気づけていました。
その後、3か月ちょっと経ってから連絡をしてもらいました。
冷却期間中、彼女からは一度も連絡は来なかったそうですが、送ったLINEに対する返信はすぐに来たそうです。
そこからは、彼女の良さを認めてあげることや、以前とは違うことに気付いてもらえるような接し方などを意識してもらいました。
そして1か月後、復縁を申し込んでもらいました。
- 彼女に求めてばかりいたことや、自分のせいで対等な関係を築けなかったことなどを謝る
- 当時の彼女の気持ちを聞く
- 自分の言動を反省し、今では考えが変わったことを伝える
- 彼女には良いところがたくさんあって、別れてからその良さを再認識したことを伝える
- これからどんな関係を築いていきたいのかを話し、復縁したいことを伝える
このようなことを意識してもらったら、彼女が復縁を受け入れてくれたということでした。
復縁に必要な冷却期間についてのまとめ
別れたあと、相手に復縁する気がない場合は、冷却期間を置かないと状況が悪化し、復縁が難しくなります。
相手は別れることしか考えられなくなっている状態なので、しばらく距離を置くしかありません。
平均で2~3か月程度の冷却期間を置けば、そんな状況からでも復縁が可能になります。
時間が経てば、別れたときとは相手の気持ちも変わります。
冷却期間中に変わる努力と自分磨きをしておけば、相手に復縁を考えてもらえるようになります。
冷却期間を置くことに不安や焦りもあると思いますが、復縁可能な状況を作るためには必要不可欠なことです。
自分の状況に応じた適切な期間を把握し、その期間を正しく過ごせば、復縁できる可能性は高くなります。
ここでお伝えしたことを参考にして、復縁に向けた正しい準備をしていただければと思います。