実は、別れ方によって復縁できる可能性が変わることがあります。
別れ方や別れ際の対応が、あなたの最後の印象を決定づけるからです。
最後に少しでも良い印象を残すことができれば、別れたあとに「また話したい」「もう一度会いたい」という気持ちを芽生えさせることに繋がります。
反対に、別れ際に悪い印象を与えてしまうと、さらに嫌われてしまうことがあります。「連絡も取りたくない」「もう会いたくない」と思われると、復縁は難しくなります。
二度と復縁できないような別れ方もあります。
では、どんな別れ方をすれば復縁できる可能性が高く、どんな別れ方だと復縁が難しくなるのか?
この記事では、復縁できる別れ方をするためのポイントや、最近増えているLINEで別れを切り出された際の対応の仕方、復縁が難しくなる別れ方、二度と復縁できない別れ方などについて解説しています。
ただし、どんな別れ方としたとしても、別れたあとの行動次第で復縁の可能性を高めることができます。
そのための具体的なステップについても解説していますので、復縁を目指している人は参考にしてみてください。
復縁できる別れ方をするための別れ際のポイント

復縁できる別れ方とは、どんな別れ方なのか?
簡単に言えば、別れ際に悪い印象を与えず、少しでも良い印象を残して終わる別れ方です。
最後の印象が良ければ、別れたあとに連絡を取ることや会うことへの抵抗感が薄れ、復縁に向けた関係を作りやすくなります。
別れ方次第では、「やっぱり別れたくない」と思わせることができる可能性もあります。
そのためにまず大事なのが、相手が嫌がる言動を取らないことです。
- まともに話を聞いてくれないこと
- 感情的になって「別れたくない」と言われること
- 別れを選んだ自分の気持ちを理解してくれないこと
- 逆ギレをされて自分が責められたり、こっちにも非があるようなことを言われたりすること
- 別れ話が終わったあともしつこく復縁を迫られること
これはすべて、意を決して別れを切り出した相手が嫌がることです。
最低限このような言動を避けることができれば、復縁できる可能性を残すことができます。
その上で、これまでの感謝を伝え、相手の意思を尊重するような態度を示すことで、最後に良い印象を残して円満に別れることができます。
そのためにはどんなことを意識すればいいのか?
復縁できる別れ方をするための別れ際の5つのポイントを解説します。
1.相手の言い分を否定せずに聞く
まずは、相手の言い分を否定せずに聞くようにしてください。
相手の心の中には、「別れを決断した自分の気持ちを理解してほしい」という思いがあります。
納得いかないこともあるかもしれませんが、そこで相手の言い分を否定したり、責めたり、相手にも非があるようなことを言ったりしてしまうと、「やっぱりこの人とは分かり合えない」と思われてしまいます。
もちろん、誤解されていることがある場合は、その誤解を解くための話はすべきです。
でもそうじゃない場合は、ちゃんと相手の気持ちを理解しようとする姿勢で話を聞くことが大切です。
そうすれば相手が本心を話してくれて、別れの本当の原因や相手が求めていたことなどを理解できるかもしれません。
そういった情報は、復縁成功への大きなヒントになります。
2.自分の素直な気持ちを伝える
別れたくないことや相手への想いはちゃんと伝えるようにしましょう。
振られたときに「別れたくない」と伝えるのはまったく問題ありません。
自分の素直な気持ちを伝えるのはすごく大事なことです。あなたの想いが伝われば、相手が考え直してくれることもあります。
- あなたの愛情が伝わっていなくて寂しさを感じていた
- あなたの気持ちが分からずに相手の気持ちも冷めていった
- あなたの素っ気ない言動のせいですれ違いが生じていた
もしこのようなことが原因だった場合は、相手に対する気持ちを正直に話すことで、誤解が解ける可能性があります。
好きな気持ちや別れたくないことを伝えるのは問題ないので、気にしなくて大丈夫です。
相手の言い分を聞き、自分の気持ちも伝え、冷静に話し合いをして、わがかまりやすれ違いがない状態で関係を終わらせることが、復縁できる別れ方をするための基本です。
冷静に話し合って別れるのは、復縁するカップルの特徴にも当てはまります。
3.別れの原因となった言動に対して謝る
別れの原因が分かっている場合は、その言動に対して謝るようにしてください。
相手を責めずに「自分に問題があった」と認めることで、誠実な印象を残すことができます。
素直に自分の非を認めれば、心から反省していることが伝わります。自分の何がいけなかったのかを自覚できていることも伝わります。
そうすると、「変わってくれるかも」と今後の変化に期待してもらえて、それが相手が復縁を考えるきっかけになります。
別れを切り出した相手の気持ちを考えても、謝罪をされると、「責められなかった」「理解してもらえた」と感じ、嫌悪感や罪悪感が和らぎます。その結果、別れたあとも連絡をしやすい雰囲気が生まれます。
つまり、誠実な謝罪は、最後に悪いイメージで終わらせないための大きなポイントになるわけです。
ただし、必死に謝ると、「重い」と思われたり、「別れたくないから謝っている」と受け取られたりすることがあります。
反省していることや後悔していることだけを冷静に伝えるようにしてください。
詳しくは、「復縁したいときの正しい謝り方」を参考にしてみてください。
4.これまでの感謝を伝える
最後は、これまでの感謝を伝えて別れるようにしてください。
- 楽しい日々を過ごせたことに対する感謝
- 相手のおかげで成長できたことや変われたことに対する感謝
- つらいときや大変なときに支えてくれたことに対する感謝
このような感謝を伝えると、最後にポジティブな印象を残すことができます。
相手も、「いろいろあったけど、こちらこそありがとう」という気持ちになるはずです。
さらに感謝で締めくくると、相手は付き合っていた日々を良い思い出として記憶します。
「楽しいこともたくさんあったな」と、当時の楽しかった記憶がよみがえることもあります。
それが、相手に復縁を意識させるきっかけになります。
また、振った側には、恋人を振ることへの罪悪感を抱く人もいます。
でも責められることもなく、最後に感謝を伝えられると、その罪悪感が和らぎます。別れたあとにあなたと連絡を取ることや会うことへの気まずさや抵抗感も薄れます。
ポイントは、短く、シンプルに、さらっと伝えること。
ダラダラ伝えると、めんどくさいと思われる可能性があります。
伝えたいことはたくさんあると思いますが、本当に感謝を伝えたいことだけに絞るようにしてください。
5.別れを決意した相手の気持ちを尊重する姿勢を見せる
「もしかしたら、もっと真剣に、繰り返し気持ちを伝えたら、相手の気持ちが変わるかもしれない」
別れ話が終わったあとも、こんな風に思うことがあると思います。
でも、想いを伝えても相手の気持ちが変わらなかった場合は、別れを決意したその気持ちを尊重する姿勢を見せることが重要です。
- 一日でも早く別れを受け入れる
- 何度も復縁を迫らない
- 未練がましく連絡をしない
このようなことを意識してさっと引き下がることで、警戒されることも、「しつこい」「重い」と思われることも、嫌われることもなくなります。
実際に早く別れを受け入れた人ほど、アプローチを始めたときにスムーズに連絡を取ることや会うことができて、うまくいっているケースが多いです。
LINEで別れを告げられたときに復縁に繋げる別れ方

近年、LINEで別れ話を切り出されるケースが増えています。
相手の感情や温度感が分かりづらく、誤った対応をして復縁の可能性を潰してしまう人も少なくありません。
では、対面でも電話でもなく、LINEで別れを切り出された場合はどうすればいいのか?
以下の別れ方を意識していただくと、復縁に繋げることができます。
相手が冷静に話せる雰囲気を作る
いきなり「別れたい」と言われたら、驚くのは当然です。
でも、そこでパニックになってしまうと、冷静なやり取りができなくなります。
「なんで?」「無理」「絶対に嫌だ」と感情的に反応してしまうと、相手も感情的になり、まともに話をしてくれなくなることもよくあります。
戸惑うと思いますが、まずは相手が冷静に話せる雰囲気を作ることが重要です。
とりあえず落ち着いて相手の気持ちや別れの理由を聞くことに専念してください。
こんな感じで返信をして、相手の話を聞く姿勢を見せるようにしましょう。
できるだけLINEでのやり取りを続ける
LINEで別れを切り出されたら、「直接話したい」と思うのが普通です。電話で話したい、会って話したい、と考えると思います。
でも、できるだけLINEでのやり取りを続けるようにしてください。
LINEで別れを切り出す人は、対面や電話では言いづらいからLINEという手段を選択する人がほとんどだからです。
- 「別れ話はめんどくさいから、LINEで終わらせたい」
- 「もう会う気はない」
- 「会っても気持ちは変わらないから、会うだけ無駄」
こんな風に思っている人も少なくありません。
もしそこでこちらから電話をかけたり、「会って話したい」と言ったりしたら、「めんどくさい」「それが嫌だからLINEで伝えたのに」と思われてしまいます。
どうしても弁明や釈明をしたいことがある場合は電話をかけることも考えるべきですが、LINEで別れを切り出した相手の気持ちを考えると、最後までLINEで別れ話を続けたほうがいいと思います。
自分の気持ちを伝えるのは一度きりにする
相手の話を聞いたら、ちゃんと自分の気持ちを伝えてください。
でも、何度もLINEを送るのはやめるべきです。
せっかく相手の話を聞いたのに、そのあとに自分の感情を押し付けてしまうと、「こっちの気持ちは無視かよ」「今話したことを全然理解してくれていない」と思われ、結局自分のことしか考えていないという印象を与えてしまいます。
伝えたいことはすべて伝えるべきですが、自分の気持ちを伝えるのは一度きりにしましょう。
相手が本気なら別れを受け入れる
やり取りをしていて相手が本気だと感じたら、別れを受け入れるようにしてください。
「どうにかして別れを回避したい」「相手を引き止めたい」という気持ちがあると思いますが、相手は別れることしか考えられなくなっている状態です。説得しようとしても無駄だと思ってください。
特にLINEで別れを切り出す人は、初めから時間をかけて話をする気がありません。別れたいことだけを伝え、早くLINEを終わらせたいと思っている人が多いです。
しつこくしていると、無視されたり、ブロックされたりする可能性が高くなります。
こんな風に伝え、相手の気持ちに理解を示すようにすると、相手は「ちゃんと向き合ってくれた」と感じ、最後に良い印象を残せます。
参考記事復縁したくても説得するのはダメ!復縁したいことを伝えるときのポイントを解説
謝罪と感謝を伝えてLINEを終える
最後は謝罪と感謝を伝えてLINEを終えるようにしてください。
こんな風に伝えてLINEを終えると、わだかまりを残さず、未練やしつこさも感じさせずに、悪いイメージを持たれることなく別れることができます。
今後、復縁に向けて行動を起こした際にも、相手が自然体で応じてくれるはずです。
ただし、謝罪も感謝も長文になると「重い」という印象を持たれてしまいます。上記の例文のように、軽く伝える程度にしてください。
別れ話のあとはLINEをしない
別れ話が終わったあとは、自分からはLINEをしないようにしてください。
せっかく綺麗に関係を終えることができても、その後もLINEをしてしまうと、まだ諦めていないように受け取られる可能性があります。
未練があると思われたら、めんどくさい存在だと思われるようになります。
でも、きっぱりと関係を断つことで、相手も別れを実感し、自然とあなたのことを考えるようになったり、これまでの日々を思い出したりして、心境に変化が表れることがあります。
どうしても連絡を取る必要がある場合を除き、別れたあとは自分からLINEをするのは我慢して、別れを受け入れた姿勢を見せるようにしましょう。
復縁が難しくなる別れ方とは?

別れ話をしていると、どうしても冷静さを失ってしまう人がいます。円満に別れることができない人も多いです。
でも、別れ方によっては復縁が難しくなることがあります。
以下の5つの別れ方が、それに該当します。
- しつこく復縁を迫った
- 別れる理由を教えてくれなかった
- しつこく理由を問いただした
- 相手を責めた、相手にも問題があるようなことを言った
- 相手に好きな人ができて振られた
復縁できる可能性はあるけど、苦戦するケース、時間がかかるケースです。
しつこく復縁を迫った
何度も断られているのにしつこく復縁を迫った場合は、うざい、いい加減にしてほしい、と思われ、嫌われてしまうことがあります。
復縁を望んでいることもはっきりと伝わっています。連絡が来れば、また復縁話をしてくるんじゃないか、と疑い、警戒すると思います。
避けられるようになることも多く、友達に戻るのも苦労するかもしれません。
参考記事未練を伝えてしまった場合でも復縁できる?警戒された状態からよりを戻す方法
別れる理由を教えてくれなかった
別れる理由を教えてくれなかった場合は、完全に見限られている可能性があります。
- この人には何を言っても無駄
- 今さら理由を教える必要もない
- 正直に理由を話すのもばからしい
こんな心理状態なんだと思います。
完全に気持ちが離れ、あきれ、うんざりしているような場合は、正直に理由を伝える気にもならず、「気持ちが冷めた」とか、「好きか分からなくなった」とか、曖昧なことを言うだけで、はっきりとは教えてくれないことが多いです。
そして理由を教えてくれなかったということは、もう何も期待していないということです。
自分で原因を見極め、そこの変化をアピールし、変わったことに気付いてもらえないと、相手の気持ちは変わらないかもしれません。
しつこく理由を問いただした
- 「なんで?」
- 「どうして?」
- 「理由を教えて」
こんな風にしつこく理由を問いただした場合は、その時点で「復縁は無理」と思われることがあります。
理由を聞くということは、自分では何がいけなかったのかを理解できていない、ということを伝えているのと同じことです。
別れの原因を理解できていない人や自分の問題点を自覚できていない人とは、やり直そうとは思わないかもしれません。
参考記事振られた理由がわからない場合の復縁方法!成功率を高めるためのポイントを解説
相手を責めた、相手にも問題があるようなことを言った
- 「こっちだって我慢してたのに」
- 「なんで自分が振られないといけないの?」
- 「そっちだってこういうところがあったじゃん」
こんな風に相手を責めるようなことや相手にも問題があるようなことを言った場合は、「こんな人とよりを戻すなんてありえない」と思われた可能性があります。
かなり印象が悪くなっているはずです。本性を見たような気がしているかもしれません。
あとで謝っても、そのときの印象が変わらないことも多いです。
相手に好きな人ができて振られた
相手に好きな人ができて振られた場合は、すでに完全に気持ちが離れています。
相手の頭の中は好きな人のことでいっぱいで、「早く別れてその人と付き合いたい」と思っている状態です。
別れたあとに好きな人と付き合うことになれば、その人と別れない限り復縁はできません。
二度と復縁できない別れ方とは?

二度と復縁できない可能性がある別れ方もあります。
それが、以下の5つです。
- 相手を傷つけた
- 浮気や嘘で相手を裏切った
- 音信不通になって自然消滅した
- 自殺をほのめかした
- 付き合ってすぐに振られた
相手を傷つけた
あなたの言動によって相手を傷つけた場合は復縁は厳しくなります。
- 暴言を吐いた
- 相手の悪口を言った
- 相手のプライドを傷つけるようなことを言った
- 相手の大切なものを壊した、捨てた
- 暴力を振るった
このような場合は、嫌われるだけでなく、憎しみにも似た感情が相手に芽生えることがあります。
言動の度合いや相手の性格によっては、許してもらえないかもしれません。
浮気や嘘で相手を裏切った
浮気や嘘が原因の場合、相手は「裏切られた」と感じていて、大きなショックを受けている状態です。
信用を失い、信頼関係も崩れてしまっています。以前のような関係に戻るのは無理だと感じる人が多いでしょう。
ただ、浮気や嘘が原因で別れても復縁しているカップルはいます。浮気をされても嘘をつかれても許せる人は、それくらい相手のことが好きなんだと思います。
別れたくないと思ってもらえるくらい愛されていたら、復縁できるかもしれません。
音信不通になって自然消滅した
付き合っているのに急に音信不通になり、自然消滅したような場合は、相手が一切の関係を断とうとしていると考えられます。
別れ話をするのもめんどくさくて、すべてなかったことにしているんだと思います。
そこから相手の気持ちが変わり、「やっぱりやり直したい」と言ってくるとは考えにくいです。
自殺をほのめかした
- 「別れるくらいなら死ぬ」
- 「何をするか分からないよ」
このように、別れるときに自殺をほのめかすようなことを言ったり、相手の前でそういう行動を取ったりした場合は、「もうこの人とはかかわらないほうがいい」と思われたはずです。
自殺をほのめかすような人と復縁したいとは思わないでしょう。
付き合ってすぐに振られた
付き合ってすぐに振られた場合は、以下の理由が考えられます。
- そもそもそんなに好きじゃなかった
- 付き合ってみたら思っていた人と違った
- どうしても我慢できないこと、耐えられないことがあった
- 生理的に無理だと感じた
- 合わないと感じた
- つまらなかった
- 前の恋人が忘れられない
上記の理由を見てもらえれば、復縁できない理由も分かると思います。
特に交際期間が半年以下だった場合は、かなり厳しいと思います。
参考記事1ヶ月しか付き合ってない人と復縁は可能?よりを戻すための方法も解説
別れたあとに復縁に繋げるための具体的なステップ

復縁できる可能性が高い別れ方をしたとしても、別れたあとに間違った行動を取ると復縁できないことがあります。
反対に、復縁が難しい別れ方や二度と復縁できない別れ方をしたとしても、正しい行動を取れば復縁できることがあります。
別れたあとは以下の点を意識すると、復縁に繋げることができます。
ステップ1:別れたときのことを謝る
別れたときの自分の言動に問題があったと感じている人は、一度そのことを謝っておきましょう。
反省していることや後悔していることなどを伝えることで、水に流してくれることがあります。
許してくれなかったり、反応がなかったりすることもあるかもしれませんが、それでも一度謝っておくことが大事です。
ただし、冷静に話し合った場合や感謝を伝えた場合、すぐに別れを受け入れた場合などは、別れたあとに謝る必要はありません。
ステップ2:1か月以上は冷却期間を置く
別れたあとは冷却期間を置くようにしてください。
お互い感情を落ち着かせる時間、別れや自分の気持ちと向き合う時間が必要です。
時間が経つと相手のなかで心境の変化があり、状況が変わる可能性もあります。
別れてすぐに行動を起こすと、未練が伝わって警戒され、避けられるようになることもあります。
最低でも1か月は連絡をせずに距離を置くようにしましょう。
1か月くらい経っても何も進展がなければ、現時点では相手にやり直す気がないと判断するしかありません。
こちらから何かをするのはタイミング的にまだ早いので、さらに1~2か月は距離を置くようにしてください。
復縁が難しくなる別れ方や二度と復縁できない別れ方をした場合は、3か月以上は冷却期間が必要になります。
参考記事冷却期間を置くと男性も女性も冷める?別れてからの心理の変化も解説
連絡が来ればやり取りを行う
冷却期間中でも、相手から連絡が来れば普通にやり取りを行うようにしてください。誘われた場合も会って構いません。
未練があって連絡をしてきた可能性もあるので、ちゃんと応じるようにしましょう。
詳しくは、「元彼・元カノが返信をくれる心理と返信が来たときに意識してほしいこと」を参考にしてみてください。
ステップ3:別れの原因と向き合い、復縁に向けての準備をする
振られた側が復縁したい場合は、別れの原因と向き合い、何がいけなかったのかを真剣に考え、それをもとに復縁に向けての準備をしておく必要があります。
- 自分のダメだったところを直す
- 今よりも異性として魅力的になれるように外見と内面の自分磨きをする
- 刺激や成長を求めて新たなことに挑戦する
主にこの3つを意識すると、あなたの変化や魅力が伝わり、相手に復縁を意識させることができます。
参考記事復縁できる正しい自分磨きの仕方!もう一度好きにさせるためにやるべきことを解説
ステップ4:友達としての関係から再スタートする
距離を置いたあとは友達に戻ることを目指してください。
距離を置いている間に相手から何のアクションもなければ、まだ復縁は考えていないんだと思います。
相手に復縁したい気持ちがなければ、いきなり告白をしても断られて終わりです。
復縁を成功させるためには、ここから相手の気持ちを変えていく必要があります。
そのためには、友達として連絡を取ることや会うことができる関係を作らないといけません。
- まずは連絡をする
- 返信が来たらやり取りを行う
- たまに連絡を取り合う関係を続ける
- 誘えそうな感じだったら食事に誘う
- 連絡が取れても、相手が素っ気ない場合はもう少し距離を置く
- 連絡をしても無視された場合はさらに1か月以上距離を置く
このようなことを意識してください。
連絡を取ることや会うことができるようになれば、その関係を続けているうちにもう一度好きになってもらえる可能性があります。
詳しくは、「友達に戻ると復縁が上手くいくのか?友達状態から復縁する方法も解説」を参考にしてみてください。
ステップ5:復縁したいと思わせるアプローチを行う
友達に戻れたら、復縁したいと思わせるアプローチを行ってください。
特に効果的なのが、以下の3つ。
- 別れの原因となった部分の変化をアピールする
- 楽しかった思い出話をして当時の記憶をよみがえらせる
- 以前と同じように接し、安心感や居心地の良さ、懐かしさを感じさせる
別れに繋がった言動を繰り返さないようにして、前とは違うところを見せていけば、あなたの変化が伝わります。嫌だったところが少しでも変わっていれば、それが相手が復縁を考える大きなきっかけになります。
思い出話をすれば、当時に楽しかった記憶をよみがえらせることができます。あなたと過ごした日々を思い出させることで、「またあの頃に戻りたい」という気持ちにさせることもできます。
会ったときには変に意識せずに、以前と同じように接するようにすれば、安心感や居心地の良さ、懐かしさを感じさせることができます。「やっぱりこの人といると落ち着く」と思ってもらえたら、復縁を意識するようになるはずです。
ただし、付き合っていたときの接し方に問題があった場合は、以前とは接し方を変える必要があります。
詳しくは、「元彼や元カノに復縁したいと思わせることができる効果的な方法と実際のプラン」を参考にしてみてください。
復縁できる別れ方をした人・挽回して復縁できた人の成功体験談

復縁できる別れ方をした人は、実際に多くの人が復縁できています。
最悪な別れ方をした人でも、その後の行動によって復縁できた人もいます。
当サイトの読者さんの成功体験談を紹介します。
円満な別れ方をして復縁できたケース(28歳女性)
価値観の違いを理由に振られ、何度も話し合いを重ねた末、最終的には納得して別れることになったAさん。
感情的な言い合いをすることも、彼を責めることもなく、冷静な話し合いの中で彼の気持ちを受け入れたそうです。
もちろん「別れたくない」ということは伝えたそうですが、彼の気持ちが変わることはなかったので、諦めるしかなかったということでした。
それでも最初は繋がっていたい気持ちがあって、「連絡くらいはこれまで通り取り続けたい」と思っていたそうです。実際に何度かLINEはしていて、彼から返信も来ていたみたいです。
でも、そんなときに当記事を読み、連絡をするのはやめて距離を置くようにしたそうです。
すると、別れてから1か月くらい経った頃に、突然彼から「久しぶりに会いたい」とLINEが来たそうです。
すぐに会うと、彼から、「冷静に自分の気持ちと向き合ってみて、やっぱり自分には○○が必要だと気付いた。自分がもっと〇〇の価値観に歩み寄るべきだった」と言われ、復縁を申し込まれたということでした。
- 冷静に話し合いをして、彼の気持ちを理解しようとしたこと
- 感情的になることも、彼を責めることもなく、ネガティブな感情を持たれなかったこと
- すがることもなく、彼の決断を尊重し、すぐに別れを受け入れたこと
- 別れたあとにしつこくせずに距離を置いたこと
このようなことが、彼に自分の気持ちやAさんと過ごした日々と向き合う時間を与えることに繋がったんだと思います。
彼を怒らせたり、うんざりさせたりするような言動を取っていたら、悪いイメージを持たれ、「別れて正解だった」と思われていたはずです。
円満に別れることができたから、距離を置いただけで、何もしなくても相手の気持ちが変わったケースです。
仕事が忙しくてすれ違いが生じたケース(30歳男性)
彼女とはお互い仕事が忙しくてだんだん会わなくなり、連絡も減っていったというSさん。
「今は仕事に集中したいし、このまま付き合っていても意味がないと思う」と振られたそうです。
すれ違っているのは分かっていたけど、Sさんのほうは別れることは考えていなかったので、「ちゃんと話をしたい」と言ったそうですが、彼女にはまともに話をする気がなくて、どうでもいいと思われているような気もして、悔しいやら悲しいやらで、「もういいや」と思って別れたということでした。
でも、「このまま終わってしまうのは嫌だ」「もっと真剣に彼女を引き止めたほうがいいんじゃないか」と思っていたときに当記事を読み、仕事が忙しいことを理由に彼女をほったらかしにしていた自覚があったので、最後にそのことだけは謝り、これまで支えてくれたことへの感謝も伝えたそうです。
彼女からも感謝を伝えるメッセージは来たそうですが、その後はお互い連絡をすることもなかったそうです。
それから1か月後、彼女からLINEが来たのは、Sさんが友人と海やキャンプに行ったり、バーベキューをしたりした写真をアップしたSNSがきっかけだったみたいです。
「元気そうだね」とLINEが来て、その後やり取りをするうちに、「仕事が落ち着いたから、一度ちゃんと話をしたくて」って言われて会うことになったそうです。
そこで彼女から、「忙しくて余裕がなくなっていた」「もっと〇〇の気持ちを考えるべきだった」と言われ、Sさんも当時の気持ちを正直に伝えたということでした。
そして、それからまた連絡を取り合うようになり、2週間くらい経った頃に、「やっぱりこれからも〇〇といたい。今ならちゃんと〇〇と向き合えると思う」と言われ、復縁できたということでした。
- 忙しくてすれ違っていたけど、それは一時的なもので、まだ彼女に気持ちが残っていたこと
- 別れ際に謝罪と感謝の気持ちを伝え、すぐに別れを受け入れたこと
- 別れたあとは距離を置いたこと
- 別れてからも楽しい日々を過ごしているのが伝わる写真をSNSに載せていたこと
- 落ち着いたタイミングで話をする機会を持つことができて、お互いの気持ちを理解し合えたこと
このようなことが、彼女に復縁を決意させるきっかけになったんだと思います。
振られた側に大きな問題があったわけでも、嫌われたわけでもなく、一時的に相手の気持ちが離れただけだったから、特別なことはしなくても戻ってきてくれたケースです。
言い合いになったけど別れたあとに挽回できたケース(32歳女性)
2年付き合った彼から「一緒にいても幸せになれない気がする」と言われ、その理由を聞くも、「2年付き合ってきてそう感じた」とだけ言われたMさん。
納得がいかずに理由を問いただすも、彼は教えてくれず、はっきりしないその態度にイラっとして、「そっちだってこういうところがあって、私はずっと我慢していた」と、これまで彼に抱いていた不満を口にしてしまったそうです。
すると彼も反論してきて、言い合いになり、最後はお互いが相手を突き放すような言葉を口にして終わったということでした。
その直後は苛立ちがなかなか収まらず、「もうあんな人とは無理」と思っていたそうですが、冷静になると「別れたくない」という気持ちが大きくなったそうです。
でも、あんな別れ方をしたので、今さら「別れたくない」とは言いづらい。
「どうしたらいいんだろう」と悩んでいたときに当記事を読み、以下の行動を取ったそうです。
- 別れたときに取った自分の言動を謝った
- これまでのことを振り返ってみて見えてきた別れの原因についても謝罪をして、最後に感謝の気持ちを伝えた
- 彼から返信は来なかったが、もうそれ以上は連絡をせずに距離を置いた
- 彼の話を聞かずに自分の話ばかりしていたところや、彼の意見を否定して自分の意見を押し付けるようなところがあったので、そこを改善するようにした
- 今よりも魅力的な女になれるように自分磨きをした
すると、1か月半後のMさんの誕生日に彼からお祝いのメッセージが届き、「あのときはこっちこそごめん」と言われ、それを機にまた連絡を取り合うようになり、たまに食事に行くようになったそうです。
久しぶりに会ったときの第一声は、「なんか可愛くなったね」だったそうです。
そして、それからは彼の話をちゃんと聞くようにして、言うことを否定しないように気を付け、共感することを意識しつつ、彼から意見を求められたときにだけ自分の考えを話すようにしていたら、「なんか変わったね。変な感じ」と笑いながら言われたそうです。
復縁を申し込まれたのは、その1週間後のこと。
「俺からこんなことを言うのはおかしいかもしれないけど、もしMに少しでも気持ちが残っているんだったら、もう一回やり直せないかな」と言われたそうです。
- 別れた直後に、別れ際に取った言動や別れの原因として考えられることに対して謝ったこと
- 最後に感謝の気持ちを伝えたこと
- その後は距離を置き、自分の問題点を改善しようと努力したこと
- 自分磨きをしたこと
- 変化に気付いてもらえるような対応を心がけたこと
このような行動を取ったことで、最悪だった印象を変えることができ、復縁を考えてもらえるようになったんだと思います。
はっきりとは理由を教えてもらえず、さらに言い合いの末に別れるという、普通なら復縁が難しい状況でしたが、別れたあとに取った言動によって挽回できたケースです。
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まとめ:冷静な別れ方が復縁のきっかけを作る
復縁できる別れ方とは、相手への敬意や感謝を忘れず、冷静に関係を終える別れ方です。
相手を責めず、感謝を伝え、潔く引くことができたら、最後に「いい印象」を残すことができます。
反対に、相手を強く責めた場合や心に深い傷を負わせた場合、他に好きな人ができた場合などは、復縁が難しくなることがあります。
とはいえ、別れ方だけで復縁できるかどうかが決まるわけではありません。
今は関係が悪化していたとしても、時間が経てば相手の気持ちが変わり、連絡を取ることや会うことができるようになるかもしれません。
とりあえず友達に戻ることができたら復縁のチャンスはある、と判断していいでしょう。
重要なのは、まずは別れを受け入れ、別れと真剣に向き合い、正しいアプローチを行うことです。
未来を変えられるのは、今後のあなたの行動次第です。






