別れるときに「友達に戻りたい」と言われたんですけど、友達として連絡を取り続けるのは復縁には逆効果なんでしょうか?
こんな質問をいただきました。
別れるときに相手から「友達に戻りたい」と言われることはよくあります。
そして、そういう場合は実際に別れたあとも連絡が取れて、相手も友達感覚で接してくれることが多いです。
- 避けられていない
- 連絡が取れる
こういう状況は、復縁を目指す上でもかなり有利だと言えます。
ただその反面、このまま連絡を取り続けていいのか、距離を置いたほうがいいんじゃないか、という不安を感じている人も少なくないと思います。
こういう場合はどうしたらいいのか?
そのことについて解説したいと思います。
ちなみにここでお伝えするのは、相手から「友達に戻りたい」と望まれた場合の接し方です。
「別れても友達でいよう」とか、「別れても連絡していいよ」と言われた場合とは、全然ニュアンスが違います。そして、接し方も大きく変わってきます。
相手から「友達に戻りたい」と望まれたわけではない場合は、以下の記事を参考にしてください。
参考記事「別れても友達でいよう」と言われた場合の復縁に繋がる正しい対応の仕方
友達関係を続けても問題ない
まず結論から。
相手から「友達に戻りたい」と言われ、実際に別れたあとも友達として接してくれている場合は、その関係を続けてもまったく問題ありません。
復縁を目指している方の多くは、友達関係を作るのに苦労しています。別れたあとにそういう関係でいられるのなら、それに越したことはないんです。
あえてその関係を自分から壊して距離を置くメリットもありません。
連絡を取り続けていいし、友達としてたまに会っても構いません。
友達関係を続ける上での注意点
ただ、友達関係を続ける上で注意してほしいこともあります。
1.友達として接する意識を持つこと
別れた直後は、どうしてもこれまでのように恋人感覚で接してしまう人がいます。
でも、すでに相手はあなたのことを友達として見ている可能性が高いです。
恋人感覚が抜けないまま接していると、必ず相手は違和感を覚えます。当然、未練も伝わります。
そうすると、「この状態を続けるのはよくないかも」と判断し、連絡を取るのをやめる可能性があります。
難しいとは思いますが、あなたも友達と接する意識を持つようにしてください。
もしそれができないのであれば、連絡はしないほうがいいです。
2.ダラダラとやり取りを続けようとしないこと
ダラダラとやり取りを続けるのもよくありません。
別れた以上、適度な距離感は必要です。
そしてその距離感は、完全に連絡を絶たなくても、やり取りにメリハリをつければ作ることができます。
- 盛り上がって自然とやり取りが続く場合は気にせずに返信をする
- 他愛もない内容の場合は、特に返信の必要性を感じなかったら、そこで終わらせるようにする
このようなことを意識するといいでしょう。
友達関係を続けながら適度に距離を置く、という意識を持つことが重要です。
3.たまにはあなたからも連絡をすること
相手から連絡が来れば、それに返信をするのは当然のことです。
でも、ずっとその関係が続いていると、相手も気まずくなってきます。「いつも連絡をするのは自分からばかり…。もしかしたら迷惑なのかな?」って。そして、そう感じると連絡もしづらくなります。
もちろん、基本的には相手からの連絡に応じる形を続けるべきです。こちらから頻繁に連絡をしていると警戒される可能性がありますからね。
でも、たまにはあなたからも連絡をするようにしてください。
自分がやり取りを終わらせたときなどは、後日あなたから連絡をしてみるといいと思います。
4.相手の反応次第では連絡をするのをやめることも考える
最初は友達に戻ることを相手が望んでいたとしても、時間とともにその気持ちが変わる可能性もあります。
- 「こういう関係を続けていて本当にいいのかな?」
- 「お互いのためにもちゃんとケジメをつけたほうがいいんじゃないかな?」
こんな風に思い始める人もいるわけです。
そしてそういう場合は、自然と連絡を取る頻度が減り、フェードアウトするように連絡が来なくなることが多いです。
ただ、「友達に戻りたい」と言った手前、惰性で連絡を取り続ける人もいます。あなたから連絡が来れば、「返信してあげないと」と感じ、やり取りをしてくれると思います。
でもこの場合、相手の反応が変わったことに気付くはずです。なんとなくめんどくさそうだな、とか、最近素っ気ないな、とか。
そんな変化を感じたら、しばらく連絡をするのはやめたほうがいいです。
いったん自分から引き下がることで、関係が悪化するのを防ぐことができます。
また連絡を取り始めたときに、自然と友達関係に戻れる可能性も高くなります。
とりあえず2か月くらいは様子を見るようにしてください。
5.友達関係を続けながらも冷却期間を置くことはできる
別れたあとに友達に戻れたら、復縁できる可能性が高いのか?
こう聞かれることもあるのですが、それだけで復縁できることは少ないです。
なぜなら、何か原因があり、あなたのことが嫌になって別れたことに変わりはないからです。
確かに友達でいられたら、いつでも連絡を取ることや会うことができます。その点では明らかに有利です。
でも、別れる原因となったところが改善されていなければ、あなたとの復縁を考えることはないと思います。それでは、ただ友達に戻っただけで終わってしまいます。
だから復縁をするためには、自分のダメだったところを改善するため、そして自分磨きをしてより魅力的になるための時間が必要になるんです。
そのための期間のことを、冷却期間と言います。
冷却期間中は本来、相手と距離を置くため、連絡を取ることは控えます。
でも、別れたあとに友達に戻れている場合は、ここでお伝えしたとおり、完全に距離を置く必要はありません。
そしてこの場合、友達関係を続けながらでも冷却期間を過ごすことはできます。【冷却期間=距離を置くこと】と思っている人が多いのですが、そうではないんです。
友達として連絡を取りながらでも変わる努力や自分磨きをすることはできるので、そのことを意識しながら過ごすようにしてください。
会ったときに変化に気付いてもらえたら、また異性として意識してもらえるようになると思います。
まとめ
別れるときに相手から「友達に戻りたい」と言われ、実際に連絡も取れている場合は、そのまま友達関係を続けても大丈夫です。
ただし、注意してほしいこともあります。
そこから復縁に繋げるためには、ここでお伝えしたことを意識して接するようにしてください。