- 「振られたけど復縁したい。でも、復縁できるのかな?」
- 「振られた側はどうすれば復縁できるんだろう…」
あなたも今、こんな風に悩んでいるのではないでしょうか。
この記事では、振られた側から復縁を成功させる方法について詳しく解説しています。
本気で復縁を目指している人は参考にしてみてください。
振られた側でも復縁できる可能性はあるのか?
振られた側がまず気になるのは、「振られても復縁できるのか?」ということだと思います。
不安だと思いますが、世の中には復縁を経験したカップルがたくさんいます。
実際に復縁できているカップルがいるのは、振った側の気持ちが変わったからです。
人の気持ちは変わります。
相手が、元々好きだったあなたと別れたくなったのも、何か理由があって気持ちが離れたからです。
同じように、ちょっとしたきっかけで好きな気持ちがよみがえったり、あなたの大切さに気付いたりして、復縁を考えるようになる可能性は十分にあります。
振られた側が自分の状況に応じた正しい行動を取れば、「復縁したい」と相手に思わせることもできます。
まずは、振られた理由や状況別の復縁の可能性や復縁するためのポイントについて解説します。
自分に原因があって振られた場合
自分に原因があって振られた場合は、原因となった自分のダメだったところを改善し、変化を感じさせることができたら、復縁できる可能性が高いです。
嫌だったところの変化が見えたら、あなたの良いところにも目を向けてくれるようになります。そして、復縁を考えてくれるようになります。
変わらないといけないところが分かっていれば、どこをどう改善したらいいのかも分かるはずです。
相手が求めていた姿を見せることができたら、復縁可能な状況です。
はっきりとは理由を言われなかった場合は、何がいけなかったのかを自分で考えることが大事です。
気持ちが冷めたと言われた場合
気持ちが冷めたと言われた場合は、相手の気持ちが冷めた理由が分かっている場合は復縁できる可能性があります。
- 相手が幻滅するような言動を取った
- 喧嘩をすることが多かった
- すれ違いが大きくなっていた
- 価値観が合わなかった
- マンネリになっていた
- ドキドキしなくなった
- 恋人というより、親友のような関係になっていた
このように相手の気持ちが冷めた理由があれば、その理由に応じた対応を取ることで復縁が可能になります。
例えば、相手が幻滅するような言動を取っていたのなら、そこを改善し、同じことは繰り返さないことを分かってもらう必要があります。
価値観の違いがあった場合は、復縁を望むのなら、相手の価値観を受け入れることや理解を示すことが大事です。
マンネリが原因だった場合は、これまで行ったことがないお店や場所に行ったり、新鮮さを感じさせるようなデートをしたりして、新たな刺激を与えるのが効果的です。
2人の関係性に問題があった場合は、相手が求めていた関係性を作ることを目指していきます。
このように理由に応じて正しいアプローチが行うことができたら、もう一度好きになってもらえます。
相手の都合で振られた場合
- 忙しい
- 自分のやりたいことに集中したい
- 自分が恋人と不釣り合いだと感じている
- 体調や家族の問題
このように相手の都合で振られることもあります。
本当は好きなのに相手が自分の都合で別れを選んだ場合は、復縁できる可能性が高いです。「やっぱり好き」「あの人じゃないとダメだ」と思ってもらえることが多いからです。
でも、実はすでに好きな気持ちがなくなっていて、もともと別れたいと思っていた可能性もあります。相手が口にした理由がただの口実だった、というケースです。
そのため、相手の都合で振られた場合でも、まずは自分に原因がなかったかを考えることが重要です。
例えば、「忙しい」「一人になりたい」と振られた場合は、相手が忙しいのに夜遅くまで連絡をしたり、頻繁に会おうとしたりして、それが負担になって別れたいと思ったのかもしれません。
その場合は以下のような対応をすることで復縁できることがあります。
- 相手の気持ちを分かってあげられなかったことを謝る
- 忙しい相手を気遣ってあげる
- 相手が自分にどういう言動を求めていたのかを考え、それに応えるような対応をする
「こっちの気持ちを分かってくれたんだ」と思ってもらえたら、相手の気持ちも変わり始めると思います。
距離を置きたいと言われた場合
まだ完全に振られたとは言えない状況です。
この場合は、以下の3つの可能性が考えられます。
- 好きなのか分からなくなっていて、一度距離を置いて自分の気持ちを確かめたいと思っている
- 付き合っていることにストレスや負担を感じ、一人になりたいと思っている
- 自分の中では別れることを決めているけど、いきなり別れ話はしづらいから、少し距離を置いてから別れを切り出すか、自然消滅のような形に持っていこうと考えている
どの理由かは分かりませんが、まずは距離を置くようにしてください。引き止めたい気持ちがあると思いますが、今は相手の気持ちを尊重してあげないと、「結局この人は自分のことしか考えていない」と思われてしまいます。
距離を置くことで相手の心境に変化が表れる可能性もあります。やっぱり好きなことに気付き、元の関係に戻れるかもしれません。一時的なマンネリで気持ちが冷めていた場合は復縁できる可能性も高いです。
ただ、そのまま相手が別れを決意する可能性もあります。
その場合は相手を引き止めようとするのではなく、一旦別れを受け入れ、しばらく距離を置いてから友達に戻ることを目指したほうが、復縁できる可能性が高くなります。
相手に好きな人ができた場合
相手に好きな人ができて振られた場合は、すでにその人のことで頭がいっぱいの状態です。何かをしようとすると確実にうざがられるので、距離を置くしかありません。
もしかしたらその後、好きになった人と付き合うことになるかもしれません。
でも、たとえ付き合ったとしても、その人とうまくいくことは限りません。他の人と付き合ったことで元彼や元カノの良さに気付くかもしれません。
そもそも、好きになった人と恋人関係に発展しないこともありえます。
うまくいかなかった場合は復縁のチャンスが訪れるので、あまり悲観せずに冷静に対応するようにしてください。
また、この場合は、「好きな人ができた」というのが嘘の可能性も否定できません。
- 相手を傷つけるから、「ここが嫌だから別れたい」とは言いづらい
- 別れたい理由を詳しく説明するのがめんどくさい
- 普通に「別れたい」と言うだけでは、簡単には別れを受け入れてくれそうにない
このような理由から、「好きな人ができた」「気になる人ができた」と言って、恋人が別れを受け入れるしかない状況を作る人も少なくないんです。
好きな人ができたと振られても、その後相手に恋人ができなかった場合は、正しいアプローチを行えば復縁できる可能性があります。
復縁したいときに振られた側がやるべき10のステップ
では、振られた場合はどうすれば復縁できるのか?
ここからは、復縁したいときに振られた側がやるべき10のステップについて詳しく解説していきます。
振られた場合は以下のように進めていってください。
- 冷却期間を置く
- 別れの原因を見極める
- 別れの原因となった部分を改善する
- 別れたときよりも魅力的になれるように自分磨きをする
- 友達として連絡をする
- 何度かやり取りができるようになったら食事に誘う
- 会ったときに変化をアピールする
- 焦らずに何度か会う
- 復縁したいと思わせる
- 復縁を申し込む
1.冷却期間を置く
復縁を望んでいる人は、「すぐにでも復縁したい」という気持ちがあると思います。
でも、振られた場合は冷却期間を置くようにしてください。
振られたということは、何か理由があって相手はあなたのことが嫌になっている状態です。
一度でも復縁を迫ったのなら、未練があることが伝わっていて、警戒もされていると思います。
その状態で行動を起こせば、さらに状況が悪化してしまいます。
でも冷却期間を置けば、以下の理由から復縁可能な状況になります。
- あなたが別れを受け入れたことが伝わり、警戒されなくなる
- 相手の気持ちも落ち着き、お互いが冷静に対応できるようになる
- あなたに対する怒りや警戒心、悪いイメージなどが薄れる
- 久しぶりに連絡を取りたい、会いたい、と相手が思うようになる
- 寂しさを感じたり、あなたの良いところを思い出したりして、復縁したいと思うようになることがある
それには1~3か月は必要です。
- 別れたあとも相手から頻繁に連絡が来て、会うこともできている場合は1か月
- 別れたあとも連絡は取れているけど、相手が素っ気ない場合は2か月
- 相手から連絡が来ることはほとんどなく、嫌われている、避けられている、と感じる場合は3か月
これを目安にしてください。
2.別れの原因を見極める
相手が別れを選んだのには必ず理由があるはずです。
復縁をするためには、その原因となった自分の言動を見つめ直したり、状況を変えたりする必要があります。
なぜ振られたのか?
あなたはその理由を理解できていますか?
原因が分かっていないのであれば、自分で探さないといけません。
そこでやってほしいのが、付き合っていたときのことを掘り下げていく作業です。
- 相手から何か注意されていたことはなかったか?
- 何度も同じことを指摘されていなかったか?
- 注意されていたけど変われなかったところはなかったか?
- いつもどんなことでケンカになったのか?
- どういうときに相手の機嫌が悪くなったのか?
こういったことを振り返ってみてください。
そして、相手が自分に求めていたことや望んでいた関係性などを、相手の立場になって考えてみてください。
- 「こういうところが嫌だったのかな」
- 「本当はこうなってほしいと思っていたのかな」
- 「こういう関係性を望んでいたのかな」
こういうことを真剣に考えれば、別れの本当の原因や自分のダメだったところが見えてくるはずです。
3.別れの原因となった部分を改善する
振られた場合は、別れの原因となった部分を改善することが、復縁成功への重要なポイントになります。
「別れてから変わった」「前とは違う」と思ってもらえたら、相手が復縁を考えてくれるようになるからです。
相手が別れを選んだのは、あなたに嫌なところがあったか、状況や関係性に不満があったか、のどちらかだと思います。今のままではあなたとよりを戻そうとは思わないでしょう。
でも、嫌だったところの変化がほんの少しでも伝われば、「どうしたんだろう?」と、別れてから変わったあなたのことが気になってくるはずです。あなたが心から反省していることも伝わります。
そして、「今ならやり直してもいいかも」「今なら上手くいくかも」と思ってもらえるようになります。
別れの原因や改善すべき点が分かったら、距離を置いている間に変わる努力をしてください。
自分のわがままが原因だった場合
例えば、自分のわがままが原因だった場合は、相手は「もっとこっちのことも考えてほしい」「人を思いやる気持ちを持ってほしい」と思っていたはずです。
この場合は、これから相手のことを一番に考えた言動を取るようにすれば、相手が求めていたことに応えることができます。心から反省していることや変わろうとしていることなども伝わります。
振った側が復縁を考えるようになるのは、そんなときです。
変わるためには、普段から家族や友人に対してわがままを言わないようにして、その人のことを一番に考えた言動を取るようにするといいと思います。
4.別れたときよりも魅力的になれるように自分磨きをする
もう一度好きになってもらうためには、別れたときよりも魅力的になったところを見せることも大事です。
- 「別れてから可愛くなった」
- 「前よりカッコよくなってる」
- 「なんか雰囲気が変わった」
そう思ってもらえたら、それだけで異性として意識してもらえるようになります。
そのためには、以下のような自分磨きをするようにしてください。
- ずっと同じような髪型をしていたのなら、ヘアスタイルを変えてみる
- ファッションに興味がなくて同じような格好をしていたのなら、流行りの服装やオシャレな着こなしに挑戦してみる
- 付き合ってから体型が変わったのなら、以前の体型に戻すように頑張ってみる
- 相手の好みの見た目が分かってるのなら、それに近づけるように努力する
- 休日は家でダラダラと過ごすことが多いのなら、できるだけ外に出るようにする
- 刺激のない日々を過ごしているのなら、新しいことに挑戦してみる
- 行動範囲が狭く、デートも近場で済ませていたのなら、一人で、もしくは友人と、遠出や旅行をしてみる
- 一人で過ごすか、恋人と過ごすことばかりだったのなら、積極的にいろんな人と接するようにしてみる
久しぶりに会ったときに外見が変わっていたら、一目見てその変化に気付きます。ドキッとして、「別れてから何があったんだろう」と、あなたのことが気になってくるはずです。
新しいことを始めたり、生活習慣などを変えたりすることで、別れの原因とは関係のない部分の変化にも気付いてもらえます。人としての成長や変化が期待でき、あなたの魅力も増します。
別れてからのあなたにほんの少しでも興味を持ってもらえたら、相手を惹きつけることができます。
それが、もう一度好きになってもらえるきっかけになります。
詳しくは、「復縁できる正しい自分磨きの仕方」を参考にしてみてください。
5.友達として連絡をする
距離を置いたあとは友達として連絡をします。
久しぶりに連絡をすると警戒されることがあるので、最初は質問系の内容にするのがおすすめです。
前、一緒に○○を食べたお店覚えてる?
美味しかったから今度友達と行こうと思うんだけど、名前も場所もよく覚えてなくて。
このようなLINEを送れば、連絡をした目的や理由がはっきりと伝わります。いきなり連絡をしても不自然ではないと思います。
簡単な挨拶をしたあとに何か質問をすれば、相手はその質問に答えればいいので、返信が来る確率も高くなります。
冷却期間が終わるタイミングで相手が誕生日を迎える場合は、誕生日にお祝いのLINEを送ってもいいでしょう。
そして返信が来たら、友達として自然なやり取りを行ってください。
参考記事元彼や元カノに久しぶりに送るLINEのおすすめの内容と例文を紹介
6.何度かやり取りができるようになったら食事に誘う
何度かやり取りができるようになったら、食事に誘ってください。
直接会って顔を見ながら会話をしないと、打ち解けることも、次のステップに進むこともできません。変化や自分磨きをした成果にも気付いてもらえません。
誘えそうな雰囲気を感じたら、気軽に食事に誘ってみることをおすすめします。
食事に誘うのは、「久しぶりにご飯でも行かない?」という感じで気軽に誘いやすく、「食事くらいなら」と相手も応じやすいからです。
やり取りをしているときに相手も気さくに接してくれているようなら、会ってくれると思います。
週末何か予定ある?
もし空いてたら久しぶりにご飯でも食べに行かない?
こんな感じで誘うといいでしょう。
詳しくは、「元彼や元カノと会うための正しい誘い方」を参考にしてみてください。
7.会ったときに変化をアピールする
会ったときに意識してほしいのが、変化を感じさせることです。
変化を感じさせることで、「嫌だったところが変わった」という印象を与えることができます。
あなたの悪いイメージをなくすことができ、今のあなたに興味を持ってもらえるようになります。
別れの原因に応じて何かアピールできることがあれば、以下のように自分から変化をアピールしてみてください。
- 自己中なところがあったのなら、相手のことを優先したり、気遣ったりするような言動を取る
- 自分の意見や考えを押し付けていたのなら、相手の話をよく聞き、言っていることに共感をするようにする
- 愚痴やネガティブなことばかり言っていたのなら、楽しかった出来事やポジティブな印象を与えるようなことを話す
- 価値観の違いがあったのなら、相手の価値観や考えに理解を示すようにする
- 相手に依存していたのなら、別れてから一人の時間を楽しんでいることや新たに始めたことなどを話す
- 束縛をしていたのなら、相手のことを探るようなことはせずに、あえてあっさりした対応を取ったり、早めに帰るようにしたりする
他にも、「最近こんな風に過ごしている」とか、「こういうことを頑張ってる」とか、別れの原因と関係していることについて変わろうとしているのが伝わるようなことを言うのもおすすめです。
あなたのことをよく知っている相手は、ちょっとした変化でも絶対に気付いてくれます。ほんの少しでも変化が伝われば、復縁成功は一気に近づきます。
8.焦らずに何度か会う
一度会ったあとも、焦らずに何度か会うようにしてください。
会えば会うほどあなたの存在が大きくなっていき、もう一度好きになってもらえるからです。
- 付き合っていたときの感覚を思い出す
- 居心地の良さや安心感を覚える
- あなたと一緒にいるのが当たり前になる
- あなたの存在の大きさや大切さに気付く
これはすべて、何度も会うことで得られるメリットです。
すぐに復縁したいことを伝えたくなるかもしれませんが、一度会っただけで相手が復縁を決意することはほとんどありません。
少しずつ距離を縮めながらあなたのことも意識させるためには、焦らずに3回くらいは会うようにしたほうがいいでしょう。
別に特別なデートをする必要はありません。会えればいいので、毎回食事に行くだけで十分です。もちろん、食事以外でも問題ありません。
3回もデートをすれば、相手の反応や接し方も変わってくるはずです。
参考記事復縁デートを成功させるためのポイントと注意点|3回のデートで復縁するプランも紹介
9.復縁したいと思わせる
元彼や元カノに復縁したいと思わせるには、楽しかった思い出をよみがえらせるのが効果的です。
「あの頃は楽しかったな」「あの頃に戻りたいな」という気持ちにさせることができ、復縁を考えてもらえるようになるからです。
たくさんある思い出の中で、
- 特に楽しかったこと
- 相手も楽しそうにしていたこと
- 相手が「楽しかった」と口にしていたこと
があるはずです。
その話題をさり気なく会話の中に入れてみてください。
「そういえば〇〇に行ったときのこと覚えてる?あのときこんなことがあって、こんなことをして、めっちゃ楽しかったよね」みたいな感じで。
そうすれば、楽しかった頃のことを思い出させることができます。
あなたのことを好きだったときの気持ちも思い出すはずです。
それがきっかけであなたの大切さにも気付いてもらえると思います。
参考記事元彼・元カノに復縁したいと思わせるには?そのきっかけの作り方を解説
10.復縁を申し込む
ここまでお伝えしたことを実践していただければ、相手から復縁を申し込んでもらえる可能性があります。
でも、なかなか進展がない場合や自分から想いを伝えたい場合は、こちらから告白をします。
復縁を申し込むときには、素直な想いを伝えれば大丈夫です。あなたの気持ちをストレートに伝え、復縁を申し込んでください。
それよりも重要なのは、復縁を切り出すタイミングです。
まだ相手が復縁を考えられない心境のときには、こちらが何を言っても断られる可能性が高いです。
でも、相手が復縁したい気持ちになっているときなら、「やり直したい」と言うだけで復縁を受け入れてくれるはずです。
順調にいっていれば、連絡をしているときや会っているときの相手の反応や接し方を見ていると、復縁できそうな雰囲気を感じると思います。
- 相手のほうから連絡が来るようになった
- 相手から誘われるようになった
- 会ったときに楽しそうにしている
- 相手が帰りたがらないことがある
- 相手が思い出話をするようになった
このような復縁の脈ありサインがいくつか出たタイミングで想いを伝えれば、良い返事がもらえると思います。
参考記事復縁の告白を成功させるための5つのポイントとタイミング!具体的なセリフも紹介
振られた側から復縁を成功させた方の体験談
私がサポートを行い、先日復縁できた女性の体験談を紹介します。
前述した、振られた側がやるべき10のステップの通りに進めました。
この方は、「これ以上一緒にいるのは無理」と振られたそうです。何度も別れたくないと伝えたけど、もう彼の気持ちは固まっていたということでした。
どうして別れたいと思うようになったのか?
それを問いただしても、彼は「自分でも分からない」と言うだけで、理由は教えてくれなかったそうです。
そこでこの方に詳しく話を聞き、付き合っていたときのことを掘り下げていったら、以下のような原因が見えてきました。
- 理想の恋人像を押し付けるばかりで、彼の良さを認めてあげなかったこと
- 彼に色んなことを求めすぎて勝手にイライラしていたこと
だから、まずはそこを改善するようにしてもらいました。
家族や友人などに対しての接し方も見直してもらいました。
人の良いところを見つけるようにしたり、そこを褒めたり、相手に共感したり、そういうことを意識してもらいました。
同時に、自分磨きもしてもらいました。
この方のヘアスタイルやファッションが、どうも彼の好みとは違ったようなので、とりあえず彼の好みに近づけてもらうようにしました。
普段の自分のファッションとは違うので、いろんなお店に行き、店員さんにコーディネートをしてもらったそうです。
長かった髪も切り、彼好みのボブにしてもらっていました。
2か月の冷却期間中には一切連絡をしないようにしてもらいました。
すごく不安だったみたいですが、仕事に没頭したり、休日はできるだけ友達と過ごすようにしたりして、2か月間を乗り切ったということでした。
そしてちょうど2か月が経った頃、周りから変化を指摘されることが増えたということで、もう冷却期間は終わってもいいと判断し、彼に連絡をしてもらいました。
この方は、彼がギターを弾いていた影響で自分もギターを始めていたので、「ギターのことで分からないことがあるから教えてほしい」というニュアンスの質問LINEを送ってもらいました。
するとすぐに返信が来て、その後は近況などについてやり取りができたそうです。
そして数日LINEをしてから、食事に行く約束を取りつけてもらいました。
久しぶりに会うと、会った瞬間、外見の変化に気付いてもらえて、「えっ、どうしたの?めっちゃ可愛くなってんじゃん」「もしかして、もう彼氏できた?」と言われたそうです。
さらに、同じ過ちを繰り返さないようにしながら、彼の良さを認めてあげることや彼の意見に共感することなどを意識してもらったら、「なんか変わったね」と言ってもらえたそうです。
それからは一気に距離が縮まったということでした。
その後は思い出話もしてもらいました。
12月上旬だったので、「クリスマスや年末年始の楽しかった思い出があれば、イルミネーションの話題などから自然と思い出話に繋げることができるし、今と同じ時期の思い出なら、『去年はこんなことをして過ごしたよね』という感じで話せば、彼の記憶も鮮明によみがえると思いますよ」とお伝えしました。
実際に去年はクリスマスや年末年始を一緒に過ごしていて、楽しかった思い出があるということで、そのことを話題にしたそうです。
彼もそのときのことを小さなことまで覚えてくれていて、懐かしみながら、いろんな話をしたということでした。
こんな感じで過ごしたあと、翌週も翌々週も会っていたら、3回目に会ったときに彼のほうから告白をされ、復縁することができたそうです。
別れたあとは既読無視や未読無視をされるようになっていたそうですが、「諦めなくて本当によかった」とおっしゃっていました。
今年のクリスマスや大晦日も一緒に過ごすことができると、すごく嬉しそうでした。
参考記事復縁に成功した9名の体験談を紹介!別れ~復縁までの経緯やきっかけは?
振られたあとに意識してほしい対応の仕方
振られた側が復縁できるかどうかは、振られたあとの言動や対応の仕方によっても変わってきます。
振られたあとは以下の点を意識するようにしてください。
一日でも早く別れを受け入れる
振られたあと、何を言っても相手の気持ちが変わらなかった場合は、一日でも早く別れを受け入れてください。
しつこくしているとさらに嫌われてしまいます。
つらいと思いますが、一日でも早く別れを受け入れることが、復縁の可能性を高めることに繋がります。
まずは想いを伝えるべきですが、無理そうだと感じたらすぐに引き下がるようにしましょう。
自分からは連絡をしない、会おうとしない
振られたあとは特別な用件がない限り、自分から連絡をしたり、会おうとしたりはしないようにしてください。
そうすることであなたが別れを受け入れたことが伝わり、必要以上に警戒されるのを避けることができます。
また、きっぱりと関係を断つことで、相手が一人になった寂しさを感じたり、ふとした瞬間にあなたのことを思い出したりして、復縁したい気持ちになることがあります。
中途半端な関係をダラダラ続けるよりも、連絡をすることも会うこともない期間を作ったほうが、復縁の成功率は高くなります。
相手からの連絡には応じる
自分から連絡をするのはやめるべきですが、相手から連絡が来た場合はすべて応じるようにしてください。
どんな内容だったとしても、連絡をしてきたということは、あなたのことを悪くは思っていないと判断できます。
もしかしたら、まだ迷いや未練があるのかもしれません。やり取りをしていれば何か進展がある可能性があります。
- 未練を感じさせないようにする
- 復縁を迫らない
- 友達として接する
- 無理にやり取りを続けようとしない
- 相手から連絡が来る場合でも自分からは連絡をしない
こういったことを意識していただければ大丈夫です。
基本的には、相手から聞かれたことに答えるだけにするのが無難です。
参考記事復縁のために沈黙してたら連絡がきた!その理由と対応の仕方について
誘われた場合も会っていい
相手から誘われた場合も会って構いません。
誘われるということは、あなたに会いたい気持ちがあるということです。会っていると、相手の気持ちが変わるかもしれません。
ただし、その際も未練を感じさせるような言動は取らないように気を付け、できるだけ自然体で接することを心がけてください。
参考記事元彼や元カノから誘われたときはどうすべき?復縁したいときの対応の仕方を解説
手応えを感じても焦らない
距離を置いている間は、手応えを感じても絶対に焦らないようにしてください。
振られたあとも相手のほうから連絡が来たり、会おうとしてきたり、まだ好意があると受け取れるようなことを言ってきたりして、「もしかしたら復縁できるかも」と思うこともあるかもしれません。
でも、相手の本心が分かりません。そんな気は一切なくて、もう友達としか見ていないかもしれません。
そんなときに復縁を申し込むと、断られるばかりか、友達関係すら終わってしまう可能性があります。
もし相手が復縁を望んでいたとしたら、その関係を続けていれば相手のほうから言ってくるはずです。
アプローチを始めるまでは、振られた側は【待ちの姿勢】でいるようにしてください。
振られた側が復縁したいときの注意点
本来なら復縁できるはずなのに、間違った言動を取ったせいでチャンスが台無しになってしまうこともあります。
振られた場合は以下の点に注意をしてください。
復縁できるまで体の関係は持たない
復縁できるまで体の関係は持たないようにしてください。
都合のいい存在になる可能性や、次が見つかるまでの繋ぎとして見られる可能性があるからです。そうなると復縁は難しくなります。
特に元彼が会おうとしてくるときには、体の関係を持つのが目的のことがあります。
実際に会ったときには、そういう流れに持っていかれないように気をつけてください。
相手の家に行かないことや自分の家に上げないこと、ホテルに行かないことなどを意識するといいと思います。
参考記事元彼と体の関係を持つと復縁できる可能性が低くなる4つの理由
振られたことや相手の悪口をSNSに書かない
相手もSNSを利用していて、あなたの投稿を見ている可能性があるのであれば、振られたことや相手の悪口などは書かないほうがいいです。
内容によっては引かれてしまうかもしれません。相手の悪口や相手にも非があるようなことを書けば、怒らせてしまうかもしれません。
- 振られたことについて
- 相手への想い
- 未練が伝わる文章
- 相手への愚痴や怒り、悪口
このようなことを書くのはやめるべきです。すでに書いている人は、すぐにでも削除することをおすすめします。
参考記事復縁の冷却期間中のSNSの使い方|相手の投稿への反応の仕方も解説
距離を置く期間を長くし過ぎない
距離を置く期間を長くし過ぎるのは逆効果になります。
別れてから時間が経つほど相手に好きな人や新しい恋人ができる可能性が高くなるからです。
距離を置くのは、相手があなたに対して抱いているネガティブな感情や警戒心がなくなるのを待つためです。
それに必要なのは、2~3か月です。大抵の場合、そのくらい経てば相手の心境に変化が表れ、友達として連絡を取ることや会うことができるようになります。
距離を置くのは3か月前後を目安にしてください。
振られた場合はどのくらいで復縁できる?
振られた場合はどのくらいで復縁できるのか?
これは状況によって変わってくるので一概には言えませんが、以下が一つの目安になると思います。
冷却期間後すぐに連絡が取れた場合は冷却期間+1か月
冷却期間後すぐに連絡が取れた場合は、順調にいけば、冷却期間+1か月で復縁できることが多いです。
例えば、冷却期間が2か月必要なケースでは、別れてから復縁できるまで3か月、という感じです。
ここでお伝えした通りに進めていただければ、連絡を取り始めてから1か月くらいで復縁できると思います。
冷却期間後に思うように会えない場合は5~6か月
冷却期間後に思うように会えない場合は、復縁できるまでに5~6か月くらいかかるかもしれません。
まだ相手が会うのに抵抗がある状態だと、会えるまでに時間がかかることがあります。
会ってしまえば一気に距離が縮まると思いますが、すぐに会えそうにない場合は、冷却期間後も焦らず、慎重に進めていってください。
冷却期間後に連絡が取れない場合は6か月以上
冷却期間後に連絡が取れない場合は、振られてから6か月くらいかかると思います。
この場合は冷却期間を1~2か月くらい延長する必要があり、合計で4~5か月くらいは冷却期間が必要になります。
その後、また連絡をして、会って、という流れで進めるので、早くてもさらに1か月くらいはかかります。
相手からアクションがある場合は短期間で復縁できる可能性がある
別れたあとも相手から連絡が来る場合や会おうとしてくる場合は、短期間で復縁できることがあります。
もしかしたら、まだ未練が残っているのかもしれません。
友達として接していれば、すぐに復縁できるかもしれません。
復縁できるまでに時間がかかるケース
別れの原因や別れ方、別れたあとに取った言動、相手の性格などによって、復縁できるまでに時間がかかるケースがあります。
- 何度も同じ過ちを繰り返し、相手に見限られた
- これまでに何度も別れと復縁を繰り返している
- 別れるときに暴言を吐いたり、相手を傷つけるようなことを言った
- 浮気や嘘が原因で振られた
- 連絡が取れなくなっている
- 相手が頑固な性格
- 相手に好きな人や新しい恋人がいる
このような場合は半年以上はかかるかもしれません。
詳しくは、「一度別れて復縁できるまでの期間を状況別に解説!平均は何か月?」を参考にしてみてください。
まとめ
振られた側から復縁を成功させる方法についてお伝えしました。
振られた場合でも、正しいアプローチを行えば復縁は可能です。
特に重要なのが、別れの原因となった部分の変化を感じさせることと、別れたときよりも魅力的になった姿を見せることです。変化と魅力が伝われば、振った側の気持ちを変えることができます。
そのため、冷却期間中には変わる努力と自分磨きをするようにしてください。
その後は、連絡をして、会って、もう一度好きになってもらえるようにアプローチをしていきます。
今は不安が大きいと思いますが、ここでお伝えしたことを参考にしていただければ、やり直せるチャンスを掴むことができるはずです。
振られたけど復縁したい人にとって、この記事が少しでも参考になれば幸いです。