復縁の可能性は、様々なものによって左右されます。
- 別れた原因
- 交際期間
- 相手の性格
- 相手に未練が残っているかどうか
- 連絡が取れるかどうか
- 会えるかどうか
- 自分の状況に応じた正しい行動を取ることができるかどうか
こういったものによって、復縁の成功率はもちろんのこと、復縁できるまでにかかる期間も変わってきます。
でも、復縁の可能性を左右するものは他にもあります。
それが、別れ方です。
- あなたは、別れるときにどんな言動を取りましたか?
- どういう形で別れを受け入れましたか?
ここでは、復縁できる別れ方と復縁が難しくなる別れ方、二度と復縁できない可能性がある別れ方、別れたあとにやるべきことなどについて解説しています。
復縁できる可能性が高い別れ方
復縁できる可能性が高いのは、以下の6つの別れ方の場合です。
- 冷静に話し合って別れた
- 別れの原因となった言動や出来事について謝った
- 感謝の気持ちを伝えた
- 少しだけ涙を見せた
- 喧嘩別れをした
- 早めに別れを受け入れた
1.冷静に話し合って別れた
冷静に話し合って別れた場合は復縁できる可能性が高くなります。
別れるときに冷静に話し合いをすることで、別れの原因やお互いの本当の気持ちを理解できて、すれ違いがなくなることがあるからです。
- 相手の気持ちや言い分を聞く
- 相手の気持ちを理解しようとする
- 落ち着いて自分の気持ちを伝える
こんな別れ方ができた場合は、すぐに復縁できることもあります。
2.別れの原因となった言動や出来事について謝った
別れの原因となった言動や出来事について謝った場合も、復縁できる可能性が高くなります。
何がいけなかったのかを自覚できていることが伝われば、「変わってくれるかも」と今後の変化に期待してもらえて、もう一度チャンスをくれることがあるからです。
- 別れの原因となった言動や出来事を理解できていて、そのことについて謝った
- 反省していることやこれから変わること、気をつけることなどを伝えた
こんな別れ方ができた場合は、相手が復縁を受け入れてくれる可能性があります。
ただし、別れの原因を勘違いしていたり、何度も同じことを繰り返したりしていた場合は、あまり意味がありません。
3.感謝の気持ちを伝えた
最後に捨てゼリフを吐いて終わった場合と、感謝の気持ちを伝えて終わった場合とでは、相手が受ける印象は大きく変わります。
前者だと、「そっちが悪いのに、何様なんだよ」と思われるでしょう。
でも後者だと、「いろいろあったけど、こちらこそありがとう」という気持ちになるはずです。
復縁できる可能性が高いのは、後者です。
別れるときや別れたあとに感謝の気持ちを伝えると、印象が良くなります。
さらに、「楽しいこともたくさんあったな」と、相手の中で良い思い出がよみがえることもあります。
そしてそれが、相手に復縁を意識させるきっかけになります。
4.少しだけ涙を見せた
これは意外に思う人が多いかもしれません。
通常、別れるときに泣いたり、「別れたくない」と泣いてすがったりすると、復縁の可能性を下げると言われています。
確かに、やり過ぎはよくありません。あまりに泣いてしまうと、「めんどくさい」と感じる人がいるからです。
これまでも喧嘩をしたときや謝るときなどに頻繁に泣いていた人は、「またかよ」と思われ、ウンザリされるかもしれません。
でも、少しだけ涙を見せた場合は、「自分のことをこんなにも好きでいてくれたんだな」と受け止めてくれることがあります。
泣いている姿を見て、それだけ愛されていたという実感を得られて、もう一度やり直したくなる人がいるんです。
これまでに滅多に涙を見せなかった人なら、泣いたことで復縁できる可能性が高くなることもあります。
「笑顔でサヨナラをしたら良い印象を残すことができる」と言われることがありますが、別れるときにそんなのはほぼ不可能なので、少し泣いたくらいなら気にしなくて大丈夫です。
5.喧嘩別れをした
意外に思うかもしれませんが、喧嘩別れをした場合はすぐに復縁できることがあります。
カッとなって突発的に別れに発展したのなら、まだ相手に気持ちが残っている可能性が高いからです。
喧嘩のきっかけとなった出来事や喧嘩をしているときの言動などについて謝れば、復縁できることが多いです。
参考記事喧嘩別れをした場合の復縁方法|よりを戻すための正しい謝り方とは?
6.早めに別れを受け入れた
振られたときには自分の想いを伝えるべきです。
でも、何を言っても相手の気持ちが変わらなかった場合は、早めに別れを受け入れたほうが復縁できる可能性が高くなります。
別れを受け入れるということは、相手の気持ちを尊重するということです。自分の気持ちよりも相手の気持ちを優先することで、「自分の気持ちを理解してくれた」と相手は感じます。
すると、「一方的に別れを告げたけど、あの人の気持ちも理解してあげるべきだよな」と思うようになることがあります。
「もっとお互いが歩み寄ることができたら、今度こそ上手くいくかもしれない」
こういう心境になり、よりを戻すことを考えてくれるようになる可能性があります。
復縁が難しくなる別れ方5選
では反対に、どんな別れ方だと復縁が難しくなるのでしょうか?
復縁が難しくなる別れ方は、以下の5つです。
- 何度も断られているのにしつこく復縁を迫った
- 我を失った
- しつこく理由を問いただした
- 相手を責めた、相手にも問題があるようなことを言った
- 逆ギレをした
1.何度も断られているのにしつこく復縁を迫った
何度も断られているのにしつこく復縁を迫った場合は、どうしても復縁が難しくなります。
避けられるようになることが多いからです。
振られたとき、「分かった」と言って、すんなり別れを受け入れた人はいないと思います。
「別れたくない」と言うことや、どれだけ大切な存在なのかを伝えるのは自然なことです。それ自体は問題ありません。
あなたの気持ちを確認できて、「こんなにも自分のことを想ってくれていたんだ」と痛感し、それがきっかけで復縁を決意する人もいます。
振られたときにはちゃんと気持ちを伝えておくべきです。
でも、相手にやり直す気がなければ、何を言っても無駄です。
何度も断られているのにしつこく復縁を迫れば、ウザイ、いい加減にしてほしい、と思われます。
あなたから連絡が来れば、また復縁話をしてくるんじゃないか、と疑い、警戒すると思います。
避けられるようになることも多く、友達に戻るのも苦労するかもしれません。
2.我を失った
振られたときに我を失った場合は、そこでさらに相手の気持ちが冷めてしまった可能性があります。
- 「別れたくない」「無理」「お願いだから」と懇願した
- 泣きじゃくって相手を困らせた
- 「あなたなしでは生きていけない」「何するか分からない」と相手を脅すようなことを言った
このような場合、相手は、これまで見たことがない恋人の姿に戸惑ったと思います。こんなところは見たくなかったと思った人や、引いてしまった人もいるかもしれません。
すると、さらに気持ちが冷めてしまうことがあります。
そしてこれまでのイメージが崩れてしまったら、以前のようには見れなくなることがあります。
元のような関係に戻るのに苦労する人もいるかもしれません。
3.しつこく理由を問いただした
別れるときにしつこく理由を問いただした場合は、その時点で「復縁は無理」と思われることがあります。
- 「なんで?」
- 「どうして?」
- 「理由を教えて」
こんな風に聞いた人もいると思います。
もちろん、誰だって知りたいことでしょう。
でも、理由を問いただすということは、自分では何がいけなかったのかを理解できていない、ということを伝えているのと同じです。
別れの原因を理解できていない人や自分の問題点を自覚できていない人とやり直したいと思うでしょうか?
相手は、別れを決意するまでに何かしらのサインを出していたはずです。
でもそれに気付けなかった、ということでもあります。
「こっちの気持ちに気付いてくれなかったんだ…」
こう思われたはずです。
間違いなく印象は悪くなったと思います。
4.相手を責めた、相手にも問題があるようなことを言った
- 「こっちだって我慢してたのに」
- 「なんで自分が振られないといけないの?」
- 「そっちだってこういうところがあったじゃん」
こんな風に、相手を責めるようなことや相手にも問題があるようなことを言った場合は、「こんな人とよりを戻すなんてありえない」と思われた可能性があります。
かなり印象が悪くなっているはずです。本性を見たような気がしているかもしれません。
あとで謝っても、そのときの印象が変わらないことも多いケースです。
5.逆ギレをした
別れ話をしているときに言い争いになり、逆ギレをしてしまった場合は、復縁が難しくなります。
相手からしたら意味が分からないことだと思います。
理不尽な逆ギレをされて頭に来たはずです。怖さも感じたはずです。
そのせいで、これまでのようには接することができなくなる人もいます。
あまりに無茶苦茶なキレ方をした場合は、「もうこの人とはかかわりたくない」と思われたかもしれません。
二度と復縁できない可能性がある別れ方とは?
残念ながら、二度と復縁できない可能性がある別れ方というのもあります。
それが、以下の5つです。
- 元彼や元カノを傷つけた
- 浮気や嘘で相手を裏切った
- 暴力を振るった
- 自殺をほのめかした
- ストーカーと思われるような行為をした
1.元彼や元カノを傷つけた
あなたの言動によって元彼や元カノを傷つけた場合は、どうしても復縁できない可能性が出てきます。
- 暴言を吐いた
- 相手の悪口を言った
- 相手のプライドを傷つけるようなことを言った
- 相手の大切なものを壊した、捨てた
このような場合は、嫌われるだけでなく、憎しみにも似た感情が相手に芽生えることがあります。
言動の度合いや相手の性格によっては、許してもらえないかもしれません。
2.浮気や嘘で相手を裏切った
浮気や嘘が原因の場合は、完全に信用を失っているため、復縁できないことが多いです。
相手は「裏切られた」と感じていて、大きなショックを受けている状態です。
信じていた人に裏切られるのは、すごくつらいものだと思います。そして一度信用を失うと、もう二度と信用してもらえなくなることがあります。
信頼関係も崩れています。相手も、以前のような関係に戻るのは無理だと感じるはずです。
いくら謝っても、復縁を考えてもらえる可能性は低いと思います。
ただ、浮気や嘘が原因で別れても復縁しているカップルは実際にいます。浮気をされても嘘をつかれても許せる人は、それくらい相手のことが好きなんだと思います。
別れたくないと思ってもらえるくらい愛されていたら、復縁できるかもしれません。
3.暴力を振るった
暴力を振るったことが原因の場合や、別れるときに手をあげた場合は、復縁はかなり厳しい状況です。
- 「こんな人だとは思わなかった」
- 「また同じ目に遭うかもしれない」
こう思われている可能性が高いです。
たとえ好きな気持ちが残っていたとしても、その気持ちよりも恐怖やショックが上回っています。「よりを戻すのはやめたほうがいい」と思うでしょう。
周りからも強く反対されるはずです。その反対を押し切ってまで復縁しようと考える人は少ないと思います。
また、包丁を持ち出して脅した場合などは、復縁はほぼ不可能です。相手が命の危険を感じるようなことをした場合は、もう諦めたほうがいいと思います。
4.自殺をほのめかした
- 「別れるくらいなら死ぬ」
- 「何をするか分からないよ」
このように、別れるときに自殺をほのめかすようなことを言ったり、相手の前でそういう行動を取ったりした場合は、二度と復縁できない可能性があります。
「もうこの人とはかかわらないほうがいい」と思われたはずです。
卑怯なやり方に、確実に印象も悪くなっています。
なにより、自殺をほのめかすような人と復縁したいとは思わないでしょう。
一瞬ポロッと口にしただけなら影響はないかもしれませんが、本気で自殺をほのめかしたと受け取られた場合は難しいと思います。
5.ストーカーと思われるような行為をした
別れたあとにストーカーと思われるような行為をした場合は、復縁できないかもしれません。
- 何度断られても復縁を迫り続けた
- 無視されているのに連絡をし続けた
- 話をしたくて相手の家や職場の近くで待ち伏せをした
- 相手の家のポストに手紙や物を入れた
このようなことをすると、相手は恐怖を覚えます。連絡が来ただけで怯えるようになります。
- 「このままストーカーになるんじゃないか」
- 「もっとひどくなるんじゃないか」
こう思われると、完全に避けられるようになります。
ストーカーまがいの行為をして、それがきっかけで連絡が取れなくなった場合は、これから先も連絡を取ることや会うことができない可能性があります。
復縁を可能にするために別れたあとにやるべきこと
復縁できる可能性が高い別れ方をしたとしても、別れたあとに間違ったことをすると、復縁できないことがあります。
反対に、二度と復縁できない可能性がある別れ方をしたとしても、別れたあとの言動によっては復縁が可能な状況になることもあります。
復縁を可能にするためには、別れたあとに以下の点を意識してください。
別れたときのことを謝る
別れたときの自分の言動に問題があったと感じている人は、一度そのことを謝っておきましょう。
反省していることや後悔していることなどを伝えることで、水に流してくれることがあります。
ただ、許してもらおうと必死になっていると、復縁したくて謝罪をしているように受け取られる可能性があります。
余計なことは考えずに、純粋に別れたときの言動に対して謝るようにしてください。
許してくれなかったり、反応がなかったりすることもあるかもしれませんが、一度謝っておくことが大事です。
感謝の気持ちを伝える
まだ感謝の気持ちを伝えられていない人は、別れた直後なら、LINEやメールなどで一度伝えておくといいでしょう。
ただし、すでに別れて一週間以上経っている場合は、今さら感謝の気持ちを伝えるのは不自然です。何もしないほうがいいと思います。
また、だらだらと伝えるのも逆効果になります。感謝を伝えることで良い印象を残そう、復縁を考えてもらおう、という下心があるように思われることがあるからです。
感謝は、さらっと伝えるだけにしておいてください。
何もせずに様子を見る
その後は何もせずに少し様子を見るようにしてください。
どんな別れ方をしたとしても、相手のなかで心境の変化があり、状況が変わる可能性があります。
こちらからグイグイいってしまうと、警戒され、よりを戻そうという気持ちがなくなることもあります。
まずは相手に考える時間を与えることが大事です。
1か月くらいは待ったほうがいいでしょう。
連絡が来ればやり取りを行う
ただ、相手から連絡が来れば普通にやり取りを行うようにしてください。誘われた場合も会って構いません。
未練があってアクションを起こしている可能性があるので、ちゃんと応じるようにしましょう。
何も進展がなければしばらく距離を置く
1か月くらい経っても何も進展がなければ、現時点では相手にやり直す気がないと判断できます。
やり直す気がないのだとしたら、こちらから何かをするのは、タイミング的にまだ早いです。
あまりかかわりたくないと思っている可能性もあるので、しばらくは距離を置くようにしてください。
- 復縁できる可能性が高い別れ方をした場合はさらに1か月(別れてからだと2か月)
- 復縁が難しくなる別れ方をした場合はさらに2か月(別れてからだと3か月)
- 二度と復縁できない可能性がある別れ方をした場合はさらに3か月(別れてからだと4か月)
これを目安にするといいでしょう。
別れの原因と向き合い、復縁に向けての準備をする
復縁をするためには、別れの原因と向き合い、何がいけなかったのかを真剣に考え、それをもとに復縁に向けての準備をしておく必要があります。
- 自分のダメだったところを直す
- 今よりも異性として魅力的になれるように外見を磨く
- 刺激や成長を求めて新たなことに挑戦する
主にこの3つを意識すると、良い印象を与えることができ、復縁を考えてもらえるようになると思います。
復縁できるかどうかの判断の仕方
ここでお伝えしたように、別れ方によって復縁できる可能性が変わることがあります。
でも、復縁の可能性は様々な要因によって左右されるので、別れ方だけでは判断できません。
では、復縁できるかどうかはどう判断すればいいのか?
最後に、復縁できるかどうかの判断の仕方について解説します。
復縁できると判断できる状況
以下の状況になれば、復縁できると判断していいと思います。
- 別れたあともこれまでのように連絡を取ることや会うことができる
- 相手から連絡が来ることや誘われることが多い
- 距離を置いたあとに連絡を取ることや会うことができた
- 変化を指摘された
- 会ったときに相手が楽しそうにしている
- 相手の優しさや気遣いを感じる
このような場合は、正しいアプローチを行えば復縁できます。
復縁できないと判断するしかない状況
以下の状況では、どこかで諦める必要があります。
- 時間を置いても連絡が取れない、ブロックをされたまま
- 一応返信は来るけど明らかに素っ気ない
- 「もう連絡してこないで」と言われた
- 食事に行くことすら断られた
- 会えても、どこかのタイミングで「もう会えない」と言われた
- 連絡を取っているときや会っているときに「やり直す気はない」と釘を刺された
- 相手に好きな人や新しい恋人ができた
このような場合は、もうどうすることもできません。
一年後や二年後には状況が変わっているかもしれませんが、上記のどれかに当てはまった場合は諦めることも考えたほうがいいかもしれません。
参考記事復縁の可能性がないパターン17選|復縁できない人の特徴と共通点とは?
まとめ
復縁できる可能性がある別れ方と復縁が難しくなる別れ方、二度と復縁できない可能性がある別れ方についてお伝えしました。
別れ方や別れるときに取った言動は、相手の中で強く印象に残っています。あなたの印象を大きく左右することでもあります。
そして別れてしまえば、その印象を変える機会がなくなります。
別れたときに良い印象を持ってもらえたら、その後も印象は良いままです。
でも、悪い印象を持たれてしまったら、そこから良い印象に変えることができなくなります。
別れ方によっては、どうしても復縁が難しくなることがあります。
現状、復縁は無理そうだと感じている人もいると思います。
そんな人には、7step復縁方法を実践することをおすすめします。
この方法なら、どんな別れ方をしたとしても、どんな原因で振られたとしても、今がどんな状況だったとしても、復縁できると思います。